小学生におすすめの資格「3大実用技能検定試験」はやっぱり効果が高い! 他にも小学生が受けられる資格の中にはこんな便利な資格があります。
【このページの目次】
おすすめの勉強法
対策は「1ヶ月前から」
小学生の場合、気づいたら2週間前で10日しか勉強できなかった(けど合格できた)などということは少なくありません。
1つ下の学年の復習のための受験であれ、先取り学習のための受験であれ、試験対策として1ヶ月も準備できれば十分に合格できます。
対策教材は「過去問+α」
対策は過去問をメインに計画を!
小学生の場合、実力は十分にあるのに(まさか落ちるとは思っていなかったのに)過去問演習不足で本番の試験で合格点が取れなかったというケースが非常に多いです。どんなに簡単だと思えても、該当級の過去問は必ず解かせてあげてください。
3大実用技能検定試験
漢字検定
公益財団法人日本漢字能力検定協会による日本漢字能力検定、いわゆる「漢検」です。
▲ 公式サイト
検定日は6月、10月、2月の年3回(2020年度は6月21日、10月18日、2月14日)です。7~2級(小学4年生レベル~高校卒業レベル)はCBT受験可。
小学1年生の漢字が10級に、2年生が9級、3年生が8級、4年生が7級、5年生が6級、6年生が5級に出題されます。復習として受験するのであれば3学期の2月に在籍学年相当級を受験するか、新学年の6月に1つ下の学年の級を受験するのがおすすめです。
初めての受験なら実物大シリーズ
初めて受験するなら実物大の過去問を解くことができる「実物大シリーズ」がおすすめです。ミシン目で切り離して、会場番号や受験番号のマークの練習もできます。800円弱で5回分の過去問演習ができますからコスパもなかなか。
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毎日コツコツなら1日5分対策シリーズ
小学生の漢検受験は正直なところ過去問さえやっておけばまず不安はありませんが、「過去問だけではちょっと足りない」「もっと練習しておきたい」という時は +αでもう1冊。
公益財団法人日本漢字能力検定協会の問題集は公式ですが、ちょっと地味で無機質。小学生なら公式以外の問題集の方が取り組みやすいと思います。
毎日の学習習慣がしっかりとできている場合には「5分間対策ドリル」がおすすめです。毎日の5分で漢検対策ができます。たった5分なのでお子さんへの心理的な負担もほぼなし。A5サイズで、切り離して使えばまさに公文!? 700円弱でたっぷり練習できるのでコスパはいいです。
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忙しいなら7日間完成シリーズ
クラブ活動や習い事で忙しい場合には7日間完成シリーズがおすすめです。試験対策の問題集をやり残すと「準備を十分にできなかった」という気持ちを引きずってしまいがちですが、この本のように7日間で終わると分かっていれば1週間なら(子も親も)頑張れますし、1冊をやり終えられればお子さんは自信をもって試験に臨めます。
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算数検定
公益財団法人日本数学検定協会による実用数学技能検定、いわゆる「数検」です。
▲ 公式サイト
個人受験は1~8級のみで、検定日は4月、6~7月、10~11月の年3回(2020年度は4月12日、7月18日、10月25日)です。7~2級(小学4年生レベル~高校卒業レベル)はCBT受験可。
小学1年生の算数が11級に、2年生が10級、3年生が9級、4年生が8級、5年生が7級、6年生が6級に出題されます。復習として受験するのであれば1学期の4月に在籍学年相当級を受験するのがおすすめです。
まずは過去問
式はどこに書くのか。答えに単位を書くのか書かないのか。選択問題は解答欄に図形の名前を書くのか記号を書くのか。小学校のテストが満点ならば難しい試験ではありませんが、出題形式は学校のテストと少し違います。まずは過去問で試験形式に慣れましょう。
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過去問で足りないなら
小学生の算数検定は正直なところ過去問さえやっておけばまず不安はありませんが、「過去問だけではちょっと足りない」「もっと練習しておきたい」という時は『文章題練習帳シリーズ』がおすすめ。
公益財団法人日本漢字能力検定協会による公式の問題集で、百ます計算などではフォローしにくい文章題のための問題集です。
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幼児~小学校低学年におすすめ
苦手分野がとても足を引っぱっていたり、先取り学習のための受験をしたりするなら、要点がコンパクトにまとまったこんなに可愛い公式問題集があります。5歳~9歳くらいまでの先取り学習におすすめです。分かりやすくてコンパクトなので飽きませんが、内容は薄いので高学年の算数になるとこの本では理解できないかもしれません。幼児~小学校低学年におすすめです。
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英語検定
公益財団法人日本英語検定協会による実用英語技能検定、いわゆる「英検」です。
▲ 公式サイト
実施級は1~5級で、検定日は5~6月、10月、2月の年3回(2020年度は5月31日、10月11日、1月24日)です。準1~3級(中3レベル~大学中級レベル)はCBT受験ならば毎月1回受験する機会があります。
英検5級が中1レベル、英検4級が中2レベル、英検3級が中3レベル、英検準2級が高校中級レベル、英検2級が高校卒業レベル、英検準1級が大学中級レベル、英検1級は通訳案内士の英語科目免除の最難関です。
小中学生は英検3級を目標に、高校生は英検2級を目標に学習するのがおすすめです。ちなみに東大の英語試験は英検準1級相当と言われています。
まずは過去問
英語教室や公文などで学習をきちんと進められている場合には過去問だけでも十分に合格できます。
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語彙力が不安なら
英検5~4級くらいでは英単語カードや英語のことば絵本などでも十分にカバーできます。しかし、英検は合否の出る試験ですので、お子さんが小さいうちは「不合格だったという経験」をできる限り回避してあげるために英検専用の単語帳を用意した方がいい場合もあります。
▼ 低学年の子にはイラストが豊富な単語帳がおすすめです。『英検5級絵で覚える単熟語ランク順英検5級英単語650
「なぞって覚える」というこの本には、普通の単語帳のような英単語と意味に加えてスペルを練習するスペースがあります。たとえ1回ずつでも練習スペースに英単語を書き込めば、どこまで勉強したかが一目瞭然。はっきりとした進捗度により達成感を感じやすいので「続けやすい」のが小さいお子さんには特に嬉しい1冊。
この本は「さかもと式見るだけ暗記法」で学習していけば学習効率が上がります。「見るだけ暗記法」はもともと漢字暗記法として紹介されましたが、字面をイメージで覚えてから書く練習へ移行するという家庭が
▼ さかもと式「見るだけ学習法」
「見るだけ暗記法」でなくても効果はあります。
他にもこんな資格があります
逐次加筆中。
硬筆書写検定
▲ 公式サイト
5級=小学5年生
4級=小学6年生
3級=中学卒業
2級=行書
さいごに
おすすめは親子受験
公文や塾などで団体受験をする場合を除きまして、家庭学習で準備をして個人受験をする場合には「お子さんは10級を、ママは2級を」などと親子受験をするのがおすすめです。
「背中で教える」などという言葉もありますが、親が一生懸命に勉強している姿を見せるのは「勉強しなさい」を100回言うよりも効果があるのでお試しください。
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