今話題のロボット教室。実際にやってみて我が家はかなりの効果を感じています。効果は高いけれど、お月謝も…。そんなロボット教室の入会前に絶対知っておきたい先輩ママたちの「辞めた理由」を幼児、小学生(低学年)、小学生(高学年)に分けてご紹介。
【このページの目次】
ロボット教室とは
ヒューマンアカデミーのロボット教室は幼児から小学生を対象にした「ロボットプログラミング講座」です。ロボット工学の第一人者である高橋智隆氏が非常にこだわって開発したという教材とロボット作例が理系脳を育むと評判。高橋氏も審査員を務めるヒューマンアカデミーの全国大会は、他社の全国大会(ときに世界大会)とは異なりクリアすべき課題のない自由なロボット作りで、ロボット作りのみならず工学への興味を強く引き出してくれると一般観覧の申し込みも殺到している人気ぶり。
そんな大人気のロボット教室に入会したのに辞めていった先輩ママたちの「辞めた理由」をまとめます。
幼児に多い辞める理由
机に向かっていられない
ヒューマンアカデミーのロボット教室はフランチャイズ制ですので、教室によって教室の雰囲気も、子どもたちのやる気も、講師の質もまったく違います。
例外も多いらしいのですが、基本的にロボット教室では「講義」はありません。先生からの説明や解説はなく、子どもたちは自分で教材を用意して、自分でテキストを開いて、自分でロボット作りを始めます。
テキストは、すべての漢字にひらがなで読み仮名が書いてありますし、手順は大きな写真をふんだんに使って細かく説明されています。「幼児でもまったく問題なく進められるようになっています」と講師は言いますし、実際に、ひらがなを50%くらいしか覚えていない我が家の年長児もロボット作りを楽しめています。
しかしながら、授業中は先生へは質問をするだけですし、子ども同士で話をすることもありません。授業では90分間ひたすら机に向かうので、これまでにまったく家庭学習やプリント学習を経験したことがないお子さんの中には、(無料体験の40分間は楽しくロボット作りができても)その90分間を椅子に座っていられずに飽きてしまったり、「もうやりたくない」などと途中で放り投げてしまったりすることがあるそうです。数ヶ月続けても、子どもたちに変化が見られない場合には辞めるケースがほとんどなのだとか。(ロボット教室講師談)
ヒューマンアカデミーのロボット教室は「塾で勉強するようにロボットを作る」雰囲気なのに対して、同じロボット講座でもレゴスクールの方は「幼稚園で工作をするようにロボット作りを楽しむ」雰囲気がありました(例えば机の配置や教室の飾り付けなど)。
そのため、教室選びでレゴスクールとロボット教室で悩んだときに子どもも親も両者の特徴が混ざってしまって、特に子どもは無料体験での記憶が「とにかく楽しかった! ロボット作ってみたい!」という大雑把な印象だけしか残らずに、いざ入会してみると「思っていたのと違った(よく考えると楽しかったのはレゴスクールの方だった)」ということも起きているのではないかなと、両社を比較してみた私などは思います。
小学生が怖い
教室の中には受講生があまり多くなくて幼児のコースと小学生のコースを同じ時間に同じ教室で行なっている教室もありました。そのような教室では、小さい子どもが大きな小学生のお兄ちゃんを怖がってしまって「辞めたい」と言い出すということがあるそうです。(他教室に通うママ友談)
幼児と小学生が同じ教室でロボット作りをすることにはメリットもあります。小さいうちから上のコースの、より複雑なロボットを目にすることができるために「自分ももっと難しいロボットを早く作れるようになりたい」と向学心を刺激してくれる場合もあります。
これはお子さんと教室の相性の問題になりますが、ヒューマンアカデミーのロボット教室はたくさんの教室を比較してみることができますので、知っていれば予防できるデメリットではないかと思います。
先生が怖い
ヒューマンアカデミーのロボット教室の中にはもともと中高生向けの進学塾がロボット教室のフランチャイズに加盟したという場合もあり、幼児に慣れていないことも考えられます。無料体験で親は特に違和感が感じられなくても、小さい子は進学塾講師のしゃべり方や笑顔の少なさが「怖い」という印象になってしまうことがあるようでした。
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1〜3年生に多い辞める理由
先生が合わない
「先生が合わない」という問題に関しては現場を知っていますからよく分かるのですが、小学1〜3年生では学力も知力も授業への姿勢も非常に幅が出ます。
幼児教育に成功しているご家庭では低学年ながら高学年のお子さんと同じような対応が必要になりますが、小学校に入学して初めて机に座って勉強を始めた小学1〜2年生は幼児教室でのように勉強テーマを身近な生活のことがらに細かく絡めながら興味を引きつけていく必要があります。さらに、徹底しすぎた早期幼児教育をされてきたご家庭では小学1〜3年生ですでに親への反発、勉強することへの反発、高すぎるプライド、できないことへの苛立ちなど思春期に似た問題を抱え始めるお子さんもいます。
教室の講師が、このような子どもたちの成長過程について気配りや目配りができるかどうかは確認した方がいいかもしれません。特に急に事業を拡大してフランチャイズ加盟した教室では、ロボット教室の講師を学生アルバイトに任せていたり(授業は質問への受け答えがメインで比較的簡単なため)、ロボット教室の講師がこれまでに大学受験前の高校生にしか講義をしたことがなかったりする場合もありました。
これまでに子ども向けの講座を担当したことがない講師が子どもへの気配り下手とは限りませんが、これまでの職歴は参考にはなりますので無料体験で質問してみてもいいかもしれません。
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4~6年生に多い辞める理由
中学受験のため塾に通う
小学4〜6年生にもっとも多い退会理由は「中学受験のため」です。受験塾に通うので金銭的にも時間的にも余裕がなくなるというケースです。説明不要で首肯できます。
ロボット作りはもう十分
ヒューマンアカデミーには6年間分の4コースが終わるとロボティクスプロプロフェッサーコースに進めるようになっています。内容もお値段もレベルが上がるために4コースを修了したら「もう十分かな」と辞めるケースが多いようです。
そして、小学校卒業のタイミングでロボット教室も修了させたいというケースです。
(注)女の子に多い辞めた理由
中規模の教室では男の子ばかりが5〜10人の中に女の子が一人だけというケースが少なくないように見受けられました。周りが男の子ばかりで教室に居づらいと感じるようなので、通える範囲の教室に男の子しかいない場合はお友達と一緒に入会する方がいいかもしれません。
無料体験をするなら…
無料体験をするなら同時期に2社以上参加するのがおすすめです。勧誘があるといやだから…という時はこんな断り方もいいかもしれません。
無料体験も3社くらい参加してみるとコースの内容やテキストの良し悪しが分かるようになりますし、教室や講師の雰囲気が子どもに合いそうかどうかも直感が働くようになりました。何より無料体験だけして結局入会しないという場合にも「××も見てみたいので」や「××にしました」など、とても断りやすくなります(笑)
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ヒューマンアカデミーの無料体験を受けるときに比較したいおすすめのライバル教室。
▼自孝力キッズ(小学校低学年)
▼エジソンアカデミー(小学校高学年)
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