塾には通わずに家庭学習だけでも偏差値70! 全国統一小学生テストを6月に受ける3年生におすすめの問題集とドリルです。
【このページの目次】
全統テストとは
全国統一小学生テストは『全統テスト』とも呼ばれるテストです。
科目は国語と算数の2科目
2年生の全国統一小学生テストで受験するのは「国語」と「算数」の2科目です。
国語も算数も35分のテストなので、集中の持久力はそれほど必要ではありません。
中学受験レベルのテスト
全国統一小学生テストは3年生の1学期までの既習知識を使って解くことができる中学受験レベルの難しい問題が出題されます。
テストは3ランク構成
しかし、試験の問題がすべてが難しい中学受験レベルというわけではありません。
全国統一小学生テストでは中学受験レベルの問題をはじめ、以下の3つのレベルの問題がおよそ3分の1ずつ出題されます。
● 学校で満点ならば解ける「基本レベル」
● 通塾していれば解ける「難問レベル」
● 通塾していても難しい「超難問レベル」
およそ「難問レベル」は難関中学レベル、「超難問レベル」は超難関中学レベルで、「基本レベル」が満点なら平均点に届きます。
▶︎ 詳細は公式サイトで
学校のテストが満点で平均点
全国統一小学生テストは「学校のテストで満点が取れる子」が何の準備もせずに受験して平均点になるテストです。
塾なしでも十分に点は取れる
全国統一小学生テストは「既習範囲全部」が出題範囲なので、通塾していないと対策しづらいようにも感じられますが家庭学習だけでも十分に上を狙えます。
全統テストおすすめ問題集
ここでは、全国統一小学生テスト対策に家庭学習で使えるおすすめの問題集を目標偏差値という難易度別にご紹介してみます。
偏差値60以上を狙える問題集
『はなまるリトル』
全国統一小学生テスト対策で最初に用意したいのは『はなまるリトル2年生』です。
3年生の6月は2年生の問題集で
3年生の6月は出題範囲が「3年生の1学期」までですから3年生の範囲はごく僅かです。
6月のテスト対策のためなら2年生の問題集を解く方が好成績が出やすくなります。
『はなまるリトル』が特別な理由
『はなまるリトル』が全国統一小学生テストの必須問題集なのは『はなまるリトル』が全国統一小学生テストを主催する四谷大塚の問題集だからです。
『はなまるリトル』は全国統一小学生テストの模擬問題集ではありませんが他の問題集に比べれば問題はやはり似ています。
これをやれば平均点以上は狙える
『はなまるリトル』をやれば平均点以上は取れますし、繰り返し取り組めれば偏差値が65を超えることもままあります。
▼ 2年生算数
▼ 2年生国語
偏差値65以上を狙える問題集
『ハイクラスドリル』
『はなまるリトル』が簡単すぎる場合には『ハイクラスドリル』がおすすめです。
やればやるほど偏差値アップ
『ハイクラスドリル』を1冊終えることができれば偏差値65には届くはずです。1冊を何巡かさせれば偏差値70が出ることも。
▼ 2年生算数
▼ 2年生国語
偏差値70以上を狙える問題集
『最レベ』
さらに難しい問題集に取り組めるならば、『最レベ』がおすすめです。
『最レベ』の問題の中でも難易度が最も高い「最高レベル」の問題が解けるようになれば偏差値70は超えます。難易度は1つ下の「ハイレベル」だけでも完璧に仕上げれば偏差値70前後が出ることもあります。
3年生の問題集も用意
偏差値70以上を目指すなら2年生の問題集で復習をするだけでなく3年生の問題集も始めておきましょう。
既に偏差値70レベルに達している子たちは恐らく現時点で2年生の問題集はすでに解き終えていて3年生、あるいは、もっと上の学年を先取りしているはずですので。
▼ 2年生算数
▼ 2年生国語
▼ 3年生算数
▼ 3年生国語
東大を狙うための問題集
『トップクラス問題集』
そして『最レベ』よりも難しいのが『トップクラス問題集』です。
同じシリーズに『トップクラス問題集(徹底理解)』という名前の問題集もあり、ランクは1つ下がりますのでご注意ください。
悪条件でも成績を出せる学力を
正直なところ『トップクラス問題集』を1冊終えることができる力があれば、どんなに悪条件でも(たとえ体調を崩していても)偏差値65前後は楽に出るでしょう。
未来の東大生が解いている問題集
何巡もさせてしっかりと解き込めば偏差値75に近い数値は出ます。東大狙いの子なら大半が取り組んでいるはずの1冊です。
▼ 2年生算数
▼ 2年生国語
▼ 3年生算数
▼ 3年生国語
さいごに
問題集の進め方について
こちらでご紹介した問題集を悩みながらでも初見で一通り解き終えることができれば(解き直しを並行しながら)次のレベルの問題集に進めます。
こちらでご紹介した問題集で癇癪を起こしたり泣き出したり拒絶反応を見せたりした場合にはその原因を探ってみてください。「分からない」「やりたくない」と思わせている単元があるはずです。苦手単元を早めに見つけて的確に対処することで成績も勉強意欲も一気に改善できます。
偏差値について
まだ学習習慣が定着していない場合、易しめの問題集にして学習意欲を刺激した方が成績が上がる場合があります。
こちらの偏差値はご家庭での指導経験から目安としてご紹介しました(例えば「偏差値50だった子と一緒に『はなまるリトル』を解き込んだら偏差値が62に上がった」など)が、お子さんがより楽に、より楽しく学べる問題集を選んであげてください。
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