【英検5級】幼児~小学生の初受験におすすめ! イラスト豊富な問題集と勉強計画

【英検5級】幼児~小学生の初受験におすすめ! イラスト豊富な問題集と勉強計画のヒント
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小学生が初受験で英検5級に挑戦する時は「可愛くて分かりやすい」「続けやすいから合格できる」問題集がおすすめ。目安となる勉強計画も。

英検5級の勉強計画のヒント

準備は1ヶ月前から

小学生の場合、計画的に勉強を進めていくのは大変です。気づいたら2週間前で10日しか勉強できなかった(けど合格できた)などということは少なくありません。毎日の家庭学習にもよりますが1ヶ月も準備できれば十分に合格できます。

必要な問題集は1~3冊

まずは「過去問」

まずは「過去問」です。小学校3年生くらいまでは(落ちるはずはないくらいに)十分な実力があるのに不合格だったというケースが多発します。原因は過去問不足です。過去問は必ず解かせてあげてください。

必要ならば「文法」と「語彙」

過去問で塾や英会話教室などでなく英語のすべてを家庭学習で学んでいるお子さんや過去問で70%取れなかった場合には、お子さんの英語力に応じて「文法理解」や「語彙力強化」のための本を用意してあげるとよろしいと思います。

合格する勉強計画のヒント

4週間前に過去問を1回

1ヶ月前に過去問を解いてみましょう。この時点で70%以上取れていれば、受験日までの週末に過去問を1回ずつ解いていけば十分だと思われます。

4週間前で実力が不十分なら

過去問を解いてみて今はまだ合格に達していないと感じたら、原因を考えてみます。おそらく「文法力」か「語彙力」が不足しているはずです。

テキストを開いて勉強ができる学習環境と学習習慣が整っているのであれば、英検5級レベルの英語を網羅的に学習できる「文法書」に取り組むと点数が大きく伸びます。

ある程度まとまった時間を集中して勉強するのが難しい場合は「単語帳」がおすすめです。登校する前に3分、お風呂から上がったら3分、寝る前に3分など、細切れの時間を使って進めていけます。拡大コピーしてリビングに貼っておくのもおすすめです。

試験の前日に過去問をもう一度

試験の前日、もしくは、前々日にもう一度過去問を解いてみましょう。すでに解いたことのある問題でも大丈夫です。本番直前の過去問は問題を解く練習ではなく「問題を解き始める前」の練習です。

「問題用紙にさわる前には手を膝に置いて待っていなければいけないこと」「まず名前や受験番号などを書くこと」「名前を書き終わったら鉛筆を置いて開始の合図を待つこと」を確認させてあげてください。特に低学年のお子さんにはここが一番難しくて緊張する瞬間ですので。

英検5級のおすすめ問題集

何よりもまずは「過去問」

過去問は必須です。特に小学校低学年までの小さなお子さんが初めて資格試験に挑戦する場合には(実力は十分に合格圏内でも出題形式に慣れるために)公式の過去問集をきちんと使って、できるだけ本番と同じ雰囲気を数回ほど体験させてあげるだけで合格率がぐんと上がります。

▼ 王道過去問集はこちらですが…

▼ 小学生には易しい解説がおすすめです

おすすめの「文法書」

すでに英語学習が進んでいるお子さんであれば過去問のみで十分ですが、過去問で70%取れない場合には「はじめての英検」などというタイトルの英検導入本を1冊用意してあげると安心です。

幼児, 1~2年生におすすめ

【良いところ】イラストが豊富。すべてのイラストがポップで、他の本よりも大きめなので親しみやすく、紙面の余白も大きく他の本よりも読みやすいです。幼児の英検受験にもおすすめできる1冊。漢字はルビ付き、音源はCD付き。

イラストでわかる! はじめての英検5級 総合対策

【イマイチなところ】単語集のページもありますが、単語にはイラストはほぼなし。(他の文法書も同じですが)語彙力強化には別に単語帳を用意する必要があります。

文法を学ばずに合格できる本

【良いところ】文法を学ばずに英検に合格できる1冊。場面別のイラストで「会話」を使った新しい学習方法が特長で、難しい文法用語なしで体感的に英語学習を進めていけます。イラスト満載、すべての漢字には読みがな付き、音源にはCD付き。

【イマイチなところ】表紙のポップな雰囲気とは違い、小学生向けの他の本に比べると内容はやや難しめ。冗長な文法説明がなくイラストが豊富なので、小さなお子さんでも取り組みやすい反面、内容はかなり骨太なので親子で取り組んだ方がよろしいと思います。(表紙が可愛らしいので幼児の英検受験にも人気の1冊ですが幼児には少々難しいと思われます)

小学生に読みやすく作った文法書

【良いところ】高学年におすすめの1冊。本来は中高生向けの『ひとつひとつわかりやすく』シリーズはイラストも豊富でデザインも可愛らしくて小学生にも読みやすい。イラストは場面をしっかりと描いてくれている漫画タッチで、英語表現の使われ方を楽しくイメージできます。すべての漢字には読みがなが付いていて、音源はCD付き。

英検5級 を ひとつひとつわかりやすく。

(親と一緒なら幼児にもおすすめです。文法の説明は親にとっては読みやすく、親が解説を噛み砕いて説明してあげるという学習方法ならばとても使いやすい本です)

【イマイチなところ】いわゆる文法書スタイルで書かれています。「私は~です、は I am ~. という形です」「いくつの~? は How many ~? という形です」という説明が淡々と繰り返されています。目から鱗が落ちた! などという発見はあまりありません。イラスト内で書かれている英文が手書きのアルファベットなので、親しみやすい反面、手書きの英字に慣れていないお子さんは読むのにいつも以上に時間がかかるかもしれません。

公文プリントのような問題集

【良いところ】1日1枚、25枚入っていますから1ヶ月で終わります。特に幼児から1〜2年生で英検に初めて挑戦するご家庭にはおすすめ。幼児から1~2年生で英検を受験するご家庭ではすでに家庭学習の習慣が出来上がっているはずです。この本ならば、毎日の学習時間のうち5〜10分をこのプリントに回すだけで英検対策ができてしまいます。まるで公文プリントのように手軽で効果的です。

【イマイチなところ】1枚分の問題は決して多くはありません。取り組みやすい反面、25枚分では少々演習不足に感じるかもしれません。また、解説はコンパクトで分かりやすいのに訳は直訳というよりも意訳寄りですので、解説の日本語訳を読んでも「この文の主語は何なんだ!?」「ここのこの単語の意味が分からない!」とモヤモヤする可能性があります。

本番まで時間がない時は

本番まで時間がない時はこの本しかありません。1日分とされている課題を全部こなせなくても、7日間分すべてを終えられなくても、この本ならばやった分だけ合格が近づきます。

おすすめの「単語帳」

英検用文法書を使って勉強できるお子さんも、テキストでの勉強は不得意なお子さんも、すでに1つ上の英検4級以上の語彙力がある場合を除いて単語帳はおすすめです。

リスニング先行の英語学習では「文法問題はなんとなく感覚で解けている」というお子さんも多いのですが、英検5級レベルでは単語を知っているかどうかが心理面でも得点面でも大きく影響します。

英検5級の受験をきっかけに入門レベルの単語を総復習しておくと次のレベルでの学習が楽になります。

英検合格の王道単語帳

【良いところ】誰でも知っている『でる順パス単』はおそらく英検受験者の利用者数No1だと思われます。この単語帳に慣れておけば大学受験まで安心です。必要な情報が効率的に羅列されている様は公文で配布される英検対策用単語プリントにも似ていると感じます。これにきちんと取り組めれば不合格になることはないはずです。

でる順パス単英検5級

【イマイチなところ】紙面デザインが全級同じです。大人が使う1級と小学生が使う5級が同じデザインですから、特に幼児から低学年くらいまでの小さなお子さんにはなかなか難しい単語帳です。

イラストが多めの単語帳

【良いところ】英検に強い旺文社のイラスト単語帳です。

絵で覚える単熟語英検5級

名詞ページのイラストは単語と分かれていますし、会話表現のイラストは場面イラストになっていますので、イラストを見ながら英単語を言うというクイズ形式で楽しく暗記できます。

絵で覚える単熟語英検5級

【イマイチなところ】英単語1つ1つにイラストが付いているわけではないので、英単語の絵カードのように使うことはできません。絵カードのようにイラスト1枚1単語で学習を進めていくのならば次にご紹介する単語帳の方がおすすめです。

絵カードのようなイラスト単語帳

【良いところ】単語1つ1つに大きめのイラストが付いています。さらにタイトルに「なぞって覚える」とあるように、この本には英単語と意味とイラストに加えましてスペルを練習するスペースがあります。たとえ1回ずつでも練習スペースに英単語を書き込めば、どこまで勉強したかが一目瞭然。はっきりとした進捗度により達成感を感じやすいのが特長です。

出る順で最短合格!なぞって覚える単熟語英検5級

【イマイチなところ】英検5級に英単語のスペルを書く問題は出題されません。スペル練習部分が不要な場合は同じシリーズで英単語と意味とイラストのみの『出る順で最短合格!英検5級単熟語』という本もありますが、個人的には書きながら単語を覚えるのがおすすめです。(英検5級合格にはスペルを完璧にする必要は全くありません)

さいごに

おすすめは親子受験

公文や塾などで団体受験をする場合を除きまして、家庭学習で準備をして個人受験をする場合には「お子さんは5級を、ママは2級を」などと親子受験をするのがおすすめです。背中で教える、などという言葉もありますが、親が一生懸命に勉強している姿を見せるのは「勉強しなさい」を100回言うよりも効果があるのでおすすめです。

ご紹介した書籍一覧

▼ 人気の王道過去問集

▼ 解説が小学生におすすめの過去問

▼ 低学年におすすめの可愛い文法書

▼ 文法用語ではなく会話で学ぶ本

▼ 文法を小学生に分かりやすく解説

▼ 公文プリントのような問題集

▼ 本番まで時間がない時の1冊

▼ おそらく人気No1の王道単語帳

▼ イラストの単語帳といえば絵単

▼ 英単語絵カードのような単語帳

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