【絵本の読み聞かせ】1日に何冊読めばいい? 絵本で本物の集中力をつける秘訣

絵本は1日に何冊読めばいい?
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こちらは1日の絵本の読み聞かせ冊数についての記事です。年間の読み聞かせ冊数は『絵本は年に何冊読めばいい?』『年100冊読み聞かせ知育のすすめ』でご紹介しています。

絵本で集中力をつけるには

絵本1冊より絵本10冊

絵本で集中力を鍛えるたいと思えば絵本を読むときに続けて何冊も読むことです。平たく言えば、絵本1冊で集中力が切れてしまう子よりも絵本10冊を集中して聞き続けられる子の方が集中力があると言えます。

絵本を何冊も続けて読むコツ

しかし、いきなり読み聞かせの絵本を増やしてもお子さんは嫌がるだけです。そこには少々コツが必要かもしれません。

毎日読みたい絵本は何冊?

絵本は1日3冊読もう

「1日3冊」を目安に

0〜6歳児の乳幼児への絵本の読み聞かせで、「どんなお子さんにも」おすすめすることができる絵本の読み聞かせ冊数は「1日3冊」です。

「どんなお子さんにも」というのは、今までの読み聞かせの環境やお子さんの年齢にかかわらず少なくとも「1日3冊」は読んであげたいという意味です。

「1日3冊」で習慣化

乳幼児期に大切なことは絵本の読み聞かせを習慣化することです。できれば「毎日」「同じ時間」に読み聞かせをして、小学校に入学する前に読書を生活の一部にしましょう。

1日3冊」程度であれば、ほとんどのお子さんが興味と集中力を切らさずに楽しむことができます。幼児教室での家庭教育指導では毎日の読み聞かせという習慣づくりに挫折するご家庭が最も少なかったのが「1日3冊」という冊数でした。このことも「1日3冊」の読み聞かせをおすすめしたい理由です。

「1日3冊」の習慣に「+α」を

読み聞かせを習慣にしよう

「1日3冊」であれば毎日でも続けやすいため、他の知育ポイントに心を配る余裕が生まれます。これはとても大切なことです。余裕をもって「1日3冊」の読み聞かせを習慣にした上で、読み聞かせを続けながら「+α」の知育を適宜加えるのがおすすめです。

  • 例えば「+α」で読み聞かせを充実

毎日の読み聞かせ以外の「+α」の知育におすすめなのは、例えば、絵本の読み聞かせをもっと充実したものにするために、絵本を使った「語りかけ」でお子さんの表現力や論理的思考力を鍛えることです。

  • 例えば「+α」で他の知育を始める

また、おそらく他の知育を始めるのもおすすめです。絵本の読み聞かせを習慣化できた時に考えたい「+α」の知育というのは、教育の基礎である「五育」のバランスを考えた知育です。「五育」とは教育の基礎と言われる5分野の総称で、「知育」「体育」「徳育」「美育」「語育」を指します。

五育とは

幼児教育の基本五育とは
  • 知育知能を鍛える教育。いわゆる「頭の良さ」(知育には広義の「知性教育」と狭義の「知能教育」があります。「知性教育」は五育すべてを含みます。ここでは狭義の知育の意)
  • 体育を鍛える教育。いわゆる「体の丈夫さ」や「運動神経」
  • 徳育を鍛える教育。いわゆる「道徳や倫理観」や「性格の良さ」
  • 美育感性を鍛える教育。いわゆる「美的センス」
  • 語育:主に英語力を鍛える教育。いわゆる「語学センス」(英育とも呼ばれます)

絵本の読み聞かせは、およそ「体育」以外のすべての知育面を同時に、また複合的に育むことができるために「万能知育」と呼ばれたりもするので、家庭での知育に取り入れるにはまずおすすめしたい知育法です。

特に幼児教育はこの五育のバランスが大切だと言われます。絵本の読み聞かせ「だけ」を頑張るのではなく、絵本の読み聞かせは「1日3冊」程度にとどめ、器械体操の教室に通わせたり、絵画教室に通わせたりと他の知育(広義の知性教育の意)にも注力し、さらに余力が出た時に絵本の読み聞かせ冊数を増やしていくのがおすすめです。

もちろんママもお子さんも絵本が大好きで無理をせずに、例えば「1日10冊」もの絵本を楽しんで読めてしまうご家庭は、「1日10冊」の読み聞かせに加えて、運動をしたり、お絵かきをしたりすればより完璧でしょう。

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月に一度「1日10冊」に挑戦

「1日10冊」読み聞かせ知育

「1日10冊」読み聞かせのすすめ

東京の某有名幼児教室では、家庭で毎日「1日10冊」の絵本を読み聞かせるようにとの指導をしています。この幼児教室の掲げる目標は「1年に300冊」の絵本を読むことです。つまり、3歳から3年間この幼児教室に通えば小学校入学までに900冊もの絵本を読めることになります。

毎日は無理でも「月に一度」なら

某幼児教室の指導のように毎日「1日10冊」読むのは容易ではなく、ママやパパにもお子さんにも多少の覚悟が必要です。一緒に頑張り情報交換ができるママ友が必要でしょうし、時にはお子さんが泣いてしまうような日もあるかもしれません。「頑張って」読み聞かせを続けるのは、常にお子さんが絵本嫌いになってしまうリスクと隣り合わせですので、そのさじ加減がとても難しいものです。

「1日10冊」の読み聞かせを毎日続けることは難しいですが、例えば、月に一度なら「1日10冊」の読み聞かせもできるかもしれません。そこで、お子さんの誕生日やママとパパの記念日などお子さんに身近な数字の日を「絵本の日」と決めて、毎月その日には「1日10冊」の読み聞かせに挑戦してみることをおすすめします。

「1日10冊」の特別な効果

「1日10冊」の読み聞かせには効果3つがあります。それは「基礎学力の構築」「知的好奇心の成熟」「集中力を持続できる力の鍛錬」です。

「1日10冊」の3つの効果

  • 「基礎学力の構築」
  • 「知的好奇心の成熟」
  • 「集中力を持続できる力の鍛錬」

「基礎学力」と「知的好奇心」については、改めて語る必要のないほど読み聞かせをする当然の結果ですが、「集中力を持続できる力」は「1日3冊」の読み聞かせではなかなか鍛えることができません。

※「集中力を持続できる力」とは

「1日10冊」の読み聞かせをすることができると、お子さんは自然と「集中力を持続できる力」を鍛錬することができます。集中力を持続するための練習には同じ作業をくり返し行うのが効果的ですが、絵本の読み聞かせも「1日10冊」もの量になると「耐久レース」のような様相を呈してきます。

天才を育てたハートバッグ知能を伸ばすモンテッソーリの遊び

「集中力を持続できる力」が改めて注目されたのは、天才中学生藤井四段の驚異的な集中力について雑誌に掲載されたことも大きなきっかけでした。雑誌のインタビューで藤井四段は自身の将棋の武器である驚異的な集中力について幼少期にハートバッグ作りに夢中になったことで培われたのではないか」と答えていることは、以前『知能が伸びるモンテッソーリのハートバッグの作り方』でもご紹介したとおりです。

「集中力を鍛え、知能を高める同じ行動のくり返し」と言えば楽器の演奏も典型例です。小学生くらいの時期にクラスに必ず1人はいた「勉強のできる女の子」はたいてい「ピアノのレッスン」に通っていませんでしたか?

オーケストラは高偏差値の証漫画『のだめカンタービレ』で一躍有名になった学生オーケストラは、実は音大だけでなく難関大学には必ずあります学生オーケストラは偏差値の高い大学ほど規模が大きく、演奏の質も高いのですが、理由は単純で、難関大学ほど学生オーケストラを編成できるほど管弦楽器の演奏に長けた学生が大学内にそれだけ多く在籍しているからです。

楽器を練習すれば偏差値が上がるさらに、小・中学生時代に音楽コンクールで入賞しながら音大進学を選択しなかった学生が東大京大をはじめ偏差値の高い大学に進学していることは業界内では有名な話しです。

バイオリンやピアノなどの楽器の練習は毎日同じ基礎練習のくり返しです。その単純作業のくり返しにより、集中力を持続させる力が鍛えられます。楽器の練習で培われた質のよい集中力は勉強にも発揮され、毎日の授業や予復習できちんと集中することができるため成績が上がります。これが楽器の練習は知能を高める」の理由です。

楽器のレッスンを長年本格的に受けるためには金銭的にかなりの負担を強いられますが、絵本なら手軽で簡単です。ハートバッグの作り方をわかりやすくもちろん、藤井四段の『ハートバッグ』のように絵本以外にお子さんの夢中になれる遊びや習い事があれば、遊びや習い事で集中力を鍛えることもできます。

「1日10冊」読むための計画

読み聞かせにも計画を

「1日10冊」の読み聞かせをやってみたいという場合、どうしてもママとお子さんの間で意欲の度合いに溝ができてしまいます。そのため、ママのやる気に引きずられず、お子さんのやる気と主体性を尊重することを大切にしなければいけません。

ママとお子さんのやる気の差

「1日10冊」という大きな目標を前にしますと、ママの脳では「やる気ホルモン」と呼ばれるホルモンが分泌されますので、「さあ、やろう!」と一種の興奮状態になります。しかし、お子さんは「1日10冊」という目標の難しさも、その目標を達成することの意義も、よくは理解できないので「やる気ホルモン」は分泌されませんこれがママとお子さんとの心理的な溝になってしまいます。

無理やり読めば逆効果

この時、ママのやる気に引きずられるように無理やり絵本を「10冊」読んでも効果はほとんどありません。目標を達成すると脳は快感ホルモンと呼ばれるホルモンを分泌するため、ママは達成感と充足感を感じます。しかし、目標を見定める力がまだ十分ではないお子さんには達成感もありません。お子さんに残るのは、ただ「絵本が楽しかったかどうか」という感情だけです。無理やり絵本を「10冊」読んだ場合、おそらくお子さんは絵本をそれほど楽しめていないはずです。これではいけません。もしお子さんが絵本の読み聞かせに対して「嫌だな」と思っていたら、「1日10冊」の挑戦もむしろ逆効果になってしまいます。

楽しく読むための計画を

このサイトでは何度もお伝えしているほど大切なことなのですが、絵本は「楽しく」読み聞かせることができなければ意味がありません。そこで、10冊の絵本を「楽しく」読み終えることができるためのヒントをご紹介したいと思います。例えば、以下のような方法を試してみてはいかがでしょうか。

「5日」かけて「6ヶ月」で

「1日10冊」の絵本を読むというのはママにとってもお子さんにとっても体力と精神力が必要です。「1日10冊」の読み聞かせに挑戦する時には読み聞かせる絵本の数は少しずつ増やしてみましょう。少しずつ1日10冊に近づけるのですが、おすすめは「5日」かけて1冊ずつ増やし「6ヶ月」で1日に10冊読めるようにする方法です。

おすすめスケジュール

《初めて挑戦する月》

こちらで挙げる例では「1日3冊」の読み聞かせ習慣ができていると仮定します。お子さんの誕生日の日付など「毎月〇〇日を『1日10冊』の日にする」と決めたら、その『1日10冊』の日の「5日前」から読み聞かせの絵本を1冊ずつ増やしてみましょう。

  • 5日前には「1日3冊」
  • 4日前には「1日4冊」
  • 3日前には「1日5冊

 …

と、毎日1冊ずつ読み聞かせる絵本を増やしていきます。「1日10冊」に初めて挑戦する時には「1日5冊」くらいが限界かもしれません。お子さんの様子をみて「これ以上は読めそうにないな」と判断した場合は、当初定めた「1日10冊読む日」まで「1日5冊」の読み聞かせを続けてみてください。

  • 2日前にも「1日5冊
  • 当日も「1日5冊

時には「1日5冊」読めない日があっても結構です。当初定めた「1日10冊読む日」以降はまた「1日3冊」に戻しても結構ですし、お子さんが読みたがるようでしたら「1日5冊」の読み聞かせを続けるのもよろしいでしょう。

《2ヶ月目の挑戦》

そうして、次の月も「5日」かけて1冊ずつ読み聞かせる絵本を増やしてみます。この時お子さんはきっと「1日5冊」以上読めるはずです。次の月には「1日6冊」を目標にしてみてください。

  • 5日前には「1日3冊」
  • 4日前には「1日4冊」
  • 3日前には「1日5冊」
  • 2日前には「1日6冊
  • 当日も「1日6冊

《3ヶ月目の挑戦》

その次の月は「1日7冊」を目標にしてみましょう。

  • 5日前には「1日3冊」
  • 4日前には「1日4冊」
  • 3日前には「1日5冊」
  • 2日前には「1日6冊」
  • 当日は「1日7冊

《4ヶ月目の挑戦》

4ヶ月目は「1日8冊」を目標にします。このとき「5日前」の読み聞かせは目標から逆算した絵本の冊数にしてみてください。

  • 5日前には「1日4冊」
  • 4日前には「1日5冊」
  • 3日前には「1日6冊」
  • 2日前にも「1日7冊」
  • 当日も「1日8冊」

《5ヶ月目の挑戦》

5ヶ月目は「1日9冊」を目標にします。多くのお子さんで見られた反応としましては、5ヶ月目で「8冊読めたら10冊読むのは簡単」なケースと、「8冊までは順調に増やせたけど、9冊目、10冊目の読破がなかなかうまくいかない」ケースに分かれるようでした。

「1日10冊」というのは一つの目安ですので、「1日8冊」が今のお子さんの集中力の限界であれば無理に読み聞かせ冊数を増やさず、お子さんが集中力を持続できる力を伸ばすのを気長に待ちながら「1日8冊」の読み聞かせを数ヶ月間続けてあげてください。

  • 5日前には「1日5冊」
  • 4日前には「1日6冊」
  • 3日前には「1日7冊」
  • 2日前にも「1日8冊」
  • 当日も「1日9冊」

《6ヶ月目の挑戦》

そして6ヶ月目に「1日10冊」を読破できるように目標を設定してみましょう。

  • 5日前には「1日6冊」
  • 4日前には「1日7冊」
  • 3日前には「1日8冊」
  • 2日前にも「1日9冊」
  • 当日も「1日10冊」

「1日10冊」の読み聞かせを「月に一度」とした場合、お子さんが絵本嫌いになるリスクは軽減できますが、「1日10冊」もの絵本を楽しく読めるようになるには半年ほどはかかると思います。

もし「1日10冊」の読み聞かせに毎日挑戦してみようとする場合には、おそらく3ヶ月ほどで慣れるはずです。(この場合、早く慣れるのはお子さんの方でしょう。10冊もの読み聞かせは喉に負担をかけますから、慣れるのに3ヶ月かかるのはママの方かもしれません

ママの喉のケアを忘れずに

「月に一度」の挑戦でも、毎日の挑戦でも、1日に10冊もの読み聞かせをするのはママの喉には大変な負担です。特に空気が乾燥する冬場は喉の免疫力が低下するので風邪をひきやすくなります。のど飴や生姜湯などで喉のケアを忘れずに。

外に読み聞かせに出ることも多かったので「喉にいい」食材やレシピに注目していたのですが、何にでも使えて効果も感じたのが「マヌカハニー」というオーガニックな蜂蜜でした。(読み聞かせ仲間に教えてもらいました。もともと生姜湯や大根もちには普通の蜂蜜を使っていたのですが、せっかく使うのなら少しでも酵素やミネラルが補給できたら嬉しいなと思って使ってみるとなぜか風邪知らずに…。蜂蜜パワーのおかげか、マヌカハニーのパワーなのか、おかげで外で風邪をもらうこともなく過ごせました)

▼「ひと匙舐めると喉のイガイガが治る」のマヌカハニー

「1日3冊」と「1日10冊」という読み聞かせ法をご紹介しました。絵本の読み聞かせは幼児知育の中では最も複合的な能力を総合的に伸ばすことができる万能知育です。絵本から児童書へ、児童書から純文学と学術書へ、楽しむための読書から学びのための読書へとスムーズに移行できるように、お子さんの発達や興味や成長に合った読み聞かせ習慣を作り、読書の基礎力を育んであげてください。

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さいごに

 

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ご質問をいただきました

読み聞かせる絵本の数え方についてご質問をいただきましたので、この場を借りて回答させていただきたいと思います。

ママ
くり返し読み聞かせをしている絵本はどのように数えたらいいでしょうか。一度読んだら、読み聞かせをした絵本は1冊を数えるのみですか?それとも「今日1回、明日1回」読めば、2冊読んだことにしていいのでしょうか…

読み聞かせた絵本の数え方につきましては、次の方法をおすすめいたします。

  1. 同じ日に同じ絵本を何度読んでも「1冊」と数える。
  2. 違う日に読んだら、以前読んだことがある絵本でもその都度「1冊」と数える。

この方法で数えますので、こちらでご紹介しております「1日3冊」「1日10冊」という目安『(過去に何度も読んだ絵本であっても)その日に読んだ絵本』が3冊であり、10冊であることを意味しております。

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