英語初級, 中級, 上級ってどのくらい?各レベルのTOEIC, 語彙力, 英会話力とは

英語中級レベルとはどのくらい?TOEIC, 語彙力, 英会話力が〇〇なら英語中級者
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「英語中級レベル」と聞いて、どのくらいの英語力を思い浮かべますか?基本文法を一通り勉強し終えるまでは「英語初級レベル」。通訳や英会話講師など英語でお金をもらえるようになれば「英語上級者」。では「英語中級者」のレベルとは?幅が広く、時と場合によって定義が変わりがちな英語中級レベルの「TOEIC」「英検」「語彙数」の目安をご紹介。さらに、応募したい求人や買いたい英語教材に「英語中級レベル」と書かれていたら注意が必要かも!? という英語力についてのお話です。

「英語中級レベル」とは

「英語中級レベル」は非常に幅広く、私はよく「基礎文法を終えてから、英語で考えられるようになるまで」と説明しています。以下、「学校での学習内容」「TOEIC」「英検」「英会話力」の4つについて詳しくご紹介したいと思います。

英語中級レベル の英語力

外国語学習者の言語レベルは一般的に5段階に分けることができ、多くの文法書や問題集でレベルを判別できるようになっています。

初学者 勉強を始めたばかり
初級者 基本文法を一通り終了
中級者 4技能のバランスがいびつ
上級者 言語運用にストレスなし
ネイティブレベル

「英語初学者」とは

初学者」とは勉強を始めたばかりの人のことです。挨拶ができたり、数が数えられたり…。英語レベルとしては中学1〜2年生で学習する内容で基礎中の基礎。英語に限っては初学者という言葉はほとんど使われることがありません。第二外国語として大学で選択したりや趣味で勉強したりする場合には文法書などでよく目にするはずです。

「英語初級者」とは

初級者」とは基本文法を一通り終えるまでを言います。学校英語では中学卒業レベルでしょうか。大人の英語学習者であればすでにこのレベルに達しているはずです。中学英語で大きくつまづいて英語に大きなコンプレックスを持っている人でも、大人になってから意欲をもってこのレベルを勉強すればすぐに卒業できます。

「英語中級者」とは

中級者」は英語のレベルの幅が広く、定義も曖昧なのですが、ここでは「聞く、話す、読む、書く」の4技能のバランスがいびつで、「聞く、話す、書く、読む」の分野にかかわらず英語を使うことにストレスが伴うレベルとご紹介しておきます。「中級者」は幅広いので、しばしば3段階に分けられることがあります。

初中級者 中級の学習を始めたばかり
中級者  4技能のバランスがいびつ
中上級者 苦手な分野が大きく足りない

「英語初中級者」とは

初中級者」は「準中級者」とも書かれたりしますが、中級レベルの学習を始めたばかりのレベルです。高校1〜2年生の英語レベルで、語彙力も文法力も基礎は終えているので会話のキャッチボールができます。

「英語中級者」とは

中級者」になると「聞く、話す、読む、書く」の4分野の得意な分野と苦手な分野のレベル差が大きくなり、4技能のバランスがいびつになる時期です。高校卒業レベルの英語知識が身についており、かなりまとまった量の英語を論理立てて話せる英語力がついています。

「英語中上級者」とは

中上級者」では「聞く、話す、読む、書く」の4分野の大部分が上級レベルに到達しています。しかし、苦手な分野が大きく足りないために「上級者」とは呼べないレベル(試験には落ちてしまうレベル)です。学校英語では大学1〜2年生程度の英語レベルに相当すると言われます。

「英語上級者」とは

上級者」とは「聞く、話す、読む、書く」の分野にかかわらずほぼストレスなく英語を使うことができるレベル。英検では大学上級程度と示されています。「ネイティブレベル」とは、たとえ知らない単語や表現と出会っても日本語と同じ感覚で「へ〜こんな風に言うんだ〜」と記憶できるレベル。

CEFR「ヨーロッパ言語共通参照枠」
語学力の世界基準として、語学力を6段階に分けた「ヨーロッパ言語共通参照枠」というものがあります。「CEFR」あるいは「CEF」と略されますが、Common European Framework of Reference for Languages の頭文字を取っています。レベルは「A1」「A2」「B1」「B2」「C1」「C2」の6段階で、

「A1」初学者
「A2」初級者
「B1」中級者
「B2」中上級者
「C1」上級者
「C2」ネイティブレベル

とされます。一応「TOEIC900点」「英検1級」であれば「C1」レベルとされますが、留学先など海外では会話力が最も重視視されるため(そもそも英会話ができなければ全て英語の授業にはついていけない)日本人はのレベル分けではレベルを落とされることが多いです。

英語中級レベル のTOEIC

「英語中級者」とはTOEICの点数で言えば「TOEIC500〜850点」くらいです。TOEICの点数の英語力レベル分けは非常に曖昧です。TOEIC750〜800点程度で「上級レベル」としている英会話教室や試験問題集などもありますが、特に英会話力を考慮するとTOEIC850点前後では個人的にはまだ「中級レベル」という印象。

初学者  TOEIC300〜400点
初級者  TOIEC400〜500点
初中級者 TOEIC500〜600点
中級者  TOEIC600〜750点
中上級者 TOEIC750〜850点
上級者  TOEIC850〜990点

英語中級レベル の英検

「英語中級者」とは英検で言えば「英検準2級〜準1級」くらいです。一般的に英検では以下のようにレベル分けされると思います。

初学者  英検4級(中学初級程度)まで
初級者  英検3級(中学卒業程度)〜
初中級者 英検準2級(高校初級程度)〜
中級者  英検2級(高校卒業程度)〜
中上級者 英検準1級(大学初級程度)〜
上級者  英検1級(大学上級程度)〜

英語中級レベル の語彙力

「英語中級レベル」に必要な語彙数は「3000〜8000語」です。「英語中級者」のレベル差が一番大きいのが語彙力です。3000語と言えば高校初級程度のレベルで「英検3級」よりちょっと上くらいなのですが、8000語と言えば大学初級程度で「英検準1級」レベル。裏を返せば、一気に語彙力をつけてしまえば「英語中級者の壁」を最短で突破できる底力が身につくことになります。

初学者  1000語
初級者  1500語
初中級者 3000語

中級者  4000語
中上級者 8000語
上級者  12000語

語彙力を診断したいときには

Weblio「英語語彙力診断テスト」

▼テスト画面

Weblio「英語語彙力診断テスト」

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「診断テスト」では表示される英単語の日本語訳を5択の中から選ぶ形式。診断結果は「推定語彙数」として具体的な数字が表示されるのでわかりやすい。無料で使えるので便利。

▼診断結果画面

Weblio「英語語彙力診断テスト」

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ワードエンジン「英単語力測定V-Check」

「英単語力測定V-Check」は測定結果が詳細で、知っている英単語数を「一般英単語」のほかに「TOEIC」「TOEFL」「英検」などのテーマ別に結果を表示してくれる。無料会員登録が必要なのが煩わしいが、測定された語彙力から「TOEIC」「TOEFL」「IELTS」の換算スコアまで出してくれるのは嬉しい。

▼診断結果画面

ワードエンジン「英単語力測定V-Check」

 

アルク「英単語力診断テスト」

▼テスト画面

アルク「英単語力診断テスト」

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アルクの「英単語力診断テスト」も有名だが、アルクのテストは推定語彙数は出してくれない。「おすすめの勉強法」と「おすすめの英語教材」を教えてくれるのみ。

▼診断結果画面

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英語中級レベル の英会話力

「初中級者」の英語レベルでは日常会話はできるはず。完璧には(聞き取ったり説明したり)できなくとも会話のキャッチボールはできます。「中級者」になると、正確性や流暢さには欠けるものの、簡単なディスカッションや説明、意見交換などもできるようになります。「中上級者」になると自分が得意な分野の解説ができるようになります。日本の歴史を専門用語を交えて紹介したり、政治や経済などを深く語り合ったり、会議やディベートも可能です。

初学者  挨拶レベル
初級者  一問一答レベル
初中級者 日常会話レベル
中級者  説明レベル
中上級者 解説レベル
上級者  通訳レベル

英語初級レベルの英会話

「初中級者」の日常会話レベルは基本的に一問一答形式の質問の投げ合いによって成り立っている会話です。「昨日は何をしましたか?」「昨日はテレビを見ました。あなたは何をしましたか?」「私は外食をしました」…などというレベルの会話。

  • 自分に関する話題についての英語は大まかに理解できる(家族、仕事、出身地、趣味など)
  • 慣れ親しんだ話題についての英語は大まかに理解できる(自分が置かれている環境や今すぐに必要な物事など)

英語初中級レベルの英会話

「初中級者」の日常会話レベルは、内容こそ一問一答形式の短い英文を3〜4文続けて言っただけの情報量の少ない会話だが、ある程度まとまった英文を一度に言うことができる。「昨日は何をしましたか?」「昨日はテレビを見ました。私が好きな女優が出演していました。いつものようにとても綺麗で知的でした。あなたの好きなテレビ番組は何ですか?」…などというレベルの会話。

  • 自分に関する話題や慣れ親しんだ話題についての英語はほぼ理解し、英語で対応することができる
  • 英語が使われている国に旅行をした場合にはほとんどの状況に対応することができる

英語中級レベルの英会話

「中級者」の日常会話レベルは質問されたことに対して、多少ながら説明を加えることできるようになります。「昨日は何をしましたか?」「昨日はテレビを見ました。私が好きな女優が出演していました。いつものようにとても綺麗で知的でした。…」などと自分が好きなこと、感じたことを英語で説明できるレベルの会話。語彙力が上がれば上がるほど、より詳しくより正確に説明できるようになります。

  • 自分に関する話題や慣れ親しんだ話題についての英語はほぼ理解し、複数の文を組み合わせた英語で対応することができる(簡単な意見、説明、計画の描写や、経験したこと、夢や希望など)

英語中上級レベルの英会話

「中上級者」は日常会話によく出る話題について、歴史や社会問題について多少なりとも解説したり意見交換したりすることができるレベル。例えば、「昨日は何をしましたか?」「昨日はテレビを見ました。子どもにスマホを使わせる是非について討論していましたよ。昔は『子どもにテレビを見せるとバカになる』なんて言われていましたが、最近では一部で『子どもにスマホを使わせるとバカになる』なんて言われているみたいですよ、知っていましたか?私は子どもが早くからスマホに慣れるメリットもあると思いますがね、スマホの電磁波問題は無視できませんし、中毒性もあるし、親が十分に管理してあげなければ子どもにとって弊害の方が大きいんでしょうな。そう言えば、お子さんが携帯を持ちたがっていると言ってませんでした?結局どうしました?…」などと、会話のテーマについての背景知識や状況説明を加えたり、ウンチクを披露したり、オチのある笑い話ができたり、会話の幅がぐんと広がる。ネイティブの英語レベルにはまだまだ達しないものの、話す英語に個性を感じられるようになるレベル

  • 自分がよく知る分野については具体的な話題でも複雑な文章の大まかな意味を理解できる(抽象的な議論や技術的なディスカッションなど)
  • 幅広い分野について詳しく分かりやすい文章を作ることができる(複数の視点や選択肢を語ることができる)
  • ネイティブとある程度はストレスなく流暢に日常会話をすることができる

 

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「英語中級レベル」の注意点

英語中級レベル の求人応募

「英語中級レベル」が求人の条件として使われる場合があります。「TOEIC△△点以上」や「英検○級以上」などと書かれていれば一目瞭然なのですが、具体的な数字が示されず「英語中級レベル」と書かれている求人案件では自分が応募できる英語レベルなのかどうか判断が難しい場合があります。結論から言いますと、このように求人条件として「英語中級レベル」と書かれている場合は思い切って応募してみることをおすすめします。

「英語中級レベル」などと書かれている求人には「英語力は面接で判断したい」という意図が隠れています。「英語中級レベル」という条件を出す会社は人事担当者が英語ができる場合が多く、英語の試験や英語の面接があるはずです。そこで会社が求めている英語力に達しているかどうかが判断されます。

会社が求めている英語力はピンキリで、採用してもらえるかどうかは運次第だと思います。求められる英語が「英語の電話対応やメールのやりとり」程度のレベルである場合もあれば、「社内会議の通訳」「社外資料の翻訳」など高度な英語力である場合もあります。

「英語中級レベル」の求人では実際に面と向かって英語力を判断されますので非常に緊張しますし、怖くも感じられるでしょうがメリットもあります。もし採用されれば、英語ができる人事担当者がある程度は仕事のやり方を教えてくれるでしょうから短期間での大幅な英語力アップが期待できる場合が多いです(←実話)。

逆に、求人条件に「TOEIC△△点」などと書かれている場合は社内に英語ができる人がいない場合が多く、私の場合は採用された後すぐに英語に関する業務をすべて任され、専門用語の正しい日本語訳も仕事のやり方も分からないまま残業させられたことがありました。外国で仕事を探す場合は、特にアジア圏では要注意でした。欧米の会社では現地語はできなくとも英語はできる日本人上司が比較的多かったのに対し、アジア圏の現地支社で働く日本人には現地語も英語もできない場合も少なくなく、会社内での上司の秘書的な仕事だけでなく、上司の家族の各種手続きや休暇旅行の手配など公私にわたり日本人上司のサポートをしなければならず、お子さんの急な発熱のために深夜に病院に呼び出されたり、週末に炊飯器を買いに電気屋を案内したり、などという仕事も多かったです。(もちろん、そうでない会社もありました)

英語中級レベル の英語教材

「英語中級」という言葉が英語教材に使われる場合もあります。「英語中級者向け」「英語中級レベル以上」などと書かれた英語教材はたくさんあり、「自分がこの教材を使って英語力は向上させられるのだろうか」などと悩むこともあるかもしれません。

店頭にならぶ辞書や本

店頭で手に取ることができる市販の英語教材は比較的選びやすいです。実際に中を見てみて英語のレベルを判断してみてください。英語教材を選ぶときのヒントは「本をパラパラ読んでみて、英文が7割以上分かること」です。分からない単語が3割以上ある英文を読むのは非常に時間がかかります。英文のレベルが高い上に、勉強に時間がかかるので、かなりの確率で途中で挫折してしまいます。(特別にやる気がみなぎっていて、英語学習にあてられる時間もたっぷりある場合であれば、分かる英語が5〜6割の1つ上のレベルの本に挑戦するのもいいかもしれません)

アルクなどの通信教材

アルクや七田式など最近人気の通信講座は数多くありますが、英語の教材を選ぶときには自分が伸ばしたい英語能力と教材の適性を見極めた上で選ぶと受講効果は格段に上がります。

通信教材の代表格アルク

アルクなどの通信教材では「〇〇レベル以上」という表記はたいてい、実際よりも低く書かれます(より多くの人に買ってもらおうとするので当然かもしれませんが)。例えば、アルクの英語教材の中でも随一の人気と質をほこる「ヒアリングマラソン



「ヒアリングマラソン」は「しっかりやれば英検1級に合格できる」などと言われますが、下の画像を見てみてください。公式サイトの画像ですが、右下の「受講開始レベル目安」の欄には「TOEIC550点~、英検2級~と書かれています。

アルク「英単語力診断テスト」

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しかしながら「ヒアリングマラソン」は難しい単語が多く内容が濃い講座なので、「TOEIC550点」の人が受講したらかなりの覚悟がない限り途中で挫折してしまうと思います。それくらいハードルの高い講座です。公式サイトの「受講開始レベル」は「受講できる」レベルであり、「受講をおすすめしたいレベル」ではありません。ちなみに私が相談を受けた時には「ヒアリングマラソン」は「TOEIC650点以上」が最も効果的だと思います、とお答えしています。

その他の有名な通信教材

七田式七田式英語教材7+English」:フィギュアスケートの本田真凛選手や子役の本田望結ちゃんらは広告塔としても活躍中だが、本田家の子どもたちが七田式で学んでいたことは非常に有名。講座スタイルは良い意味で「確固な進歩を一つずつ積み上げられる日本人」向きだと感じています。



スーパーエルマー」:TOEIC対策に特化した教材。高得点を目指せるコツやテクニックだけでなく、TOEIC以外の英語試験にも対応できる真の英語力を培ってくれると思います。やればすぐに結果が出るのでモチベーションを保ちにくい人には特におすすめ。



YouCanSpeak“”」:英語の読み書きはできるのに喋れない人のための画期的なオンライン学習プログラム。「YouCanSpeak」は英語の文章構造の特徴をうまく活用している教材で、瞬間英作文の練習を繰り返しながら無理なくスピークング力を鍛えられます。英検の2次試験対策からプロの通訳養成トレーニングまで利用されている隠れ「大ヒット教材」の一つ。



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