「すまいるぜみ」と「RISUきっず」の両方を受講し始めました。幼児タブレット教材の学習ブログです。今日は「すまいるぜみ」と「RISUきっず」を比較してみたいと思います。
【このページの目次】
結論!
2社同時受講で大満足!
我が家は子どもが多めという特殊な状況ではあるかもしれませんが、「すまいるぜみ」と「RISUきっず」の2社同時受講に大満足しています。
どちらかを選ぶとなると…
「すまいるぜみ」…かも!?
どちらか一方を選ぶとなると、非常に難しいのですが「すまいるぜみ」をおすすめするかもしれません。「RISUきっず」の内容であれば、市販の幼児向け問題集やママ塾の家庭そろばん学習でも十分にカバーできる可能性があるからです。(子どもを楽しませつつ毎日継続できれば「RISUきっず」の効果は得られるかもしれないという意味で)
「RISU算数」は受講すべき!
仮に、幼児期に「すまいるぜみ」を受講するとすると、おそらく小学校に入学してからも「スマイルゼミ」を受講し続けることになると思うのですが、私はある数学科教授の話を聞いてしまったので「RISU算数」は小学校の早いうちに受講すべきだと考えています。
「すまいるぜみ」の楽しさ
キャラクターのデザインや音声、画面の雰囲気など、タブレット画面の楽しさは「RISU算数」よりも「すまいるぜみ」の方が圧倒的に子ども好みです。(「スマイルゼミ」も「チャレンジタッチ」の華やかさには劣りますが)
▼ スマイルゼミ(小学生コース)
▼ RISU算数(小学生コース)
▼ チャレンジタッチ(小学生コース)
そのため「すまいるぜみ」を先に始めてしまうと、後から「RISU」を受講しても学習画面がシンプルすぎて「つまらない」と感じるリスクを負うことになります。
できれば、3ヶ月から半年ほど前から「RISU」を始めておいて「すまいるぜみ」を追加するのが理想だとは思います。我が家は「RISUきっず」と「すまいるぜみ」を同時に始めましたが、「すまいるぜみ」ばかりをやりたがるので
「RISUきっず」をやったら「すまいるぜみ」をやる
というルールにさせてもらっています。
RISUとすまぜみを比べると
「RISUきっず」の教材内容
「RISUきっず」の問題は公文の問題に似ている気がします。どちらも子ども一人ひとりの進度が異なる教材なので一概には言えませんが、レベルも同じくらいではないかと感じました。
「RISUきっず」の効果
「RISUきっず」は(きちんとやれば)公文並みの効果が出る!
「すまいるぜみ」の教材内容
正直に申し上げまして「すまいるぜみ」は「英語プレミアム」狙いでしたので、「すまいるぜみ」の通常教材にはあまり関心を持っていませんでした。
期待値が低かったので参考にならないかもしれませんが、実際にやってみるととても良かったです! 図形や空間把握などの問題ではタブレットの利点を最大限に生かして動きで解説を入れてくれていますし、ひらがな・カタカナも評判通り非常になめらかでストレスなく練習できます。
しかし、何よりも良かったのは「英語プレミアム」でした。期待値が高かったにも関わらず、十分に期待に応えてくれています。
私が嬉しかったのは英単語の発音練習です。今までいろいろなことを試しましたが、なかなか英語の発音自体に興味を持ってくれませんでした(日本語発音で英語を口にするだけで自己満足していた)。それが、スマイルゼミのチャンツ課題で、英語のネイティブ発音とイントネーションをいとも簡単にマスターしてしまいました(さすが幼児!)。癖のあった英語の発音もすいぶんと改善された上に、悪かったリズム感まで解消されていました(ありがとう!すまいるぜみ!)
ただ、通常コースの英語の課題は月に3種類(その月の単語の発音練習、その月の単語の聞き取り練習、会話の聞き取り練習)しかありませんので、ネット上での評判通り「英語プレミアム」を付けなければかなり物足りなく感じられるはずです。
「英語プレミアム」には約3〜4倍の単語と、約2〜3倍の発音練習と長文リスニングが含まれています。我が家で一番活躍しているのは「絵本の読み聞かせ」です。文量がちょうど良く、単語の発音練習のおかげで「英語を聞いたら声に出してリピートする」が習慣になったので、読み聞かせの絵本を丸ごと覚えてくれました。これが毎月積み重なると日常会話の基礎力は十分につくと思います。
「すまいるぜみ」の効果
「すまいるぜみ」の英語プレミアムは(きちんとやれば)幼児英語教室並みの効果が出る!
「英語プレミアム」のレベル
「英語プレゼミアム」のレベルには「HOP」「STEP」「英検」の3コースがありまして、教材選びの際には「HOPは簡単すぎる」という口コミをよく見かけました。
私は「絵本の英語読み聞かせ」がとても良いと感じているのですが、すでに英語の絵本をたくさんお持ちのご家庭では不要(逆に簡単すぎて勉強にならないかも?)でしょうし、「HOPコース」で追加される英単語も野菜や動物など身の回りの基本単語だけですから、すでに英語教室などに通っているご家庭では「STEPコース」から受講した方がいいのかもしれません。
ただ、「STEPコース」になると活字が多くなります。英語の字幕や日本語訳などが表示されるようになるからです。幼児期はせっかく英語を楽しめる貴重な年齢ですから、字幕が必要になる教科書的な文章ではなく、テストに頻出の単語や構文ではないけれど英会話に重要な英語を聞きたいと考えることもできるかもしれません。
▼ 申し込みは簡単! 30秒で完了
2週間の全額返金保証がついていて安心です。でも、スマイルゼミの場合はまずは「資料請求」がおすすめです(理由は後述)。
「お試し受講」のリスク
スマイルゼミは原則「最短12ヶ月の継続契約から」となっていますが、「全額返金保証」があるため、実質、2週間のお試し受講ができることになります。
2週間の「お試し受講」では、お子さんは夢中になって勉強することでしょう。これが思わぬ落とし穴です。「こんなに楽しそうに勉強するなら始めてみようか」と思うはずです。
しかし、実際は(タブレット学習が初めての場合)チャレンジタッチでもスマイルゼミでもお子さんは同じように大喜びします。そのため、始めてから数ヶ月した頃に「これならチャレンジタッチの方が良かったかな(特に小学校低学年に多い)」や「やっぱりZ会にすべきだったかも(特に小学校高学年に多い)」などと思うケースが少なくありません。
詳しい資料は同封されない
チャレンジタッチにはお試し受講はなく、最低でも2ヶ月契約からしか始められませんから、ほぼ必ず資料請求をします。しかし、スマイルゼミの「2週間お試し受講」では詳しい資料は同封されません。
無料資料請求はマスト
詳しい資料は「無料資料請求」で簡単に入手できます。スマイルゼミはまだ新しい会社ですので、どんなにネットで情報を仕入れても、実物は必ず手に入れた方がいいと思います。
資料請求は小学生コースも
1つ、大切な注意点があります。
▼ 幼児コースの「資料請求」
2019年現在、幼児コースの資料請求では見たい資料は届きません。「英語プレミアム」の情報は「小学生コース」の資料請求をする必要があります。
「英語プレミアム」の冊子が神!
スマイルゼミの資料請求で届く資料は、主に以下のものです。
▼ 小学生コースの「資料請求」
▼ こちらの「学習カリキュラム」には準拠している教科書リストが掲載されているのですが、最後に「英語プレミアムコース」の紹介ページがあります。
こちらには何と「英語プレミアムコース」の全カリキュラムが掲載されています。これを見れば、HOPコースとSTEPコースで学習する内容の違いが一目瞭然です。
▼ 「HOPコース」
「HOPコース」で学ぶのは、動物や食べ物、数字、色や形、スポーツ、天気など身近な単語です。すでに英語教室に通っているご家庭は、英語教室のカリキュラムと照らし合わせることができます。
▼ 「STEPコース」
「STEPコース」で学ぶ内容は英語を使う状況別に想定されています。「あいさつ」から始まり、「のどが乾いてる?」「これはいくら?」など実際の英会話ですぐに使える基本表現の中で基本文法を学べる内容になっています。単語に注力したHOPコースからレベルアップしていることが分かりますが、こちらもすでに英語学習を始めているご家庭では進捗状況を詳しく比較することができます。
▼ 「英検コース」
「英検コース」も英検5級から英検3級までの講座内容が掲載されていますので、いつ頃からHOP/STEPコースから「英検コース」にすべきかも考えやすくなっています(少し英語ができるお母さまなら「英検コース」にすべきか、市販の対策問題集で十分なのかも判断できる情報量だと思います)。
2019年現在では英検3級までの記載ですが、追加された英検準2級および英検2級の内容もすぐに追加掲載されるはずです。
さらにこんな資料まで
スマイルゼミの教材内容はどんどんと新しくなるでしょうが、スマイルゼミがどんな方向へ進もうとしているのかを読み取ることができます。
小学校6年間の学習予定
例えば、資料請求で届く「教材の紹介冊子」は必見です。スマイルゼミには余計な付録はついてこないため紹介する教材がシンプルなので、当然、教材紹介冊子もとてもシンプル。
▼ 4年生「算数」
各学年の各教科が1ページにコンパクトにまとめられています。そのため、冊子を1冊パラパラをめくれば小学校6年間の学習の様子がはっきりとイメージできるようになっています。
▼ 1年生「国語」
小学1年生の講座では簡単すぎるなと感じても、それは小1の学習内容がシンプルすぎるからかもしれません。
「発展クラス」について
さらに、この「教材の紹介冊子」には各学年の各教科に「発展クラス」についての記述があり、タブレット画面例つきで特徴が紹介されています。
▼ 4年生「算数」
「発展クラス」を追加するかどうかにも非常に役に立ちます(「この内容なら来年からでいいかな」「高学年になってからでも大丈夫そう」という感覚がつかめます)。
▼ 1年生「国語」
お試し受講の「前」がおすすめ
お子さんがタブレット教材を試してみることができるお試し受講の前に、是非とも資料請求をおすすめします。
「資料請求」すれば、心理学的にパソコンの画面よりも印刷物の方が細かい情報が精査できます。無料請求した資料が届いたらすぐにお試し受講の申し込みをするというくらいのタイミングですがちょうど良いと思いますが、冷静な判断が得意な方なら資料請求とお試し受講を同時請求してもよろしいかもしれません。
▼ まぁ、資料請求はご自由ですが…
▼ RISUは1週間お試し受講あり
この記事を書いた人
元幼児教室講師。塾講師時代は中学高校の英語を担当。英検1級。夫の海外赴任先では英会話講師、幼児英語教室講師も経験あり。
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