七田式400%学習「35日で英語を話せる!」という宣伝文句で有名な7+BILINGUAL（セブンプラスバイリンガル）を始めました。期待以上の教材だったので学習記録をつけておこうと思いました。その1日目です。実際に学習したのは1月なので記事日付とは合致していません。ご了承ください。
【この記事を書いた人】英検1級, TOEIC960, 幼児英語コーチ兼英語コーチ資格。幼児教室及進学塾講師。
【このページの目次】
7+バイリンガルとは
七田式の右脳英語教材
セブンプラスバイリンガルは右脳教材として有名な七田式の英語教材です。七田式の英語教材といえば、大量の英単語を学べる『かな絵ちゃん英語』や
起きてから寝るまでの英語表現を学べる『さわこの一日』や『ゆきおの一日』など
いろいろありますが、『7+BILINGUAL（セブンプラスバイリンガル）』は七田式英語教材の中でももっとも対象年齢が高い教材ではないかと思っています。
英語で世界地理も
『7+BILINGUAL（セブンプラスバイリンガル）』は主人公ナナちゃんが世界一周旅行をしながら各国の子どもたちを会話を楽しむというコンセプトです。
世界の観光地を英語で
ナナちゃんは世界6大陸のうちオーストラリアと南極大陸以外の大陸をめぐる旅行をします。世界的に有名な観光地のいくつかを英語で説明できるようになります。
英語で日本文化も
ナナちゃんの旅行は外国だけでなく、旅行の最後には世界のお友だちと一緒に日本も旅行します。日本の四季や行事も英語で表現できるようになります。
使って良かった7+の前の英語教材
我が家ではセブンプラスバイリンガルの前にABCマウスの後に取り組みました。無料体験だけのつもりが子どもがハマり受講することにしたのですが、これが英語の勉強にもすごく良かったのでおすすめできると思います。
▼ ABCマウス
ABCマウスは楽天が提供しているアメリカのネイティブの子ども向けのオンライン知育STEM教材。
1日目「アメリカ」
セブンプラスバイリンガルの中で主人公ナナちゃんは世界一周の旅行にでかけますが出発地点は「アメリカ」です。ここから35日の冒険が始まります!
1日目の子どもの様子
最初はイラストに釘づけ
セブンプラスバイリンガルは2冊のテキストを使って進めます。英文テキストとイラスト集の2冊です。
カラフルなイラスト集を広げてあげると、わーっと寄って来ました。
「これ何?」
「これで英語するの?」
と子どものテンションも一気にあがりました。
始まりはケビンのナンパ!?
ナナちゃんの冒険の始まりはケビンくんのナンパでした!
「ねぇ、ちょっと聞いてもいい?」
という一言から会話が始まり、ナナちゃんが
「日本語がわかるの?!」
と驚いたり、ケビンくんが
「ここに来たのは初めて?」
と質問したり、ナナちゃんが
「世界一周旅行してるの」
「ここが最初の場所よ」
などと家族と世界一周旅行していることを説明したりする会話を初日に学びます。
英語が始まると意気消沈
セブンプラスバイリンガルでは1日に3トラックを聞きます。時間にしておよそ15分の学習です。まずは日本語、次に英語、最後に復習です。
あの有名な七田式の英語CDを私はすごく楽しみにしていました。イラストに食いついてきたので英語の学習もスムーズにできるかと思いきや、子どもたちは日本語訳の読み上げが始まった途端にすぐに興味がなくなったようでキョロキョロふらふら。
3倍速の英語に大爆笑
そろそろ集中力が切れるかなというところで、七田式がいうところの右脳開発である「3倍速録音」が始まりました。
3倍速録音は（外国人が3倍の速さで吹き込んでいるわけではなく）通常速度の録音をただ3倍速で再生しているだけなので、その音は一昔前のドラえもんにでも出て来そうな「ロボット声」でした。これに子どもたちが大爆笑! 切れそうだった集中力がぎりぎりで持ち直しました。
右脳は刺激されてるかな?
私は、この右脳を開発するという3倍速英語をかなり一番楽しみにしていました。右脳は七田式を象徴するキーワードなので。
ただ、この3倍速録音…。日常的にネイティブ向けの英語アニメを楽しんでいる子どもたちにはそれほど「速すぎる」というスピードではなかったようで、ロボットのような機械的な声が面白い以外は英語の意味は3倍速でも普通に聞き取れていたようでした。右脳開発というのはこんな感じでも効果はあるのでしょうか。これから35日間じっくり観察してみようと思います。
お手本の後にリピートする
英語のリピーティングは難しかったです。英語の1文1文が長めなので、ほとんど発音できていませんでした。
例えば
「I’m with my family.」
（家族と一緒にね）
という英文で子どもたちが言えたのは
「… my family.」
だけ。
400%学習の効果を待つ!
セブンプラスバイリンガルの七田式メソッドは「3倍速英語」と「400%学習」です。400%学習とは同じ部分を4回復習しながら学習を進めるのですが、3回目の復習で「I’m with my family.」程度なら言えるようになっていました。「You are talking to yourself in Japanese.」くらいに長いセリフは4回の復習が終わっても無理でした。2巡目では言えるようになってくれたら嬉しいなぁ。
1日目に学んだ英語
セブンプラスバイリンガルでは毎日平均して20のフレーズを学びます。初日は18フレーズでした。
● 会話に割り込む表現
記念すべき最初の英語はケビンくんのナンパ（!?）で、
「ねぇ、ちょっと聞いてもいい?」
（Can I ask you something?）
でナナちゃんとケビンくんが出会います。このような表現を初日に学べるのは私は嬉しかったです。
●「the first time 〜ing」
ケビンくんがナナちゃんに「ここに来たのは初めて?」と質問する場面です。
（ここに来るのは初めて）
「first time」の後に「coming」という動名詞が来るのがポイントです。
●「日本語で」の in
「in 日本語」で「日本語で」という意味になります。中学生になると「with」と間違える子が増える表現です。
● その他の英語表現
▶︎「はじめまして」の表現
ナナちゃんとケビンくんの出会いの場面ですから典型的な自己紹介の英語表現も学びます。
「日本から来たの?」
「私の名前は〜」
「初めまして」
などです。これからナナちゃんは各国で各国の子どもたちと出会うわけですが、いろいろなシチュエーションで自己紹介をしていくことになり工夫されてるなと感じました。
▶︎「Why?」「Because 〜.」
ナナちゃんが日本人だと気付いたケビンくんにナナちゃんが「どうして（分かったの）?」と聞き、ケビンくんが「だって〜だから」と答えます。
▶︎「be動詞 + 〜ing」
現在進行形の「be動詞 + ～ing」はナナちゃんが「世界一周旅行をしているところなの」と状況を説明するときに使われます。
▶︎「to 不定詞」形容詞的用法
アメリカが初めてだと言うナナちゃんにケビンくんが「ここ（アメリカ）は見るところがたくさんあるよ」と教えてくれます。
さいごに
楽しみにしていた七田式の『セブンプラスバイリンガル』をようやく始められました。
初日は期待しすぎたかな…
七田マジックってこんな感じ?
幼児向け英語教材ならどこも同じですが、公式サイトにはいいことしか書いてあるので、一度CDをかけ始めたら子どもたちが英語に吸い寄せられるように夢中になるような魔法の教材だと盲信する部分がありましたが（当然ながら）そのようなことはありませんでした。
聞き流しとABCマウスのおかげ
なんとか最後まで集中力が持ったのは、毎日の英語の聞き流しで聞き取れる英語が少しだけあったことと、直前にやっていたABCマウスのおかげだなと思いました。
ABCマウスの学習画面はこんな感じです。3ヶ月間毎日たっぷり遊びながら学べて英語を積極的に理解しようとする姿勢が身についた気がしていました。英語への興味も最高値にまで高まっていたので（私としては何とか）最後までいけたという感じでした。
▼ あの楽天が選んだ英語教材
楽しいゲームのようなレッスンのおかげで英語を「聞き取りたい」と思ってくれるようになった気がしています。無料体験は1ヶ月。
イラスト集とぬりえ集の役割
子どもの興味と集中力を喚起するのにイラスト集とぬりえ集が役立ちました。
いずれにしても明日の英語が楽しみです。世界地理にも興味を持たせてあげられるセブンプラスバイリンガル、オリンピックの今年は本当におすすめです。
楽天のABCマウスもプログラミング教室の準備にもなり英語力もついたのでオススメできると思います。
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