英語中級者の壁に阻まれ上級へのステップアップに伸び悩んだ時におすすめの、英語「で」考え、英語「で」伝える練習ができるeラーニング講座がありました!「TOEICの点はそこそこ取れる」「英会話スクールではそこそこ話せる」「オンライン英会話を続けているけど最近成長してない気がする…」英語中級者の子育てママにぴったりのオンライン英語講座とは。
【このページの目次】
子育て中のママの英語学習に
「英語子育てのついでに自分の英語力をブラッシュアップしたい」そんなママにおすすめできるオンライン英語講座がありました。「カナンアカデミー」という名前の英語eラーニング講座の、その講座内容が画期的!
カナンアカデミーとは
eラーニング英語講座
「英語中級者が週1〜2時間の学習で6ヶ月後にネイティブと対等に会話できるようになる」というオンラインのeラーニング英語講座です。
子どもがいても大丈夫
オンライン講座のメリットは「いつでも」「どこでも」勉強できることです。カナンアカデミーのeラーニング講座なら「小さい子どもがいても」時間と場所を選ばず勉強することができます。
子育て中のママが英会話教室や通訳講座などに通いたくてもお子さんがまだ小学校に入学する前ではお子さんを置いて外には出られなくても、オンライン英会話をしたくてもお子さんがいつ泣き出すか心配でゆっくりとレッスンを受けられなくても、カナンアカデミーならお子さんが小さいママでも安心して受講できます。
基本的な講座の流れは「講座を聞く(インプット)」「小テストで理解度チェック(定着)」「エッセイ課題(アウトプット)」ですが、オンライン英会話との大きな違いはアウトプットの方法でしょうか。オンライン英会話では目の前に外国人先生がいますから時間も場所も限られますが、カナンアカデミーのアウトプット練習はエッセイ課題です。そのためお子さんが寝ている時間を狙ってゆっくりとアウトプット力を鍛えられます。
「英会話は瞬発力が大切なのに、じっくりゆっくり文章なんか書いていて本当に英会話力が身につくの?」とお疑いのママもいらっしゃるかもしれません。しかし、それが、カナンアカデミーのエッセイを書いているとなぜか英会話力が向上するんです。秘密はエッセイ課題の内容にあるのですが詳細は後述させてください。
「英語中級者」のための講座
「中級」=「英検3級&TOEIC400」
対象は「英語中級者」です。英語中級者がどのくらいのレベルを指すのかは判断が難しい部分もありますが、カナンアカデミーでは受講に最低必要な英語レベルとして「英検3級」と「TOEIC400点」が挙げられています。
英検3級じゃ簡単すぎる?
英語中級者の定義はまちまちですが、カナンアカデミーでは「英検3級、TOEIC400」以上としています。「英検3級までが対象になる講座なんて大したことないんじゃ…?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、講座は「講義形式」「プレゼン形式」の実践的な内容ですので「英検3級、TOEIC400点」という目安はおそらく「受講できる最低英語レベル」なのではないかと思います。カナンアカデミーの講座は「英検3級、TOEIC400点」の方でも楽についていけるよう講座で使われている全ての英語(講座や小テスト、課題)に日本語訳が付けられていますが、各講義の新出単語に加えて「講義」独特の英語表現もたくさん出てきますので、ママが一人の時間を確保するのが難しい状況では受講し続けるのは簡単ではないかもしれません。ただ、頑張れば頑張っただけ英語力は絶対に伸びる重厚な内容の講座です。短期間で思いきり英語力UPを図りたいママにはうってつけの教材だと思います。
最適レベルは「英検2級、TOEIC600点」
カナンアカデミーでは受講に最低必要な英語レベルとして「英検3級」と「TOEIC400点」が挙げられていますが、(私の主観になりますが)講義を受けてみた印象では「英検2級、TOEIC600点」くらいがカナンアカデミーの受講”最適”レベルではないかなと感じました。「英検2級、TOEIC600点」レベルのママが受講すると、たとえ忙しくて予習が十分にできなくてもギリギリ講義にはついていけますし、「英検2級、TOEIC600点」レベルなら英単語や英語表現を学習するだけでなく、カナンアカデミーが強みとする「英語のクリティカルシンキング(批判的思考)」を鍛えることに集中できるはずです。
真の英会話力が身につく
「真の英会話力」とは
カナンアカデミーの講義では講座の目的は以下の点にあると説明があります。
…the goal of this course is to give you skill, material and knowledge to have real English conversations that will build real relationships.
(実際に英語でコミュニケーションをとり、交友関係を深められる英語力と話題や知識を得ること)
カナンアカデミーのサイトには「真の英会話力」が鍛えられると書かれていますが、真の英会話力は言い換えると「使える英会話力」ということになるだろうと思います。英語を勉強しても、実際に外国人相手に英語が使えなければ意味がないことは自明の理。しかし「外国人相手に英語を使える力」というのは一朝一夕では身につかないのも事実です。
外国人相手に話せない理由
「使える英会話力を身につけるためには実際に外国人を相手に英語を使ってみるしかない」と某有名英会話スクールでは教えていますが、私は外国人相手に英語が話せない理由が「経験不足」だけだとは思いません。
そもそも日本人と外国人とでは物事の捉え方や考え方が根底から違いすぎると思うのです。言葉にせずに通じ合うことを美徳とする日本人と、言葉で言わなければ無価値と判断する外国人では、少々英語表現を学んだところで「深く話し合う」なんてことは難しくて当然ではないでしょうか。
カナンアカデミーでは外国人の価値観や会話スタイルを理解するための講義を英語で聞くことができます。外国人との英語での会話に必要な「英語表現」と「外国人にとっての”常識”」を一度に学ぶことがでるわけです。
英語が話せない3つの理由
「英語が話せない」「英語を話したい」など、よく耳にする悩みであり英語教室の宣伝文句でもありますが、そもそも英語が話せない理由を考えてみたことはありますか?私は「英語が話せない理由」は主に次の3つではないかと思います。
理由1. 英語を知らない
英語を学ぶ前の子どものように、英単語や英語表現を知らなければ英語を話すことはできません。確かに英単語や英語表現を知らなければ聞くことも話すこともできませんから、英語を学ぶことは大切な第一歩なのですが、この第一歩が大きな大きなハードルであるために、英語を知っているかどうかという点以外の英語が話せない理由がなおざりにされているように感じます。
理由2. 外国人を知らない
外国人と英語で話をしたいと思ったら、外国人の思考の背景や常識などを知っている必要があります。(カナンアカデミーでは、例えば、この「外国人の思考の背景や常識など」が「mindset [マインドセット]」という単語で表現できることも当然学べますから、英単語や英語表現を学べないということは全くありません。ただ単語リストの丸暗記や英熟語のテストに重きを置いていないという意味です)
日本人は人と会話をするときに、会話の内容を充実させることよりも会話をする「お互いの時間を楽しむ」傾向が強いと感じます。ですから、話し手が話しやすくなるような相槌を打ちますし、話の腰を折ることは一般的に失礼なことだとされます。
しかし外国人は「新しい知識を得るために」会話をする傾向が強いと思うのです。英語での会話では相槌はほとんど打ちません。日本人が日本語の調子で外国人の話に相槌を打ってしまうと話し手が話しづらそうにすることがあります。外国人は相槌を打つことにも打たれることにもなれてないのだと思います。
外国人は相槌の代わりによく、時に相手の話をさえぎってでも質問を投げかけます。話の腰を折らないことが礼儀である日本人に対し、外国人にとっては「相手の話を正確に理解する」ことが礼儀です。外国人は相手の言っていることがよくは理解できないのに「話を聞いているふり」をすることなどほとんどありませんから、話を聞いていて不明点や疑問点があると話の腰を折ってでも質問をするのでしょう。外国人は日本人のように話の区切りを待って質問をするということはしません。外国人は「質問したい」と思った瞬間に質問しますから、回答すると話の論点が逸れてしまう質問であったり、そもそも何の関係もない内容の質問であることもままあります。
外国人が質問をするということは話の内容に興味をもっている証拠なのですが、外国人の質問は「どうしてそう思うの?」「どういう状況でそう思ったの?」「その情報の出どころはどこ?」などと手厳しいことも少なくなく、外国人に慣れていない場合、普段聞き慣れている相槌はまったく打ってもらないのにこのような外国人独特の鋭くきわどい質問攻撃を受けてしまうと「この話は聞きたくないのかな?」「違う話をしたいのかな?」などと勘ぐってしまうこともあるそうです。そうすると会話の流れがまったく読めなくなってしまい、話を続けた方がいいのか、話題を変えた方がいいのか、相手に話をするように促してあげるべきなのか、分からなくなってしまうというご相談をいただいたこともありましたが、みなさんはご経験はありますか?
この「会話の流れが読めない」という理由で英語が話せない場合は対処が簡単です。外国人の思考の癖や常識を学べばいいだけですから。カナンアカデミーではまさにこの点についての講義を用意してくれています。外国人にとっての「常識」という日本人には馴染みのない考え方を学べるばかりか、外国人の常識に関する英語表現も一緒にインプットすることができるので一石二鳥です。
理由3. 話す内容がない
そして私が考える「英語が話せない」一番の深刻な問題は「英語で話したいことがない」ということです。こちらの場合、解決するには少し時間がかかってしまいます。いわゆる「自分探し」のようなことが必要になるからです。これは語学留学した経験のある方に多い悩みで、もしかしたら外国人と英語で話す状況がふんだんにある環境を経験したからこそ気づく自分の内面でもあるのかもしれません。
外国人の会話スピードは極めて速く、英語の初級や中級ではおそらく相手が言っていることを理解することでいっぱいいっぱいなはずです。聞くことに集中していると、自分の言いたいことを英語に変換している余裕はなくなります。相手の英語を聞きながら「〇〇のことを教えてあげたいな」などと思っても、相手の話がどんどんと先へ進んでしまうので切り出すタイミングを見つけるのは簡単ではありません。言いたいけど言い出すタイミングを逃す経験を重ねてしまうと、会話をしながらも「わざわざ話題を戻してまで拙い英語で言う必要もないかもしれないな」と弱気になり、そのまま数ヶ月も経ってしまうと最終的に「言わなくてもいいっか」と比較的すぐに諦めてしまうことに慣れてしまいます。そうすると、楽しそうに話している相手の英語をさえぎってまで、相手に「今」伝えたいほどの大切な情報が自分の中にあるのかというと「特にないな」という気持ちが、「自分には英語で話したいことがない」という悩みになってしまうのかもしれません。
カナンアカデミーではエッセイ課題を通して、物事について深く考え、自分の考えや事象を分析し、意見を言い、例や理由を示しながら考えの論理を裏付ける訓練をすることができます。講義の中にこのような英語がでてきます。
Remember, the product of your thought is the most important material for English conversation.
(あなた自身が考えることが、英会話においてもっとも重要な会話のネタであることを忘れないでください)
日本人に一番必要な言葉かもしれません。カナンアカデミーでは自分が何についてどのように考えているのか自問自答していくことになりますが、これが先述の「英会話は瞬発力が大切なのに、じっくりゆっくり文章なんか書いていて、本当に英会話力が身につくの?」という疑問の答えです。自問自答する経験をすれば、課題以外のいろいろな物事について、いわゆる「クリティカルシンキング(批判的思考)」で考えることができるようになります。この思考回路が英会話に必要な「英会話力」を支えてくれる土台になっていきます。
英語子育てをしている場合、もし外国人と英語で話す機会があれば高い確率で話題は子どものことになるはずです。「お子さんは何歳ですか?」「子育て大変ですか?」など当たり障りのないやり取りから一歩進んで、現在の英語子育ての様子について話したり、使っている教材のメリットやデメリットを紹介したりすると、相手の外国人きっと興味津々で耳を傾けるはずですし、同じ子育て中の外国人ママならお子さんの日本語の習得速度や(相手のお子さんにとって第一母国語となるべき)英語の学習状況などを質問できると、きっと堰を切ったように話し出すと思います。さらに、ご自分のお子さんとちょっと英語で会話してもらうことができればお子さんが苦手としている英会話分野について外国人ママの貴重な意見を聞くこともできます。
- 「この子の英語の発音は日本語の訛りが強いと思いますか?(英語の発音訓練はもっとすべきだと思いますか?)」
- 「この子の会話スピードはネイティブの子どもで言うとだいたい何歳児くらいのレベルだと思いますか?」
- 「あなたのお子さんがうちの子くらいの時に一番得意だったこと(困ったこと)、覚えていますか?」
など、ちょっと込み入った深い質問は外国人ママは大好きなはずですから、「こんな答えが返ってくるかな」と予想できる答えの10倍くらいの英語が返ってくると思いますよ。このようにママが英語を話している姿を見せることができると、お子さんは意識的であれ無意識であれ英語の勉強をますます頑張るようになりますから「子どもは親の背中を見て育つ」などとは上手く言ったものだと思います。
さいごに
育児のすきま時間で英語力UP
カナンアカデミーは講義を何度も聞くことができます。お子さんと積み木で遊んでいる時でも、お子さんが一人遊びをしている間の家事の時間にも、いつでも聞き流して反復学習をすることができます。私のおすすめの勉強法はリスニングの聞き流しではなく、シャドーイングをしながらの聞き流しです。シャドーイングの小声とは言え、英語を毎日口に出していると英語舌が鍛えられますから流暢さが増し、英語の発音も良くなります。講義の英語表現を覚え、まるで自分が講義をしているかのように感情を込めてシャドーイングできるようになれば、英語「で」考えるための英語脳はできあがっていると思いますから、その時にはおそらく現在の目標である英会話力に到達しているはずです。
親が伸びれば子も伸びる
ママの英語学習は英語子育てを成功させるためにでとても大切なことです。英語子育てというと、乳幼児期の「英語絵本の読み聞かせ」から学童期に入ると「英語教室」にお子さんを通わせるママが多いようにお見受けしますが、お子さんが英語教室に通っても通わなくても、ご自宅での英語の読み聞かせを続け、英語絵本から英語の児童書、英語の伝記などとステップアップしながら英語多読を続け、英語子育てと並行してママが英語力を伸ばしていくとお子さんがしゃべる英語の内容が変わってきます。
学童期にお子さん一人に英語学習をさせるか、ママやパパも一緒に英語に向き合うかの大きな違いは「質問の受け答えをソツなくこなせる英語力」どまりか、「自分の意見をきちんと伝えられる英語力」まで身につくかではないかと思います。おそらく近い将来には「質問の受け答えをソツなくこなせる英語力」は人工知能がやってくれるようになりますから、せっかく英語を学ぶのでしたら(※)自分の意見や感情を伝えられる英語力を目指すべきだと思っています。
お子さんが自分の意見を言えるレベルにまで到達した時に、家庭でママやパパが「英語で意見を言う練習」をさせてあげられるかどうかは雲泥の差で、お子さんの将来を左右するほどの影響が出ます。お子さんが英語が好きで頑張っているのであれば、ママやパパも一緒に今からどんどん英語力を伸ばしていきませんか?お子さんと一緒に英語で意見交換をするために必要な知識と演習がカナンアカデミーでは可能です。
(※私は英語は家庭では特に学ばせないというのも1つの選択肢だと思っています。人工知能の発達で翻訳機の性能が向上するでしょうから、日常英会話程度の英語力なら不要になる社会も遠くないような気がします。そうなると英語学習にかける時間を、論理的思考や問題解決能力など、もっと大切になるであろう能力を鍛錬することに充てることができます)
この記事が英語子育てのお役に立てれば幸いです。
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