幼児のタブレット学習を試すご家庭が増え、幼児向けタブレット教材の効果が口コミで広まっています。大注目の2大教材は”すまいるぜみ”と”RISUきっず”。2教材の特徴や違いをご紹介。
【このページの目次】
先取り学習ってどう?
幼児向け2大タブレット教材
すまいるぜみ
2018年にイード・アワードを受賞した英語が大注目のタブレット教材「すまいるぜみ」。学べるのは10分野。
ひらがな・カタカナ・ことば・えいご・ちえ・かず・とけい・かたち・せいかつ・しぜん
「効果が感じられる!」と口コミが広まっている英語講座は、子どもが自分で英語の発音を「聞いて」「真似る」練習ができるようになっている。「恥ずかしがり屋の子どもが思わず真似している」「すまいるぜみを初めて、NHKの英語番組などを見ていても英語を真似して発音するようになった」など評判がいい。発音する機会が多くなるので、発音がよくなり、「すまいるぜみ」では楽しく英会話力が鍛えられる。ちろんすべてネイティブ発音。
「すまいるぜみ」はもともとタブレットに強い会社なので、タブレットの書きやすさは業界No1。書き心地はまるで紙に書いているようで、幼児のひらがなの練習には最適。
「ちえ」の学習やご褒美ゲームも小学校の内容を楽しく取り入れていたり、脳育パズルを上手に易しくアレンジしていたり、と思考力が伸びるよう工夫された内容。
▼ 申し込みは簡単! 30秒で完了
2週間の全額返金保証がついていて安心です。でも、スマイルゼミの場合はまずは「資料請求」がおすすめです(理由は後述)。
「お試し受講」のリスク
スマイルゼミは原則「最短12ヶ月の継続契約から」となっていますが、「全額返金保証」があるため、実質、2週間のお試し受講ができることになります。
2週間の「お試し受講」では、お子さんは夢中になって勉強することでしょう。これが思わぬ落とし穴です。「こんなに楽しそうに勉強するなら始めてみようか」と思うはずです。
しかし、実際は(タブレット学習が初めての場合)チャレンジタッチでもスマイルゼミでもお子さんは同じように大喜びします。そのため、始めてから数ヶ月した頃に「これならチャレンジタッチの方が良かったかな(特に小学校低学年に多い)」や「やっぱりZ会にすべきだったかも(特に小学校高学年に多い)」などと思うケースが少なくありません。
詳しい資料は同封されない
チャレンジタッチにはお試し受講はなく、最低でも2ヶ月契約からしか始められませんから、ほぼ必ず資料請求をします。しかし、スマイルゼミの「2週間お試し受講」では詳しい資料は同封されません。
無料資料請求はマスト
詳しい資料は「無料資料請求」で簡単に入手できます。スマイルゼミはまだ新しい会社ですので、どんなにネットで情報を仕入れても、実物は必ず手に入れた方がいいと思います。
資料請求は小学生コースも
1つ、大切な注意点があります。
▼ 幼児コースの「資料請求」
2019年現在、幼児コースの資料請求では見たい資料は届きません。「英語プレミアム」の情報は「小学生コース」の資料請求をする必要があります。
「英語プレミアム」の冊子が神!
スマイルゼミの資料請求で届く資料は、主に以下のものです。
▼ 小学生コースの「資料請求」
▼ こちらの「学習カリキュラム」には準拠している教科書リストが掲載されているのですが、最後に「英語プレミアムコース」の紹介ページがあります。
こちらには何と「英語プレミアムコース」の全カリキュラムが掲載されています。これを見れば、HOPコースとSTEPコースで学習する内容の違いが一目瞭然です。
▼ 「HOPコース」
「HOPコース」で学ぶのは、動物や食べ物、数字、色や形、スポーツ、天気など身近な単語です。すでに英語教室に通っているご家庭は、英語教室のカリキュラムと照らし合わせることができます。
▼ 「STEPコース」
「STEPコース」で学ぶ内容は英語を使う状況別に想定されています。「あいさつ」から始まり、「のどが乾いてる?」「これはいくら?」など実際の英会話ですぐに使える基本表現の中で基本文法を学べる内容になっています。単語に注力したHOPコースからレベルアップしていることが分かりますが、こちらもすでに英語学習を始めているご家庭では進捗状況を詳しく比較することができます。
▼ 「英検コース」
「英検コース」も英検5級から英検3級までの講座内容が掲載されていますので、いつ頃からHOP/STEPコースから「英検コース」にすべきかも考えやすくなっています(少し英語ができるお母さまなら「英検コース」にすべきか、市販の対策問題集で十分なのかも判断できる情報量だと思います)。
2019年現在では英検3級までの記載ですが、追加された英検準2級および英検2級の内容もすぐに追加掲載されるはずです。
さらにこんな資料まで
スマイルゼミの教材内容はどんどんと新しくなるでしょうが、スマイルゼミがどんな方向へ進もうとしているのかを読み取ることができます。
小学校6年間の学習予定
例えば、資料請求で届く「教材の紹介冊子」は必見です。スマイルゼミには余計な付録はついてこないため紹介する教材がシンプルなので、当然、教材紹介冊子もとてもシンプル。
▼ 4年生「算数」
各学年の各教科が1ページにコンパクトにまとめられています。そのため、冊子を1冊パラパラをめくれば小学校6年間の学習の様子がはっきりとイメージできるようになっています。
▼ 1年生「国語」
小学1年生の講座では簡単すぎるなと感じても、それは小1の学習内容がシンプルすぎるからかもしれません。
「発展クラス」について
さらに、この「教材の紹介冊子」には各学年の各教科に「発展クラス」についての記述があり、タブレット画面例つきで特徴が紹介されています。
▼ 4年生「算数」
「発展クラス」を追加するかどうかにも非常に役に立ちます(「この内容なら来年からでいいかな」「高学年になってからでも大丈夫そう」という感覚がつかめます)。
▼ 1年生「国語」
お試し受講の「前」がおすすめ
お子さんがタブレット教材を試してみることができるお試し受講の前に、是非とも資料請求をおすすめします。
「資料請求」すれば、心理学的にパソコンの画面よりも印刷物の方が細かい情報が精査できます。無料請求した資料が届いたらすぐにお試し受講の申し込みをするというくらいのタイミングですがちょうど良いと思いますが、冷静な判断が得意な方なら資料請求とお試し受講を同時請求してもよろしいかもしれません。
▼ まぁ、資料請求はご自由ですが…
RISUきっず
「RISUきっず」は算数のみに特化したタブレット教材。独自のアルゴリズムを最大限に活用して、今、アメリカで注目されている論理思考(Critical Thinking)を育める。「算数嫌いな女の子が3ヶ月で『算数大好き!』と言うようになった」などと大評判。
年中後半から数の概念を学び、小学校1年生の算数前半の内容までを網羅している。小学校へ上がり「RISU算数」に移行すると、75%以上の受講生が1年以上先の内容を学習している。小学校低学年のうちに小学校6年分の学習を終える子も多数。
退会理由には「すべて学び終えたから」「算数の成績はもう十分に伸びたから(他教科の勉強をしたい)」という前向きなコメントが多数。
【この記事を書いたのは】
元幼児教室及び進学塾講師
かつて某幼児教室で講師をしていました。塾講師時代は進学塾で中学高校の英語と数学を担当。子育てでは『RISU算数』を続けながら『チャレンジタッチ』『スマイルゼミ(小学生向け)』『すまいるぜみ(幼児向け)』『デキタス』も経験あり。一番下の子は(上の子を真似したがるため)2歳で『RISUきっず』、4歳で『RISU算数』を始め、兄弟で算数検定受験を楽しんでいる。
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