【ヒューマンアカデミーロボット教室】に通わせている先輩ママの評判口コミといえば単にロボット好きになった、プログラミングが上手になっただけではなく「頭の回転が速くなった」「学校の成績が上がった」「本を読むようになった」など多数。年長さんと小学1, 2, 3年生の4人の子どもを連れて無料体験に参加してみると、その理由が分かりました。
【このページの目次】
【無料体験前】のイメージ
友人にヒューマンアカデミーのロボット講座の無料体験に誘われた時には受講する気はまったくありませんでした。ヒューマンアカデミーと言えばほとんどが文系講座で、ペン習字講座などの趣味系講座や日商簿記などの資格系講座から、色鉛筆絵画講座などの新しい講座などでした。
「お遊びっぽい…?」
文系の講座ばかりが有名なヒューマンアカデミーの「ロボット講座」など、ちょこちょこっとロボットを組み立てる程度だろうと思っていました。特に興味はありませんでしたが、子どもたちは仲が良いし、子どものロボット作りには興味があるから断る理由はないな…というわけで無料体験に参加してきました。
「勧誘とかしつこそう…」
ちなみに、友人はずっと無料体験後の勧誘のことを気にしていました(そもそも強く勧誘された時のために一緒に断るために私を誘ったのかもしれません)が、私は以前プロの方に勧誘マニュアルのウラ話を聞いてからは少しずつアレンジしていくことで今のところは嫌なストレスを感じずにすんでいます。
【無料体験】で目からウロコ!
何の期待もなく参加した無料体験でしたが、すぐに入会を真剣に考えるようになりました。以下、無料体験での講座説明と入会案内のお話の中で聞いた内容です。
流行りの非認知能力が伸びる
私が一番注目したのは非認知能力教育でした。非認知能力はNHKでも放送されましたが、最近の子育てのホットなキーワードだと感じています。NHK『すくすく子育て』出演の遠藤利彦氏によれば、非認知能力には2種類あり、自分に関する力(自尊心、自己肯定感、自制心など)と人と関わる力(思いやり、協調性、社交性、共感力など)です。
そんな非認知能力を伸ばすためには「楽しんで遊ぶこと」が必要で、もっとも大切なのは「子どもが自分で自分が好きなことを見つけて、好きなことに夢中になること」だとされています。
ヒューマンアカデミーのロボット教室は、単にロボットを組み立てるのではなく、ロボット作りを通して、工夫をすること、失敗すること、原因を考えること、徐々にロボットを完成させていく喜びを体験できるように監修されています(公式サイト監修者メッセージより)。
ヒューマンアカデミーロボット教室を監修した高橋氏(東京大学科学技術研究センター准教授)は、教育のあるべき姿を「遊びのように楽しく夢中になっていたら、実は学んでいた」と言っていますが、これは偶然にもNHKで「非認知能力を伸ばすためにできることは?」という質問に回答した河邉貴子氏の「非認知能力は学ばせるというよりも、子ども自身が遊びの中から学んで身につけていくものだと思います」という言葉と重なります。
ロボット教室の評判
さて、楽しく遊びながら学べるヒューマンアカデミーのロボット教室ですが、受講したことのない人のイメージ意見ではなく、ロボット教室に実際に通わせている先輩ママによる評判は総じて非常に良いのは大きな特徴だと思います。
口コミの内容も「ロボット好きになった」「プログラミングが得意になった」などだけではなく、「学校の成績が上がった」「本を読むようになった」「頭の回転が速くなった」など、一見するとプログラミングとは関係がないように感じられる口コミも少なくありません。
【無料体験】はこんな感じ
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無料体験の内容は教室による
無料体験の内容は各教室によりまったく異なるそうです。そのため、入会を検討する際にはどの教室へ入会するのかも吟味する必要があるといいます。ヒューマンアカデミーでは各教室で1回ずつ無料体験ができるそうです。
私が参加した無料体験はこのような感じでした。
参加したのは5~8歳の4人
年長, 小1, 小2, 小3の4人
今回無料体験に参加したのは、年長さん(男の子)、小学1年生(男の子)、小学2年生(女の子)、小学3年生(男の子)の4人です。
無料体験した子どものスペック
【年長さん(男の子)】
明るくてお調子者。人見知りはほとんどしない。家ではレゴデュプロ遊びが大好き。好きなことも好きではないことも集中力が長続きしない。ひらがなはまだ半分ほどしか読めない。算数(計算)大好き。
【小学1年生(男の子)】
1人の世界にどっぷりはまれる研究者タイプ。自分の興味のあることなら1時間以上軽く集中できる。興味のないことにはまったく集中できない。レゴデュプロは好きだが、自分が作りたいものしか作らず、家では親が促しても「作り方」通りに作ったことは一度もない。人見知りが激しく、初対面の大人には簡単な質問でも聞かれたことに答えられないレベル。ひらがな、カタカナは読める。漢字も小学2年生レベルなら問題なし。算数(計算)大好き。
【小学2年生(女の子)】
本を読むのが大好きで、活字に強い。集中力もあり、成績もいい、クラスに1人はいる小学生のデキる女の子タイプ。社交的で人見知りはしない。分からないことは、手を上げて自分で聞くこともお手の物。初めてのテキストでも、自分で読んで自分で課題を進められる。算数(計算)大好き。
【小学3年生(男の子)】
工作好きだが、ブロック遊びよりも公園の石や木の枝を組み合わせるモノ作りの方が好き。学校で習った漢字は読めるが、読書は苦手。難しい文章は集中力が続かず、遊び始めてしまう。国語も苦手だが、算数(計算)も好きではない。
無料体験の流れ
無料体験へ申込み
無料体験に申し込むと、ヒューマンアカデミーの担当スタッフから「この度は無料体験の申し込みをありがとうございました」と電話がありました。
事前のお電話 ①
そこで、ヒューマンアカデミーのロボット教室についてとても詳しい説明を受けました(この記事のおよそ50%がこの時の電話でゲットした情報です)。私自身も非常に興味がありましたので、たくさん質問をさせていただいて1時間以上も電話でお話ししていたと記憶しています。
事前のお電話 ②
別途、申し込んだ教室から電話とメールで日時の確認連絡があり(こちらの電話は必要事項を確認するだけの単なる連絡でした)、当日を迎えました。
無料体験当日
(注)無料体験については教室により詳細が異なるそうです。
「こんにちは」とドアを開けると「今日の無料体験の方ですね?」という確認があっただけで、すぐにそのまま教室へと通されました。
「ご家族の方は空いている席に適当に座ってくださって構いませんので…」と教室の中へ入ると、親に対して無料体験の流れや講座の説明などは一切なく、講師の方は子どもだけを教室の前に集めて、それぞれ名前を聞き、教室の一番前の席から順に「ここに座ってね。これがテキストだよ」などと言いながら席に座らせました。そして、すぐに「今日はこういうロボットを作りますよ」と授業が始まりました。
無料体験は正規の授業と同じ流れなのだそうです。正規の授業も「こんにちは」と子どもたちが教室に入ってくると、おのおの自分の教材キットを準備して、特に「では始めます」などの合図もなく、各自ロボットを作り始めるのだそうです。
ロボット教室の授業は基本的に、子どもたちが自分のテキストを自分で読みながら自分でロボットを組み立てる時間で、講師は子どもたちから質問をされたときに答えたり、ロボット作りに慣れていない入会したての子どもに声かけをするのみだそうです。
正規の授業で作るロボットは推奨年齢の子どもが自力で1時間~1時間半の間に仕上げられる難易度になっているらしいのですが、無料体験で作るロボットは正規授業のロボットよりも簡単で、初めてロボットを作る子どもが自分の力でおよそ30分~40分で作れるようになっているということでした。
テキストは手順が非常に細かく説明されていて、文字での解説の他に、とても大きく見やすい写真がついていました。
ロボット作りなど初めてな子どもたちは最初の10分ほどは「意味わかんなーい」「これ何?」などと少々とんちんかんな質問をしたり、講師から「ここはそれを付ける前にすることがあるんじゃないかな?」「これはパーツが違うよ、ほら、これとこれって似てるけどどこか違うと思わない?」などと間違いを指摘されたりしていましたが、開始から15分も過ぎてくると、どの子もテキストを読んでその通りに組み立てるという作業に慣れてきたようで、離れた席からも子どもたちが作業に集中し始めたのを感じました。
子どもたちが作業に集中してからは講師の方も教室を歩き回るだけになっていたので、気になった細かな点をたくさん質問させてもらいました。
結局、4人とも40分ほどでロボットを作り上げることができました。少し時間があまったようで、出来上がったロボットに好きなパーツを足して改造したり、「今日はたまたまロボットを教室に置いていった子がいたので…」とミドルコース(小学校中学年~)のロボットを見せてもらったりしました。
子どもたちがロボットで遊びだすと「これを記入していただけますか?」とアンケートを渡されました。アンケートは名前や小学校名、学年の他に「今日の無料体験はどうでしたか?」「ロボット教室に期待することは何ですか?」など、ロボット教室やプログラミング教室の無料体験ではよくある内容でした。
アンケートを提出し終わると、勧誘などは一切なく「今日はありがとうございました」と外へ出るように促されました。
思うに、講座PRや勧誘などは各教室の講師ではなく、その地域の教室を担当しているヒューマンアカデミーの社員が行うことになっているのだと思います。
無料体験後の電話勧誘
無料体験後に電話勧誘がありました。「無料体験はいかがでしたか?」から始まる普通の勧誘電話でした。夫とは高い買い物は一緒に比較検討することを約束していますし、私もまだ他社の講座内容に興味がありましたので、ヒューマンアカデミーは一度断っています。
勧誘を断るときには、保険のセールスレディーだったという方のアドバイスをいつも参考にしています。
無料体験のおすすめ度
ロボット作りの無料体験
ロボット教室の無料体験は一度は行ってみたほうがいいと思っています。
ロボット教室の無料体験に行くと、今、子どもがどのくらいロボット作りに興味を示すのか、作業に集中できるのかがよく分かります。私は小学校低学年のうちに1年間でも半年間でもロボット教室には通わせてあげたほうがいいのではないかと考えているのですが、無料体験での子どもの様子や教室の雰囲気を見ていると「どのくらいの期間通わせてあげれば期待する効果を得られるのか」がなんとなく分かりました。
(我が家の場合、ロボット教室に期待するのは「ものづくりを楽しいと思ってもらうこと」と「ものの仕組みに興味を持ってもらうこと」の2点なので、ふだんの会話の中にものの仕組みを知りたいと思う発言が出たら辞めてもいいなと感じました)
また、期待以上に子どもがロボット作りに集中することを楽しんでくれて、かつ、期待以上にテキストが充実していたため、教室には入会せず出回っている中古品を購入して、家でロボット教室ができないかという点も検討しました。
(我が家の場合、ヒューマンアカデミーの全国大会が決め手となり、中古品購入は見合わせました)
ヒューマンアカデミーの無料体験
ロボット教室の無料体験に行くのであれば、ヒューマンアカデミーのロボット教室が絶対におすすめだと感じました。理由は2つです。
他社のロボット教室も見て回りましたが、子どもの集中力の質がまったく違いました。何かにつまずいてしまった時に「もういい」「もうしない」というネガティブな発言をしなかったことや、かなり地味でシンプルなテキストの解説文を飽きずによみんでいたこと、ロボットが完成した時の「できた! 見て!」と見せに来てくれた時の笑顔など気づいたのはそんな小さなことでしたが、無料体験が終わった後の印象では「まったく違ったな」と感じるものでした。教材キットの使いやすさやテキストの内容など、高橋氏がくまなく監修している効果なのかもしれません。
同じく高橋氏の監修効果として、改造授業は是非チェックしておきたい内容だと思いました。ヒューマンアカデミーの改造授業はロボット作りの知的好奇心の根幹だと感じました。仮に、他の教室に通うことにしたり、家で中古品のロボット作りをすることにしたりしたとしても、できるかぎり考え方や手法を取り入れたいと思う内容です。無料体験に参加する機会があれば、ぜひ改造授業のテキストを見せてもらえないか聞いてみてください。おそらくどの教室でも見せてもらえると思うのですが。
中古教材について
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市販のレゴ教材を購入し、専用のテキストを用意できれば家でも同じ取り組みはできますし、きちんと取り組むことができれば同じ効果が期待できます。ロボット教室の場合、先生の役割は主にテキストを再現してくれることと疑問点を解決してくれることであり、塾のようにテキストの内容を分かりやすく覚えやすく「解説する」という仕事ではないため、家庭でも親が代理をしやすい側面があります。
ロボット作りに限りませんが家庭学習をする際に難しいのは「子どものモチベーションを保つこと」と「続ける」ことの2点です。
ヒューマンアカデミーのロボット教室にしても、Z会のプログラミング講座にしても、教材を中古で手に入れることは可能です。先輩ママたちが使わなくなったものをいろいろなサイトで出品してくれています。家庭学習習慣がしっかりとできていて、家庭のリラックスした雰囲気にのまれず自分で集中できるお子さんであれば、中古教材であっても家の中であっても十分に効果は得られると思います。
もし無料体験に参加された際には教室の雰囲気や講師の腕などに加えて、「この内容であれば家でもできるのではないか?」という視点を持っておくというのもよろしいかもしれません。
無料体験をするなら…
おすすめは複数社比較
無料体験に参加する時には、一度に2社以上試してみるのがおすすめです。
子どもの様子を具体的に比較できますし、勘のいい方は業界の動向も感じられるかもしれません(子どもに良いというよりも親への勧誘文句に有効だからやっている授業や子どもには情報過多でも親にはカラフルで楽しそうに見えるテキストなど)。何よりも、「ライバル会社に通うことにしました」と断る時にも実際に他の教室のことを知っていると断りやすくなります。
プロ直伝の勧誘の断り方
▼ 無料体験申込みはすぐできます
ヒューマンアカデミーの無料体験を受けるときに比較したいおすすめのライバル教室。全国展開しているので関東関西圏以外でも比較検討が容易です。カリキュラムの内容も授業のコンセプトも全く違うので非常に興味深いと思います。
▼ お子さんが低学年なら自孝力キッズ
▼ 高学年ならエジソンアカデミー
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