【カニ通販の失敗】知らなきゃ危険! 初めての蟹通販で絶対に知っておくべき失敗トラブル24事例と予防&対処法

【2019カニ通販】中身がスカスカ!これじゃない! 蟹お取り寄せ失敗トラブル10事例と見抜き方
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自称蟹マニアの辛口レビュー蟹通販ブログ、今回は、カニ通販のよくある失敗談と良い蟹の見抜き方, 対処法について。

カニ通販の「失敗」とは

カニ通販はクレームは多め?

カニ通販というのは、高級スイーツや高級和牛など他の高級食品や加工食品と比べてもクレームの多い通販だと思っています。

業者が悪い失敗トラブル9例

蟹の質が悪すぎる

写真とはまったくの別物!

「ネットの写真とまったく別物じゃないか!」と思うほどのひどい蟹が送られてくる場合もあります。

「写真の蟹と全然ちがう!」
「何だ、このスカスカの蟹の脚は!」
「何だかゴムを食べてるみたい…」
「かに鍋がインスタントスープ味…」
「蟹3kgでこんな小さな蟹ばっかり…」

などなど。せっかくの特別な夕食になるはずなのに蟹のせいで貴重な家族の時間を台なしされるのは我慢ができません。

小さい蟹で重さをごまかす

蟹の殻の重さは同じ

蟹はサイズによって値段が大きく変わりますが、殻の重さは蟹本体が4Lでも10Lでもあまり差がありません。

小さい蟹ならコストダウン

そのため悪質業社は「蟹2kg」などと表記して小さい蟹をたくさん入れてコストを下げます。

何杯入り? サイズは何L?

蟹通販サイトの小さい字をよく読んでみてください。およそ何杯の蟹が入っていると書かれていますか? 何サイズの蟹が入っていると書かれていますか?

おすすめは5L以上

4L以下の蟹は一生懸命に殻をむいても食べるところがほとんどないように感じられるので私はおすすめしません。

小さい脚でカサ増しする

「足し脚」って何?

また「足し脚」や「差し脚」という言葉にもご注意ください。「足し脚」や「差し脚」というのは最近では一番人気の「蟹脚セット」で行われる補填行為です。

売れない脚を買わされる

蟹の脚は下の方にある脚ほど小さくなります。お尻の横のあの小さな脚は売り物になりません。また小さな蟹なら真ん中のあたりの脚すら売れないでしょう。そんな売れないサイズの脚を使って「足し脚」をして重さをカサ増しできてしまいます。

蟹2杯セット(足し脚あり)」などとは書かれていませんか?

【蟹選びのコツ】

「重さ」ではなく「数量」で!

蟹は「重さ」ではなく、姿蟹なら何杯なのか、蟹脚なら何本なのか、入っている数量をご確認ください。

蟹の重さの表示は「何人前」という目安です。「蟹1kg」という商品が「1杯1kg」なのか「1kgで3肩」では食べた満足感はまったく異なります。

表示してないショップは慎重に

入っている数量を表示していない蟹通販ショップも多いので、数量表示のないショップの口コミ評判チェックは厳しめに!

蟹の重さをカサ増しする

蟹についてる氷でカサ増し

蟹通販ショップで取扱う蟹はほとんどが冷凍商品ですから、蟹の周りには当然、氷がついています。

この氷(グレースと言います)はボイル蟹を急速冷凍するときに蟹を乾燥から守る大切な氷だそうです。

蟹通販ショップの中にはグレースの重さまで「蟹重量」に含んでいる販売店があります。

良いショップのグレースはきれい

良い通販ショップの蟹はこのグレースがビロードのように薄くてとても上品に見えます。

あまり良くない蟹には表面が平らではない厚めのグレースで覆われています。

蟹の重さを誤魔化す

誤魔化す方法はまだまだある

口コミ評判で有名なのが「届いた蟹が表記された重量よりも何百グラムも少なかった!」というお怒りです。実はまだまだ蟹の重さを誤魔化す方法があります。

それってボイル前? ボイル後?

これは茹で蟹が「ボイル前に計量されたか、ボイル後に計量されたか」です。蟹は茹で上げ後には重さが15〜30%ほど減ってしまいます。

表記していないショップもたくさん

蟹通販ショップの中にはボイルする前の「活蟹」の状態の重さを表示しているところがあります。というより、そちらの方が多いのではという気もします。

身がスカスカで身入りが悪い

次は蟹の品質のお話です。

蟹の脱皮が味に大きく影響

蟹は脱皮をくり返して大きくなる生き物です。生物学科卒の蟹好き友達は冗談交じりに「蟹の脱皮は自分を産む ”出産” なんだよ」と言いますが、蟹の脱皮は本体の体力と生命力をごっそりと奪う命がけの成長なのだそうです。

脱皮前後の蟹は軽くなる

そのため、蟹の脱皮直前は硬い殻の内側に新しい殻ができている「2枚皮」という状態になっていたり、脱皮直後は殻がまだ柔らかかったりします。脱皮直後の蟹は見た目は大きいのに持つとすごく軽いという特徴があり、プロならすぐに分かり蟹の選別作業では真っ先に振り落とされる身がスカスカの蟹です。

良質な蟹は殻が堅い

良質な蟹は「堅蟹」と呼ばれ、殻がとても堅い蟹です。フジツボなどが付着していればその蟹はもう長いこと脱皮をしていない証拠。身の詰まったとても美味しい蟹です。

蟹通販の繁忙期に悪い蟹が増える

品質管理が甘い会社では(通常期では問題なくても)取扱量が増える忙しい時期に検査する蟹の量が増えた時に、この脱皮直前直後の蟹が見抜けなくなるほど長時間労働を強いてしまったり、見抜くスキルがないバイトを雇ったりしてダメな蟹がそのまま売られてしまいます

こういう業者は問題外です

さらに例外中の例外ではありますが、他社がふるい落としたこの脱皮蟹を仕入れてネットで売りさばいている業者もあると聞いたこともあります。

身がパサパサで味がしない

パサパサの身は乾きすぎ

「蟹の身がパサパサしていて味がまったくしない」という口コミがありますが、急速冷凍でなく通常の冷凍庫でゆっくりと冷凍されると必要な水分まで飛んでしまい身がパサパサになってしまいます。

業者の蟹の管理体制が悪い

また、管理が悪くて蟹の出入庫の時に冷凍庫内の温度が上がりすぎてしまったり温度の高い場所に放置されたりことで、蟹の身が乾燥してしまったり「冷凍焼け」という状態になってしまったりすると身がパサパサになってしまいます。

ついでに旨味もない

さらに冷凍された蟹が溶けると、溶けた水分と一緒に旨味もぜんぶ流れ出てしまいます。

これらの問題は蟹の管理体制が原因なので、取り扱っている商品すべての品質が悪い可能性があります。

蟹パックにの中に異物が

虫や髪の毛が!?

口コミサイトの投稿には信じられないトラブルもあります。例えば、

「蟹パックの中に虫が入っていた」
「蟹パックの中に髪の毛が入っていた」

などという異物混入です。洋服の検品針ではないのですから、食べ物に異物混入というのはお話になりません。

なぜ虫や髪の毛が!!?

虫が入っているということは空調管理が完璧ではなくドアか窓が開け放してある場所で作業をしているという意味ですし、髪の毛が混入しているということは衛生管理のための作業帽を作業の途中で脱いだことになります。

もしもの時は写真を撮って保管!

令和の時代に食べ物を扱っている業者としてはちょっと信じられませんが、もしも「質が悪い, 小さい, 不味い」などの粗悪なカニが届いてしまったら写真を撮ってください。業者にクレームを入れるときに役立ちます。

蟹が違う, 個数が違う

連絡すればすぐに対処くれます

注文した蟹とは違う蟹だったり、注文した個数とは異なる数量だったりする通販ショップのミスです。

商品の入れ間違いや数量違いは、通販ショップに連絡すればすぐに商品の交換や不足分の追加発送をしてもらえます。

配達が悪い失敗トラブル2例

配達業者が悪いトラブルもあります。

届いた蟹の脚が折れていた

脚が1本くらいなら折れていても…

蟹の脚は折れやすいので1本くらいなら客が「了承して購入している」とされることも少なくありません。

脚が大量に折れていたら…

しかし、仮に蟹の脚が7割以上折れていたら配送途中で何かしらのトラブルがあったことが考えられます。配送の途中で陳列箱を崩したか、箱を落としたか、配送車で事故を起こしてしまったか…。

このような場合のクレームはカニ通販ショップではなく運送会社に入れた方が話がこじれません。写真をお忘れなく!

蟹がきちんと届かなかった

せっかくの蟹が届かない!?

冷凍蟹がきちんと届かず、さらに業者が保管している期間中に蟹が溶けてしまっていたら最悪です。

「配達指定時刻が守られなかったばかりに箱の中でカニが溶けていた」
「宅配時刻にちょうど家を空けていたということが何度も重なり、宅配業者の会社でカニが溶けたまま保存されていたために宅配時にすでに異臭を放っていた」

などは玄関の異臭がご近所にも迷惑をかける可能性があります。

安心の業者は配送も安心

残念なことに、粗悪なカニを送ってくる業者ほど信用ならない配達会社を使うものらしく、きちんとしたカニ通販の会社では問題など起こりません。

自分が悪い失敗トラブル9例

え!? 私のせいだったの…?

カニ通販では「全然カニの味がしなかった」という口コミがありますが、カニの味がしないのは何もかもが業者のせいというばかりではなく、実は自分でカニを台無しにしてしまっていたということも少なくありません。

ボイル冷凍を蟹鍋にした

「ボイル冷凍カニ」とは

カニ通販には「ボイル冷凍」といって、すでに茹でられたカニが冷凍された商品がたくさんあります。

解凍したらそのまま食べるカニ

「ボイル冷凍」された蟹の食べ方は「そのまま」。解凍したら、そのままお皿に乗せて、そのまま食べます。お鍋などに一瞬入れて温めても美味しいです。

カニ鍋のできないカニがあるなんて!!

本州の客がボイル蟹で蟹鍋をしては「カニの味がしない」「カニの身がスカスカだ」とクレームを入れるらしいです。ボイル蟹は一度茹でられているので蟹鍋にすると茹ですぎです。旨味は完全に流れ出てしまいますし、身は4分の1くらいに縮んでしまいます。

このボイル蟹のことを私はまったく知りませんでした。私にとって「蟹 イコール 蟹鍋」だったので、まさかカニ鍋ができないカニがあるなど思いもせず、かなりのカルチャーショックでした。

北海道以外では一般的でない?

ボイル蟹は絶対に蟹鍋にしてはいけません!!!

解凍した蟹をそのまま食べるボイル蟹は北海道では一般的な食べ方らしく、あるカニ通販の店長さんのブログなどを読んでいると「カニ鍋が美味しくない」というクレームが度々来るとか「本州の方は知らない方が多いようなのですがこの商品は蟹鍋にはできません」などとアドバイスがあったりなどしています。

【ボイル冷凍と生冷凍】

「ボイル冷凍カニ」とは

「ボイル冷凍」されたカニというのは、解凍後すぐにそのまま食べられることを想定されています。お鍋にする場合もカニが温まる程度で。

「生冷凍カニ」とは

「生冷凍」されたカニというのが蟹鍋用のカニです。解凍すれば生のカニですから、カニしゃぶ、カニ鍋、カニすきなどでは美味しい出汁が出ます。焼きガニ、蒸しガニなど火を通す食べ方ならば何でも楽しめます。

生冷凍カニを自然解凍した

「ボイル冷凍カニ」は自然解凍

「ボイル冷凍カニ」つまり茹でたカニを冷凍したものは自然解凍で大丈夫です。甲羅を下にして自然解凍させれば美味しいカニが食べられます。

「生冷凍カニ」は解凍方法が厄介

とても美味しい生冷凍カニですが、解凍方法は少々厄介です。生冷凍カニのもっとも有名なミスが「自然解凍」です。室温解凍でも冷蔵庫解凍でもダメです。

「生冷凍カニ」に自然解凍はタブー

生冷凍カニに自然解凍は厳禁です。

信頼できるカニ通販ショップで買えば必ず注意書きが同封されますので「解凍方法なんて知っている!」と思わずにぜひ読んでみてください。書かれてある通りに解凍すると味がまるで違いますよ。

ネット上では、ボイル冷凍カニも生冷凍カニも区別せずに「カニはゆっくり解凍した方が美味しい!」などとアドバイスしている方もいらっしゃいますが、自然解凍すると旨味は確実に流れてしまいます。

自然解凍すると塩っぱくなる

旨味が流れ出るだけではなく、自然解凍をするとカニ鍋がしょっぱくなってしまう場合が多いです。

これは多くの冷凍カニが凍らされる時に濃い塩水を使っている業者が多いためです。通販ショップの中には「うちは薄い塩水を使っています」とウリにするお店があるくらいの濃度だとお考えください。

【生冷凍蟹の上手な解凍方法】

必ず流水にさらすこと

生冷凍カニは流水にさらして解凍する必要があります。

脚のむき身などなら袋に入れたまま、表側から流水をあてて5分、ひっくり返して裏側に流水をあてて5分すると程よい解凍具合になります。

流水にさらし過ぎてしまった

身の芯を残すくらいがベスト解凍

蟹を流水解凍するときのポイントは解凍しすぎないことです。カニが一番美味しく食べられる解凍のタイミングは「完全に解凍せずにカニの身の中に芯が少し残っているくらい」です。

身をふやふやにしないで

流水解凍が長すぎるとカニの身やふやふやになってしまいますが、ここまで解凍してしまうと水と一緒に蟹の旨味が流れてしまいます。

解凍が甘かった

カニは「半解凍」を目指す

「完全に解凍してしまっては美味しくなくなる」カニは半解凍の状態がベストです。カニの脚であれば触って確かめることができますが、蟹1杯まるまるとなるとなかなか難しいもの。

折角のカニみそがシャーベット状に

特にカニみそが嬉しい毛ガニやズワイガニは、解凍が甘かったせいでクリーミーなはずのカニみそがシャーベット状で残念な思いをすることもあります。

電子レンジを使っちゃった

電子レンジを使う人はいない?

「早く解凍したくて、つい電子レンジを使ってしまった」という口コミが稀にあります。

せっかくのカニの身がボロボロになるので絶対ダメです。もったいなさすぎます。

解凍せずに鍋に入れちゃった

「グレース」って何?

生冷凍されたカニにはグレースと呼ばれる特別な氷で覆われています。このグレースは急速冷凍する際に乾燥や変色などからカニを守っています。

カニ専用真空パック…みたいな?

殻と身の間に隙間があったり甲羅にトゲがあったりして真空パックができないカニのために開発された技術で、カニの旨味を閉じ込めてくれます。

グレースには添加物が使われています

しかし、このグレースには亜硫酸ナトリウムなどの添加物が含まれています。もちろん食べても害のない量にはなっていますが、カニが美味しくなくなります。

カニの旨味のためにも健康のためにも生冷凍のカニは流水で洗い流すのがおすすめです。

解凍後すぐに食べなかった

カニはお刺身とは違いました

「解凍したのにすぐに食べられなくて。でも冷蔵庫に入れておいたのに…」という失敗談もあります。お刺身などは生のままでも少しくらいなら冷蔵庫の中に入れておいた後に美味しく食べることもできます。

生カニの「黒変」とは

しかし、カニはとても傷みやすい食材です。特に生の蟹は要注意で、解凍直後からすぐに黒くなってしまいます。生カニ特有の「黒変」です。

黒変を起こすと見た目がかなりグロテスクになってしまいます。味は変わらないそうですが、お世辞にも「美味しそう!」「食べたい!」と思えるような見た目ではありません。

再冷凍しちゃった

どうしても冷凍するなら火を通して

どの食材でも同じでしょうが、カニは特に再冷凍はおすすめできません。カニは解凍時間の短い食材です。どのくらい食べるか分からなければ食べながら少しずつ解凍することもできます。

生冷凍カニの場合、解凍してしまってどうしても食べられないと思ったら生のまま再冷凍するよりも火を通してから再冷凍した方が幾分マシになります。

冷凍庫にいれたままに

冷凍されているカニも腐っていく

急速冷凍されたカニでも業務用冷凍庫の中で保存されたカニでも、氷の中で確実に悪くなっていきます。

冷凍庫のカニの賞味期限

冷凍カニの賞味期限は2〜3年と言われます。業者側でも冷凍されて保存されていますからさらに家の家庭用冷蔵庫で1年とは…ちょっと考えたくありません。

「届いてから1ヶ月ほどで」

カニ通販ショップでは「届いてから1ヶ月ほどで食べてください」と表記しているショップが多いです。

蟹のトラブルと違法商法4例

カニ通販にも悪意のあるトラブルや違法商法が存在します。

口コミに騙された

印象操作のための口コミの増加

(私の個人的な意見です)ネット通販の口コミはおよそ半数ほどは業者によって大量投稿された印象操作のための「良い口コミ」ではないかと思います。

「この口コミはサクラでは?」と疑いながら読んでいると本当は蟹を食べてない人の口コミが見分けられるようになってきました。お時間のある方は口コミを疑いながらチェックをしてみるのもよろしいかもしれません。

悪い口コミまで利用されている

良い口コミは業者の手が入っている可能性があるので私は初めてのカニ通販を利用する時には必ず悪い口コミを調べるのですが、最近は業者の印象操作が巧妙化していて「良い口コミ」ばかりでは疑われるからという理由で、敢えて「悪い口コミ」を混ぜている場合もありますのでご注意ください。

一般的な宣伝サイトの特徴

通販業者の宣伝のために作られたサイトや評判を高めるための口コミなどはたいてい表面的なことしか書いていないので注意して読めばすぐに見分けられると思うのですが、一般的にサイトのタイトルが「カニ通販口コミサイト」や「カニ通販ランキングサイト」などという名前になっていると業者の宣伝サイトである可能性が高いです。

もちろん、中には正真正銘の「かに通」「カニ通販ファン」である方々が有益なカニ通販情報を発信しながら、ついでにお金も少し稼いでいるという信頼できるサイトもたくさんあります。

口コミの数はあまりアテにならない

サイトの名前はサイトの有益性を知るためのヒントにしかなりませんが、お金をもっている業者はお金をかけて良い口コミを大量に書かせるので口コミの数はあまり当てにならないかもしれません。

業者の息がかかった宣伝サイトはほとんどが内容が薄っぺらくて読んでもまったく参考にならないので、記事を読んでみて「どの通販ショップの」「どのカニが」「どうして」いいのかが分からないサイトならば見切りをつけて他のサイトの口コミを探した方がよろしいかもしれません。

訳ありカニが「偽物」だった

タラバガニとアブラガニ

タラバガニよりも安価に大量に漁獲されるアブラガニは一部の地域で「たらば」と呼ばれていて、魚屋さんでもカニ通販でもアブラガニを「タラバガニ」と表記して売っていた時期がありました。

美味しいアブラガニもあるけれど

状態の良いアブラガニはタラバガニ以上との評価も受ける美味しい食用蟹です。しかし、アブラガニは傷みやすいタラバガニよりもさらに傷みやすく通販向きとは言えません。

農林水産省による指導で

「タラバガニを買ったのにアブラガニが送られてきた」というクレームに対して10年ほど前に農林水産省が指導を入れました。

タラバとアブラの見分け方も有名に

インターネットの普及によってアブラガニとタラバガニの違いを見抜く方法も消費者に広まったため、カニ通販の世界では今はほとんどありません。

アメ横では今でも要注意!!

ちなみに、アメ横などでは未だに横行しているそうです。蟹好きの飲み友達がアメ横でタラバガニと書かれたアブラガニを見つけたので、すぐに証拠写真を撮ろうとしたら「写真!? ダメダメっ!!!」と追い払われたと言っていました。

訳ありカニは正真正銘でも…

「訳あり蟹」の「訳」とは

正真正銘の訳ありカニというのは見た目が原因です。

「十分に売り物になるはずだったのに脚が1本折れていて、殻にヒビが入っていて、もしくは色ムラがあるので、正規品としては売れなくなった…」

…だから訳ありカニとして売り出されるというのが正規の「訳あり蟹」です。

蟹の殻が入っていると…

ただ、この正真正銘の「訳あり蟹」でも注意すべきポイントがあります。蟹にヒビが入っていたり、脚が折れていたりするということは蟹の硬い殻が身の中に入っている可能性があるということです。

アサリの砂のように美味しくない

この小さな蟹の殻が入ってしまうと、まるで砂抜きをしていないアサリのように食べているときにジャリジャリとして非常に気になりますし、運が悪いと口の中を切ってしまったりします。

蟹に殻が入ってしまうのは実は日常茶飯事です。しかし一度入ってしまうと取り除くことも気づくこともなかなか難しいからこそ脚折れや殻にヒビがある姿蟹などは「訳あり蟹」として売られます。

贈答品や小さなお子さんと一緒に召し上がる場合は「訳あり蟹」より正規の蟹セットが安心です。

違法な「カニ送り付け商法」

蟹にもアノ「送りつけ商法」が!!

「送りつけ商法」という違法商法をご存知でしょうか。毎年、高級かにを送りつけてきて代金を請求するという事件が全国で5000件ほど起こっています。

全国で5000件ですからニュースにもなりませんし知名度は高くはないのですが、なんと蟹飲み友達に被害者が!

突然、蟹を送りつけられてきて「この日までに代金を振り込まないと法的手段を取ります」などと脅迫めいたメッセージが入っていたそうです。

でも、その蟹好きなお友だち、弁護士さんなんですよね~。「弁護士にこんなの送りつけやがって! 即刻内容証明送り返してやったよ」と怒り心頭でした。

電話勧誘はとても危険です!

特に蟹を送りつけてくる前に電話勧誘をするタイプは高齢者が狙われやすく、電話口で「(買っても)いいです」と言ってしまうことが多く消費者センターに相談が寄せられています。

蟹を実家に送る際は慎重に

お盆やお正月に親戚で食べようと実家に蟹を送る場合など、実家の住所や電話番号が必要になる時には特に信頼できる通販ショップがおすすめです。

蟹は安心と信頼の通販から

安心できる蟹通販がおすすめ

カニ通販を利用する際にはサイトをよく読むことが大切ですが正直面倒臭い…。何を選んでも安心な信頼のある蟹通販ショップなら気軽に買えるのでおすすめです。

何を選んでも間違いない5社

私が利用した10数社のカニ通販ショップはどこも美味しかったのですが、サイズ感や味に加えまして、公式サイトの使いやすさを考慮して次の5つをおすすめします。

安心の「激安」蟹通販なら

蟹の「激安店」は普段以上に慎重になった方がいいと思うのですが【マルゲン後藤水産】ならば安くても美味しいです。



「コスパ」がいい蟹通販なら

初めての蟹通販に人気なのは、解凍するだけですぐに蟹しゃぶができる【かに本舗】の『生ずわい半むき身満足セット』です。シメの蟹雑炊まで堪能できます。



「ズルなし」の蟹通販なら

「どの蟹にしようか」と「蟹選び」から楽しむなら【かにまみれ】がおすすめ。【かにまみれ】は氷抜きのボイル後計量で足し脚もない「訳なし蟹」で有名で、どの蟹のどの商品を選んでも安心です。



「高品質」の蟹通販なら

値段よりも品質にこだわる場合は【北釧水産】がおすすめです。決して法外に高いわけではありませんが、価格に見合った品質で贈答品ならここがおすすめ。



「訳あり蟹」が安心の蟹通販なら

「訳あり蟹」なら【カニの浜海道】がおすすめです。訳あり蟹以外もとても美味しいのですが、ここなら誠意ある「訳」のある訳あり蟹なので安心です。


「お歳暮」に安心の蟹通販なら

昔は贈りたいお歳暮として人気のあった蟹が、今では食べやすいお手軽な高級食材として「贈られて嬉しいお歳暮」の一番人気です。

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【2019カニ通販】お歳暮に高級蟹がおすすめ! 身入り, 旨味, 存在感どれも極上ギフト蟹5選

2019年10月28日

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