受験で大切になるのは、何と言っても算数です。小学校の成績の軸になるのは算数なので、早めに算数を得意教科にしておくことはもちろん、小学生のうちに、今後の成績の軸になる数学的思考力を伸ばしておくことが大切になります。
【このページの目次】
どうやって先取りするか
先取りする教科はしぼるべき
先取り学習のやり方にはいろいろありますが、先取りする教科を選択することについてお考えになったことはありますか?
先取り教科をしぼる方法は、特に、これから先取り学習を始めようという場合には大きなメリットがあります。さらに、すでに公文などで先取り教育をされている場合にも、期間を決めて(平均ではおよそ2年間が目安)1つの教科に特別に力を入れて「誰にも負けない教科」を作っておくことは受験に大きなアドバンテージになります。
全教科先取りはハイレベル
全教科を満遍なく先取り学習しようと思うと、極端に申しますと学校に言った後に、家でまた学校と同じ量の勉強をしなければいけないことになり、二重生活のような学習スタイルになってしまいます。
灘やラ・サールなど超一流の中学受験を考えている場合は、一日中勉強漬けの生活もやむを得ませんが、超一流中学受験にはタブレット学習教材ではレベルが低すぎます。(中学受験に有効だと思えるRISU算数でさえ、一流中学受験には別途対策が必要だと思われます)
一般的な先取り学習は、先取りする教科を1つか2つにしぼった方が、子どもが楽しく感じられる範囲の勉強量ですみますので、親が強制することによって勉強嫌いにしてしまうリスクを軽減できます。
先取りが一番楽しいのは算数
先取り学習として選ぶのであれば、算数が一番おすすめです。算数は「できた」「できない」が非常にはっきりしていますから、勉強を進めやすいという特徴があります。
また、数学検定があることも算数の先取り学習の楽しみになります。「学校のテストはいつも満点」のお子さんでも、数学検定を1級ずつ合格していくことで、自分の実力がどんどん上がっているという成果を実感することができます。
英検でも似たような効果がありますが、漢検は残念ながら漢字だけなのでクイズ的要素が強めです。先取り学習を楽しめるのは圧倒的に算数だと思います。
先取りで効果が出るのも算数
さらに、算数は各単元が関連しあっていますから、苦手克服がテスト全体に及ぼす影響が大きく、勉強すれば比較的すぐにテストの点数が上がります。
目に見えて成績が上がれば、勉強が楽しくなりますから、もっと勉強したくなりますし、もっと勉強すればさらに成績が上がるという理想的な好循環が生まれます。
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やればやっただけ数学力に
算数(数学)は国語や英語と違って教科自体が学問になっていますから、試験の出題傾向がどのように変化しようと学んだ知識は必ず活かされます。
算数はやればやっただけ力になる教科です。
算数は早ければ早いほどいい
そのため、先取り学習を始めるのであれば早ければ早い方がよろしいです。
効果の出る”算数先取り教材”
最近、その凄まじい効果で教育業界を席巻している教材があるのをご存知でしょうか。特に、中学受験を考えるご家庭から厚い信頼を得ています。
それが『RISU算数』です。
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算数専門のタブレット教材
『RISU算数』は「算数のみ」に特化したタブレット学習教材で、無学年制システムを採用しているのが特徴(無学年制:勉強したいだけ学年を超えてどんどん先に進める多学年教材)。
RISU算数の凄まじい効果
「RISU算数の効果がスゴい!」と口コミが広まっています。「中学受験を考えたらとりあえずRISU算数」「先取り学習ならとりあえずRISU算数」「算数がイヤだと言われたらとりあえずRISU算数」など…RISU算数って、何がそんなにスゴいのでしょうか。
小3で終了! 四谷全国模試1位
RISU算数の公式サイトにも掲載されている最も分かりやすい快挙は、小学3年生で小学算数の全範囲を終わらせ、その後進学塾に入塾した直後の全国模試で全国1位を取ったという小4男子です。
この子は小学1年生の夏過ぎにRISU算数を始めたそうです。その後、1年半で小学校6年分を終わらせて、たった1年半でRISU算数をやめています。1年半という短期間で全国1位の実力をつけました(ただし、この子の場合はRISU算数を始める前から多少の先取りはできていたと思われます。公式サイトにはどこにも書かれていませんが…)。
75%以上が1年以上先取り
1年半で6年分の先取りを終わらせるというのは、RISU算数では珍しいことではありません。
受講している子どもたちの75%以上が在籍学年よりも1年以上先の単元を学習していると、公式サイトで公言しています。2019年にパートナーシップを結んだ数学検定のサイトによれば2019年には8割以上の子どもたちが2学年以上の先取りをしていると書かれています。
算数嫌いの小2が3ヶ月で激変
わが家でもRISU算数にお世話になっていますが、私があまりに熱く語るので従兄弟が興味を持ち、半年前から娘さんにさせてみたといいます。算数が苦手で数字を見るのも「イヤだ、やりたくない」と言っていた小学2年生の女の子がたった3ヶ月で「私、算数大好き!」と言うまでになって驚いたと、正月に報告してくれました。
RISU算数は解約でなく”卒業”
RISU算数をされているご家庭のブログを読み込んでいただくと、RISU算数のブログには「途中でやめた」という口コミが極端に少ないことにお気づきになると思います。
「RISU算数をやめた」というブログは、たいてい「小学校6年分をすべて終えたからRISU算数をやめます」「算数の力は十分に伸びたのでもう十分です(他教科の勉強に充てます)」など、RISU算数をやりきって”卒業”していく円満解約ばかりです。
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RISU算数が効果を出せる理由
なぜRISU算数はそれほど効果を出せるのでしょうか。
アメリカ・シリコンバレー発
RISU算数はもともとタブレット学習先進地であるアメリカのシリコンバレーで開発されていた技術でした。(当時のアメリカでの研究で算数以外の教科には際立った成果が見られなかったために算数のみの教材になったそうです)。
RISU算数で思考力が伸びる
2016年に英語版RISUタブレットがアメリカのアフタースクールで導入されていますが、これは論理思考(Critical Thinking, 批判的思考力とも訳される)という思考方法を育む問題を取り入れたRISU算数が、将来有望と予測されている科学・技術・工学・数学分野、いわゆるSTEM分野に進学させたいと考えるアメリカ人家庭の教育ニーズに合致したためです。
その子のベスト問題を出題
データ解析を得意とするRISU算数が取得した特許が「その子に一番合った問題を出題する機能」です。
RISU算数の公式サイトにあるように「一人ひとりにピッタリの問題に取り組めます!」などと言うと、他の教材でもいわれているような陳腐な宣伝文句に聞こえますが、RISU算数の出題機能は精度のレベルが少し違います。
RISU算数は復習機能を「2つの復習」と名付けています。1つは間違えた問題の再出題機能で、これはこれまでのタブレット教材にも付いていました。もう1つの「少し前に解いた問題を時間をおいて再出題する機能」が画期的で、忘却曲線の特徴を利用した記憶の強化を図ってくれます。
自主性を伸ばす学習構成
子どもが自分からやりたいと思えるように、各単元の学習内容を小さく分けて1回の学習をコンパクトにまとめたり、
その学習内容それぞれにフォロー動画付きで苦手対策をしていたり、
などの工夫もありますが、これはタブレット学習教材すべてに共通する特徴で、特に際立った違いは見られません。
出題&問題そのものが楽しい
RISU算数の学習画面はそれほど「楽しげ」ではありません。
画面デザインには『チャレンジタッチ』のようなポップな色合いもなく、かわいいキャラクターも出てきませんし、がんばり表も進捗表なんとも質素なデザインです。
それでも、「楽しいと言っている」「毎日自分から取り組んでいる」「算数が好きだと言うようになった」などという口コミが多い理由は、問題の内容にあると思います。
「同じテーマの問題でも、解くたびに内容が変わります!」という機能は、例えば『チャレンジタッチ』や『スマイルゼミ』にもあります。しかし、
「たけしくんが3本もっています。まりちゃんが10本もっています。ぜんぶで何本でしょう」
という問題が
「たけしくんが10本もっています。まりちゃんが3本もっています。ぜんぶで何本でしょう」
という問題に変わっているだけだったり、図形問題でもちょっと位置が違っていたりするくらいで問われている本質は変わっていない問題ばかりでした。
それに対しまして、RISU算数の問題形式は実に多様です。
RISU算数にはおよそ10,000問のストックがあり、その中からRISU算数独自のアルゴリズムで、その子が解いた問題と学習進度などから出題する問題を選択しているといいますから、バリエーションに飽きがこないのも当然なのでしょう。
ときどき、算数らしくないパズルのようなスペシャル問題が混ざっています。
さらに、突然「鬼モード」呼ばれる超難問も出題されます。
簡単な問題だったり、難しい問題だったり、パズルのような問題だったり、『RISU算数』は問題の内容によって算数の勉強を楽しませてくれる教材です。『RISU算数』にはカラフルな画面デザインも可愛いキャラクターも登場しませんが、そばで見ていると、子どもたちは算数の問題を解くこと自体を楽しんでいるような印象を受けます。
しかも、RISU算数では子どもが一番楽しみにしているであろうご褒美プレゼントに「超ハイレベル問題」なるものがあります。毎回毎回算数の問題ばかりしているのに、一体どんな子どもがご褒美にまで算数の問題を欲しがるものかと思っていましたが、この超難問プレゼントが子どもたちに大人気だそうです。
RISU算数をしている子どもたちは、みんな、すでに算数そのものの魅力にどっぷりとハマってしまっているのかもしれません。
結果が見えるからより楽しく
算数は小学生の教科の中では成果の見えやすい科目です。学習内容のほぼすべてが関連しているために、一度苦手分野を取り除けば他の単元でも点数が取りやすく、算数として全体的の成績が上がる相乗効果が出やすいからです。
そのため、他の教科にくらべて「ちょっと頑張れば成績が上がった!」という経験をしやすいのだと思います。頑張って成績が上がれば、「もっと頑張れば、もっと成績が上がるかもしれない」と思えます。
付加価値をつけやすいタブレット学習教材ですが、キャラクターやゲーム的要素などで勉強を楽しむのではなく、算数の問題を解くこと自体を楽しめるRISU算数はやはり他教材とは一線を画していると感じます。
そもそも先取りすべきなのか
ここで、そもそも先取り学習はすべきなのかという根本的な議論に立ち返ってみたいと思います。先取り学習に迷いのない方は読みどばしてください。
東北大学数学科教授の見解
私は先取り学習肯定派です。きっかけはご縁のあった東北大学数学科教授(当時)のお話でした。
その教授は低年齢児の先取り学習について「算数は、本当はね、小学生のうちに高校数学までをしておくのがいいんだよね。数学を俯瞰的に見られるようになるから理解がまるで違ってくる。算数から数学に切りかわる中1の壁もなくなるし、数学の本質もつかめるし、なにより算数(数学)が楽しくなるからさ」云々と語ってくれました。
突飛な見解だと思っていたのですが、『Newtonライト』のAmazonレビューに似たようなコメントを見つけました。
「小学生のうちに高校数学まで」というのは数学界では常識なのでしょうか!?(奇跡的に私の知人とこの方の後輩が同一人物だという可能性も残りますが…)
百ます計算で有名な陰山英男氏も先取り学習に関して「お子さんが望むだけ躊躇せずにどんどん進めていいと思いますよ」と、ある講演会での質疑応答で回答していました。
【▼ 幼児向けの百ます計算本も】
そもそも幼児教育界は先取り学習の世界です。幼児教室や有名幼稚園では小学校に上がる前から算数を教えていますし、公文式や七田式の家庭学習プリントでも小学校に上がる前に文章の音読と加減算のトレーニングは始まっています。
【▼ 七田式プリント(年長向け)】
大量のプリントがセットになっているのでお高い印象があるが、実は月に1300円程度とリーズナブルな七田式プリント。
先取り学習のデメリットとは
先取り学習否定派の方々は、先取り学習のデメリットに不安を感じていらっしゃるようです。
先取り学習のもっとも大きなデメリットは「先にすべてを分かっているから、先生や授業を見下して、真面目に取り組めない/集中できない/自分が人より優れていると勘違いをする」だと思います。
反論はいろいろありますが、まず「先にすべてを分かっている」という部分で子どもは勘違いをしています。本当に「すべてを分かっている」ことなんてあり得るでしょうか。
ただ問題に正答すること、テストで100点を取ることだけなら「すべてできる」もあり得るでしょうが、算数(数学)は「他の答え方はないだろうか」と考える学問ですから、「先生はどういう説明をするんだろう」「クラスメイトはどう考えるんだろう」ということに興味を導いてあげるべきだと思います。
子ども4人を東大理Ⅲに合格させた佐藤ママも、小学校入学時にはお子さんはすでに小学3年生の単元を学習していたそうですが、お子さんが授業や先生に対して生意気なことを言った時には「本当に全部わかってるの?あなた、先生の代わりに授業ができるの?授業ができないんだったら、そんなことは言っちゃダメよ」という趣旨のことを諭していたと著書に書いています。
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目標は10歳までに全範囲
先にご紹介しました東北大学教授の「小学生のうちに高校数学まで学習」というのは、少々、レベルが高すぎるのですが少なくとも小学生のうちに中学数学の勉強は始めることをおすすめします。
中学数学に余力ができると、高校数学だけではなく、高校物理の勉強もとても楽になりますし、楽しめるようになります。
小学生のうちに中学数学の勉強を始めるために、一応の目安は10歳までに小学校6年分を終える、つまり「小学4年生までにRISU算数終了」です。
中学受験をお考えの場合は小学3年生までに小学校6年分の範囲を終えることをおすすめします。
算数で作った余力は他教科へ
そうして小学校低学年のうちに算数で作った余力は、知的好奇心にも強い個性が出始める高学年に他教科、または学校外の「夢中になれること」に使っていただきたいと思います。
「天才」と呼ばれる人物は12歳までに何らかのサインを出しているものです。お子さんの才能を見極めて、お子さんの才能を伸ばしてあげられるような環境を整えてあげていただきたいと願います。
この記事がお子さまの先取り学習のヒントになれば幸いです。
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家庭教育アドバイザー。元幼児教室講師。塾講師時代は中学高校の数学と英語を担当。現在はチャットによる家庭教育アドバイスを行う(御陰様で満席となりました)。子育てでは家庭学習の主軸は紙教材ながら『RISU算数』で算数先取り学習中。タブレット学習教材は『チャレンジタッチ』と『スマイルゼミ』、『デキタス』を経験。
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お子さんがすでに小学校中学年以上の場合、算数の先取り学習なら『RISU算数』を少なくとも2年で終わらせたいところです。
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