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教育版レゴでプログラミング
レゴエデュケーション(教育版レゴ)とは
レゴエデュケーション(教育版レゴ)とは、レゴブロックを活用した体験型のプログラミングロボット教材です。
レゴ社が「Only the best is good enough」というの理念のもと開発したプログラミングロボット教材で、世界90カ国以上の教育機関で採用されています。レゴ社独自の教育システムは「4つのC(Connect, Construct, Contemplate, Continue)」ですが、レゴ社のプログラミングロボット教材は「4つのC」に加えて、決まった解答はない「オープンエンド(Open-ended)」の学習により、子どもたちの潜在能力を引き出し、知識の詰め込みではなく、なぜそうなるのだろう、という疑問や課題発見、論理的な思考から生まれる創造力を培うことができると世界中の教育機関から高い信頼を得ています。
教育版レゴ自体は購入可能
楽天市場でもAmazonでも購入できる
教育版レゴ(レゴエデュケーションWeDo2.0基本セット)は楽天市場でもAmazonでも購入できます。参考価格は32,000円。
ちなみに、レゴ以外ではソニーが有名
難しいのは学び方
ロボットプログラミング教室の多くが採用している教育版レゴ。市販もされているけれど、レゴを組み立ててコードをつないでいく作業もプログラミング自体も学習の進め方も難しい…。
家庭用教材にはレゴ教材にテキストが付属
プログラミングの知識に乏しい親では少々難しいプログラミング学習の方法をやさしいテキストで教えてくれるロボット教材があります。レゴとテキストがセットになった家庭用レゴロボットのプログラミング講座で、「Z会」と「アフレル」の2社。
レゴ使用プログラミング講座
Z会プログラミング講座
教育版レゴ(レゴエデュケーションWeDo2.0基本セット)を使ったプログラミング講座。毎回のテーマに沿ってレゴブロックを使用した教材が自宅に届く、まさに、通信講座のプログラミング版。
推奨年齢:小1~小4
推奨年齢は易しめの設定で、幼児からでも保護者のサポートがあれば授業可能。小学4年生から受講し始める場合は1つ上のレベル「発展編」の受講が推奨されている。
学習の流れ
紙ベースのZ会通信教材に酷似している。
毎月14日前後に「ワークブック」が届き、1ヶ月で2つのテーマのプログラミングに取り組む。1テーマに1時間半くらいかかるボリューム。
終わったらWebページの確認テスト「Challenge!」に取り組み、提出。確認テストの締め切りは翌月10日。
翌月20日前後に、保護者宛てに学んだ内容の確認レポート「Monthly Report」が届く。
テキストはこんな感じ
子ども向け。
保護者向け。
教材費:26,130円(初回のみ)
受講1ヶ月目に教育版レゴ(レゴエデュケーションWeDo2.0基本セット)が届く。ロボットプログラミングでは基本的に同じパーツを使い回すので、「ブロックやキットがたまる」という悩みは生じない。市場価格はおよそ32,000円なので、かなりお安い。ちなみに、教材のみの購入はできない。
1年で12体のロボットを作る
1ヶ月1体のロボットを作る過程に、2テーマのプログラミング学習が含まれている。
1年間で12体の異なるロボットを作りながら、ロボットプログラミングについて12項目の学習ができることになる。
年間支払額:76,918円
初回の教材費が25,920円で、毎月の受講料が4,250円(12ヶ月一括払い特価)で算出。
【 ▼ より詳しい無料資料請求はこちら】
Z会の資料は今後プログラミング教室を選ぶときなどにも一定の目安になるので持っていて損はない。
アフレルプログラミング教材
「アフレル」は福島県にある会社で、Z会と同じく教育版レゴ(レゴエデュケーションWeDo2.0基本セット)を使ったロボットプログラミングの学習教材。アフレル独自のテキストとレゴ教材が付いた学習セットを一括購入する教材で、Z会のように通信教材ではない。
推奨年齢:5歳~
Z会の受講推奨年齢は小学1年生からであるが、「保護者のサポートがあれば幼稚園児でも受講可能」と書かれているので、スタート時のレベルに大差はない。
学習の流れ
▼「ワークブック」にそって、課題のロボットを組み立て…
▼ アイコンを使いプログラミングを行い、ロボットを動かし…
▼ テキストで理解を確認する
という、ロボットプログラミング教材によくある一連の学習の流れ。
教材のセット内容
アフレルの教材セットには以下のものが入っている。
アフレルの教材セットにはワークブックが4冊付属していて、13のテーマが学べるようになっている。がんばり表や「できたシール」がついてくるのは嬉しい。
ワークブックの内容
テキストはこのような感じ。
教材費:29,700円(テキスト込み)
レゴ教材である教育版レゴ(レゴエデュケーションWeDo2.0基本セット)は、例えば楽天市場での参考価格は32,000円。
Z会と比較してみる
Z会の通信教材と比較した場合、アフレルの29,700円に対して、Z会では初回の教材費が25,920円なので、アフレルのテキストは4000円で4冊手に入ることになりますから計算上は1冊1000円です。Z会のテキストは1冊(1ヶ月分)が5000円ですから、Z会の方がかなり割高です。
【 ▼ 詳細&ご購入はこちら】
レゴエデュケーションを買うのであれば、格安で、かつ、テキストがついてくるアフレルで決まり!
結論
Z会か? アフレルか?
Z会の方が取り組みやすい
市販の問題集と通信教育教材とを選ぶ場合と似ていると感じました。Z会はお子さんのプログラミング経験値にあわせて、お子さんのレベルに合ったその月に必要なテキストだけが届きますから、取り組みやすくて楽しめやすい特徴があります。
アフレルはレゴもテキストも一度に届きますから、すべてを使いこなすには親がお子さんのスケジュール管理やモチベーション調整をする必要があるはずです。
Z会の方がおすすめなのは…
今回の結論としましては、将来的にロボットプログラミング教室へ通わせてあげたいとお考えのご家庭には「アフレル」をおすすめします。「アフレル」でお子さんの発達具合とロボットプログラミングへの興味関心の度合いを図り、しかるべきタイミングでロボットプログラミング教室をお探しになるのがよろしいかと考えます。
アフレルの方がおすすめなのは…
ロボットプログラミング教室をお考えでないご家庭には「Z会」をおすすめします。12体のロボットを組み立てる1年のカリキュラムを続けることができれば、文科省が想定している「プログラミング」の学習内容がほぼカバーできるはずです。「Z会」のロボットプログラミング講座には、小学校低学年を対象とした「基礎編」と小学校高学年を対象とした「発展編」がありますので、お子さんが夢中になれるようでしたら「発展編」へ進むこともできます。
より手軽な家庭用学習教材
教材が少なく費用も安い、よりお手軽な家庭用ロボットプログラミング教材なら『embot』という教材もあります。
ダンボールでプログラミング学習
ドコモのプログラミング教材
遊びながらプログラミングを覚えられる、子供の知育のためのロボットおもちゃ「embot」。
ドコモが開発したのは子どものロジカル思考を育てるダンボールおもちゃのプログラミング学習教材。
学習の流れは他教材と変わらない。ロボットを組み立て、プログラミングを組んで、ロボットを動かす。ただ、そのロボットがダンボールだというだけ。
ダンボールなので切って、貼って、自分でデザインできる。例えばこんな感じで。
推奨年齢:小学生~
推奨年齢は小学生からとされているが、プログラム自体は幼児でも十分にできるレベル。小さい子どもにとって一番難しいのは大きなダンボールから、パーツを切り離すハサミの作業と、組み立てるノリ付け作業。
【 ▼ 詳細&ご購入はこちら】
4,500円なので、とりあえずコレを買ってみて、子どもの様子を見てみるというのが一番現実的かもしれない。
【 ▼ この記事で紹介したもの】
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