中学受験お疲れさまでした。受験後の春休みは「英語」をしよう。中学入学後のよくある問題とおすすめの勉強法のご紹介です。
【このページの目次】
中学受験お疲れさまでした
次の戦いは既に始まっている
中学受験お疲れさまでした。怒涛の受験期が終わり少しゆっくりと過ごしたいところではありますが、残念ながら次の受験に向けての戦いは始まっています。
初テストは中学3年間を決める
中学入学直後に行われる校内テストは、中学卒業時の成績に影響します。
つまり、入学直後に成績が良かった子はたいてい中学3年間およそその成績を維持して、良い高校および大学に進学できるという意味です。
ちなみに、これは中学受験をしなかったお子さんにも当てはまります。
入試の結果に相関関係なし
どのレベルの中学校であっても中学受験の結果は中学卒業時の成績に影響しないという点で共通しています。
こちらも第1志望に合格した難関中学生にも、中学受験に落ちてしまった子にも中学受験をしなかった子にも言えます。
第1志望でない中学校は要注意
特に、中学受験で第1志望校に落ちてしまった子は精神的に大きなショックを受けてしまいますから、その反動で通うことになった中学校でやりがいや張りあいを見出せなかったり、先生やクラスメイトを見下したりしてしまうかもしれません。
しかし、落ち込んでいる時間もやさぐれている時間もありません。次の受験では、お住いの地区で最難関の中学はもちろんのこと、全国の精鋭たちが相手です。
親が次の目標への道しるべを
たとえ、中学受験の結果がどうだったとしても(中学受験で十分な成績が出せるとしても)12歳のお子さんが自分で次の目標を見定めるのは難しいものです。
中学受験後の春休みは、やりがいを感じそうな課題をそっと提案してみたり、見聞を広められそうな施設やイベントに足を運んだりしてあげてください。
受験後の春休みは「英語」
中学入学前の春休みにおすすめなのは「英語」です。おすすめと言いますか、中学入学前の春休みには何をおいても「英語」をすべきです。
入学直後の英語偏差値は凄い
どの中学校でも毎年見られる光景ですが、中学入学後の最初のテストは英語の偏差値がそれはもう痛々しいほどにくっきりと、英語ができる子とできない子に分かれます。
具体的に申し上げますと、偏差値30以下から偏差値80以上ほどです。これが中学受験組でも地元中学進学組でも起こります。
英語をやってきた子とそうでない子
小さい頃から英語に取り組んできた子が高偏差値を叩き出す一方で、何もしてこなかった子は予備知識のない状態から英語学習を始めることになるからです。昨今の早期英語教育の影響です。
入学直後の成績が3年間続く…
先述の通り、中学入学直後の成績は中学卒業まで影響を及ぼしますから、最初の英語のテストで大きく沈んでしまうと中学3年間での挽回はなかなか難しくなります。
春休みにモチベーションを
春休みにおすすめなのは英語を楽しませてあげることです。たとえクラスメイトに英語上級者がいてもその子へのコンプレックスよりも、ぐんぐん伸びていく自分の英語力に意識を向けられるように「英語って楽しい」「英語やりたい」と思わせてあげてください。
基礎知識も忘れずに
2020年の新科目とは言え、小学校の英語はお遊び程度です。中学で本格的に始まる英語に対しては基礎知識も大切です。
勉強は「できない、分からない」と感じてしまったら負けです。たとえ英語を難しく感じたとしても「できない、分からない」ではなく「難しいから楽しい、挑戦し甲斐がある」と思えるかどうかが成績の伸びを決めます。
「難しいから楽しい、挑戦し甲斐がある」と思えるには多少の基礎知識は必要です。春休みの英語は楽しさと基礎学習をどのようにバランスを取るかが重要だと言えます。
春休みのおすすめ英語勉強法
中学受験塾で英語講座を受講
王道なのは、中学受験でお世話になった塾で春休みの「中学準備講座」を受講することです。
中学受験塾で英語講師を用意できる塾はほとんどありませんから、おそらく国語や社会の先生が英語を教えてくれることになると思われます。他教科の先生による英語授業というのも可笑しくて記憶に残るものです。
公文で英語を受講
本格的に受験を見据えた英語学習を始めるのであれば、公文の英語がおすすめです。
受講料は高いですが公文の英語は英検に強いので、学校の授業やテストとは違った目標を設定しやすく、小さな目標達成を積み重ねられるので「楽しみ」を見つけやいのもポイントです。
きちんと取り組めれば中学卒業までに英検2級(高校卒業程度)も夢ではありません。
経済的なのはタブレット講座
ここ四半世紀、家庭学習での英検合格実績では公文の一人勝ちだった英語教材に大革命が起こりました。それがタブレット学習教材です。
英語学習の弱点をすべてカバー
タブレット教材では、発音やリスニングという英語の大きすぎる弱点をすべてカバーしてくれます。
「one」「two」「three」を覚える中学1年生から英検準1級レベルと言われる東大英語まで、画面をタッチするだけでその場でその瞬間にネイティブ発音を聞けるタブレット教材は神ツールです。
タブレット教材の英語講座は毎年進化しており、現在ではどのタブレット講座でも教科書の単語暗記から英検、英会話までが楽しく無理なく急速にレベルアップできるようになっています。
英検を頑張りたいなら
中学校では英検をマイルストーンにして頑張りたいならば「スマイルゼミ」がおすすめです。
英検までの勉強計画まで
「スマイルゼミ」の英語講座には英検対策コースがあります。受験級の単語暗記帳から模擬問題集だけではなく、なんと英検までの学習スケジュールまで立ててくれます。
市販の問題集は要らない
「スマイルゼミ」を受講していれば、市販の英検問題集や単語帳、模擬問題集などは必要ありません。
他社によくある「ただのご案内冊子」とは違って、スマイルゼミの資料には英検対策コースの受講内容がばっちり記載されています。
スマイルゼミを受講しなくても、英検対策コースの受講内容にそって市販の英検対策問題集を用意してあげれば合格できます。
▼ 無料請求およびお試し受講はこちら
英会話を重視するなら
英検ではなく、タブレット教材に「楽しさ」を求めるなら進研ゼミのチャレンジタッチがおすすめです。
「進研ゼミは簡単」という口コミ
以前から進研ゼミは「楽しいけど簡単すぎる」という評判がついてまわっていました。
楽に続けられるけれど基礎範囲しか学習できず、難易度の高い問題には取り組めない、というデメリットです。
従来のデメリットは一切なし
タブレット講座であるチャレンジタッチの英語講座には従来のデメリットが一切ありません。
レベルは初心者から東大レベル
チャレンジタッチの英語講座は12のレベルに分かれています。「Apple」「Dog」という基礎単語レベルの初心者コースから始まりまして、最高レベルは英検準1級、つまり東大英語入試レベルです。
英会話教室のように充実
チャレンジタッチの英語講座は、
「アルファベット」
「フォニックス」
「単語」
「文法」
「スピーキング」
「リーディング」
「英会話」
…
などと講座が細かく分かれています。
単語や文法を押さえながら発音や英会話まで網羅しているので、よくある子ども英会話教室並みの充実度です。
(チャレンジタッチは家で毎日取り組める分だけ英会話教室よりも効果は高いかもしれません)
英検の範囲もすべて網羅
東大という大学受験の最難関に対応しているくらいですから、内容もとてもしっかりしています。
もちろん英検の範囲もカバーしています。スマイルゼミと異なるのは、英検合格のためだけの対策がないという点です。
さいごに
英語の無学年制は標準仕様
英語の「無学年制」は当たり前の時代になりました。無学年制教材というのは学年にとらわれず、やる気のある子は上の学年の内容をどんどん勉強できる教材のことです。
公文も、スマイルゼミも、チャレンジタッチも、無学年制教材なので好きなだけ先に進むことができます。
6月の英検合格を目標に
春休みは、6月の英検合格を目標に英語学習をしてみてはいかがでしょうか。英検はもっとも簡単な5級で中学1年生終了レベルです。
春休みに勉強して6月の英検を受験するとちょうど1年分の先取り学習ということになりますが、時間がたっぷりある春休みならば(英語学習に何年かのブランクがあっても、英語がまったくの初めてでも)英検5級合格圏内の英語力はつきます。
タブレット教材で楽しく大量にインプットをして、新学期が始まってからの各週末に模擬問題を解いて出題形式に慣れていくのがおすすめです。
入学直後のスタートダッシュに
タブレット教材には特別お試し期間(スマイルゼミの2週間の無料お試し受講や、チャレンジタッチの入学特別1ヶ月のみ受講など)があります。
春休みの英語であれば、このお試し期間だけの受講であっても入学直後の英語のスタートダッシュには十分な学習ができます。
コメントを残す