【不登校】自己紹介にかえて

【不登校】自己紹介にかえて
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塾講師時代に塾長命令で4人の不登校学生の家庭教師をしました。進学塾の講師が特定の生徒の自宅へ行って家庭教師をするという、普通ならば絶対にあり得ない特別措置が取られたのは塾長の息子さんが不登校だったためでした。

小2~小5の男児児童(不完全ながらも登校再開で退塾)
小4~中2の男子生徒(不完全ながらも登校再開で退塾)
小6~中3の女子生徒(高校受験を機に完全脱却)
中1~高2の女子生徒(不完全ながらも登校再開で退塾)

担当した4人の生徒が全員不登校から登校を再開してくれました。幸運にも担当生徒全員が登校を再開させてあげることができた最大の理由が4人の生徒たちの不登校問題がそれほど深刻化していなかったからに他ならないということが(当時は分かりませんでしたが)今では確信できます。学校には行けなくても塾には来ていたり、塾の授業には出られなくても不登校の三者面談では親と一緒に塾に足を運べる程度の不登校でしたので。

また、不登校のお子さんとのコミュニケーション面ではとても身近に不登校の子どもがいたという環境が大きかったと思います。不登校の対応については常にアンテナを張っていたために、子どもをこれ以上追いつめてはいけないということが分かっていました。態度や表情に「学校へは行くべきなのに」という圧迫感をあまり出すことなく、生徒さんたちの話をゆっくりと聞いてあげる姿勢を常に気をつけていました。

家庭教師をしている時間も勉強だけをしていたわけではありません。勉強自体は登校した時に最低限授業についていくことができるだけの基礎基本のみで、他の時間はひたすらお子さんとおしゃべりをするか、一緒にゲームをするか、一緒に漫画を読むか(読んだ漫画は要約の練習にも使っていましたが)でした。

塾長がその後さらに不登校生徒の対応に力を入れたことに加えて当時はまだ不登校サポート機関がほとんどなかったためか、4人の生徒が不登校から立ち直ったという評判が広まり、塾では不登校気味もしくは軽度の不登校の児童生徒が一気に増加し、私は不登校相談担当員として塾内外からたくさんの相談を受けました。不登校の生徒が増えすぎたため個別に家庭教師を受けたのは4人だけでした。私は結婚後、夫の赴任先で講師業と並行して不登校相談員をしました。こちらのサイトでは主に私が考える不登校の間の家庭学習についてを書かせていただいております。

(追記)
こちらのサイトを経由しましてご質問やご相談をいただくことも増えてまいりました。心苦しくはありますが基本的にご質問へのご回答は記事にしてお答えし、記事更新情報をメールにてお知らせするという形を取らせていただいております。現在は個別のご相談を受けておらず、またすべてのご質問やご相談に対しまして記事にて回答するということもいたしておりませんことを何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

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