これまで個別相談や「自宅にある英語教材で子どもと一緒に英語で遊んであげてほしい」という少し特殊な家庭教師をしてきて、多くのご家庭で多くの幼児英語教材を見てきました。人気がある幼児英語教材といえばディズニー英語システム(DWE)とワールドワイドキッズイングリッシュWKE(WWE)でしたし、頻繁に質問をされるのも「英語教材を買うならディズニーとベネッセはどちらがいいですか?」という内容でした。そこで今日はディズニーとベネッセの幼児英語教材を比較してみたいと思います。
【このページの目次】
人気のある幼児英語教材
幼児英語教材「神セブン」
人気のある幼児英語教材には有名な7社があります。それぞれの教材に多くの成功者と根強いファンがいて、用意されたカリキュラムに基づいて毎日の取り組みをしっかりやれば英語は話せるようになると思える教材です。
- ディズニー英語システム(DWE)
- ワールドワイドキッズWKE
- 七田式さわこの一日
- えいごであそぼPLANET
- こどもちゃれんじEnglish
- セサミ英語ワールド
- 英語を英語で学べる教材
この中で特に人気があるのは「英語を英語で学べる」教材です。オールイングリッシュ方式と呼ばれますが、英語のみが収録された幼児教材はディズニー英語システム(DWE)とワールドワイドキッズイングリッシュWKEの2つしかありません。ほかのオールイングリッシュ方式の英語教材は幼児向けではありません。
私はこれまで「自宅にある英語教材で子どもと一緒に英語で遊んであげてほしい」という少し特殊な家庭教師をしてきましたが、多くのご家庭でお持ちの幼児英語教材はディズニー英語システム(DWE)かワールドワイドキッズイングリッシュWKE(WWE)でしたし、おすすめの小さいお子さん向けの英語教材について質問をされる時も「ディズニーとベネッセはどちらがいいですか?」と聞かれることが非常に多かったです。
DWEとWKE(WWK)特徴比較
ディズニー英語DWE
- 価格/100万円以上します(※1)
- 対象/12年間(0歳児~小学6年生)
- 教材/大量(独身者の引越し荷物程度)
- 到達可能英語力/英検準1級程度(※2)
(※1)教材代は一括払いにした場合およそ80万円ですが、ディズニー英語DWEでは教材購入後半年間は強制の会員費や各イベントの参加費、教材補助のグッズやアイテム、ボーナス時期の特別な副教材など購入後も何かと出費が続くので100万円以上とします。
ワールドワイドキッズWKE
- 価格/20万円くらい
- 対象/6年間(0歳児~6歳児)
- 教材/ディズニー英語DWEの約半分
- 到達可能英語力/英検2級程度(※2)
(※2)教材内で使われている英語の文法が「英検●級」で出題される英語の文法と同じだという意味です。教材を終了したら「英検●級」に合格できる英語力が身につくという意味ではありません。
ディズニー英語DWEとは
高額すぎる価格や挫折しやすい不安点などを度外視し、自宅教材を使うだけで子どもが将来到達可能な英語レベルだけで判断すると私は「ディズニー英語システム(DWE)」だと思います。
ディズニー英語のいい評判
知名度が高い
幼児英語教材の中でも最もメディアに露出している教材です。産院やベビー用品ショップなどでも広告チラシをもらったことがあるのではないでしょうか。妊娠したことがない方でも知っている人が多いほど知名度の高い幼児英語教材で、30年以上続いています。
分かりやすい実績
赤ちゃんのころからディズニー英語システム(DWE)をやっていて「5歳で英検2級に合格」や「中学生でTOEIC900点を取得」などの分かりやすい成果が新聞やテレビ番組でたびたび取り上げられています。ディズニー英語システム(DWE)メディアが興味を持つほど高く明快で確実な実績があります。小学生以上のお子さんをもつママの中には「ちょっと英語ができる子がいると、たいていその子はディズニー英語をやっている」という印象をもつ方も少なくないようです。
DVDを見るだけで理解可
教材は非常に日本人に使いやすく企画編集されていて、DVDを見るだけで英単語や英語表現の意味が確実に理解できるように映像が工夫されています。ディズニー英語システム(DWE)とよく比べられるワールドワイドキッズイングリッシュWKEなどは、DVDを子どもに見せる前に親が事前に予習をして歌やジェスチャーを覚えていなければ効果的に学習できないような内容にもなっていますから、ディズニー英語システム(DWE)の教材は英語学習においては正に至れり尽くせりの内容です。ただし教材がいいのは「英語学習においては」に限ります。よくない点につきましては後述しております。
アウトプットの場がある
ディズニー英語システム(DWE)は外国人先生と電話で英会話の練習をすることができる「テレフォンイングリッシュ」というシステムが定期的に利用できます。また購入後の最初の半年は「ワールドファミリークラブ」という名のクラブに加入しなければいけません。このクラブは教材に基づいた英語の実践練習の場を提供してくれるイベントのようなもので、「英語を使う機会がない」という自宅学習する英語教材のデメリットを上手にカバーしたシステムです。「本物の外国人と英語で話せた!」という喜びは次の学習意欲につながりますし、子どもがレベルアップを楽しめるような工夫もされていて、上手に利用すれば英語学習のペースメーカーとしても非常に魅力的なサービスです。(「ワールドファミリークラブ」のデメリットは後述)
この教材の悪い評判
DVDを見るだけで、の語弊
「DVDを見るだけで」というフレーズが誇大広告されているように感じます。確かに教材の内容は非常によく練られていて、無料で見ることができる海外の動画などとは比べものにならないくらいに学習教材としては優秀ですが、DVDを見るだけで学べるのは英語のみです。DVDを見せっぱなしにしているだけで子どもが自然に次から次へと上のステップの教材に興味を持ってくれるというわけではありません。
挫折・後悔しやすい
DVDを見るだけで学べるのは英語のみですから、教材への動機付けや毎日の学習のきっかけは親がきちんと管理してあげなくてはいけません。膨大な量の教材を前にして何から始めていいのか分からなくなる先輩ママは少なくありません。この不安点を解消するためにディズニー英語DWEは「購入後のサポート体制が万全」と謳っていて、電話相談を利用すればどんなに些細なことにも懇切丁寧に答えてくれます。しかし毎回毎回わざわざ電話をして聞かなくてはいけないというのは気軽なものではなく、何度か利用すると気後れしてしまったり面倒に感じてしまったりして電話サポートを利用しなくなるケースも多かったです。
映像が古臭くてつまらない
私は個人的に、ディズニー英語DWEが「挫折しやすい教材」というレッテルと貼られているのはDVDの映像の質ではないかと思っています。DVDの映像というのはそれほどインパクトが強いと思うからです。髪型も洋服もパペットも時代遅れの古臭いデザインの映像はもちろん子どもも退屈しますが、古臭い映像が毎日居間のテレビに映っていることにストレスを感じてしまうママは少なくありませんし、週末はパパにも嫌がられるかもしれません。実は数年前のリニューアルで随分と改善されているのですが、それでも日本のアニメ品質に慣れた日本人には古臭いと感じられる映像です。
莫大な費用がかかる
ディズニー英語DWEは非常に高額な英語教材です。フルセットを揃えると100万円前後(一括払いなら若干安く、分割払いなら100万円を若干超えます)です。さらに見落とされがちな点ですが、ディズニー英語DWEは購入後の最初の半年は「ワールドファミリークラブ」という名のクラブに加入しなければいけません。このクラブは教材に基づいた英語の実践練習の場を提供してくれるイベントのようなもので毎月の会費はおよそ1500円(お子さんが1歳半以上なら約3500円)です。さらに帽子や名札など小さな出費が重なり、毎月支払う金額は平均で5000円前後です。すでに教材にまとまった支払いをした後に続く毎月の出費に悩む先輩ママは少なくありません。(ただし有名な人気教材ですから使い終わった後にはほぼ必ず売ることができますので多少は戻ってきます)
小学6年生まで使うのは無理
ディズニー英語DWEは対象年齢が0歳から小学6年生までとされていますが、実際のところ小学校高学年になってまでディズニー英語DWEの教材を使い続けるのは難しいです。確かに教材で学べる英語の文法レベルは英検準1級レベルと易しくはありません。しかし、絵本やDVDの内容は0歳児から楽しめるものなのです。未就園児と小学生が同じ教材で学ぶのは無理がありすぎます。親が上手に「すべての教材を暗唱すること」や「知っている英単語や表現を使って自由英作文をすること」など教材の内容を使って英語を楽しませてあげることができればいいのですが、小学生になると反抗期にもなりますし「ママと楽しく英語をしよう!」とアプローチするのは簡単ではありません。お子さん本人にやる気があるご家庭なら大丈夫でしょうが、一般的にこの教材を小学6年生まで使うのは難しいようです。
ワールドワイドWKEとは
ワールドワイドキッズイングリッシュWKE(WWK)はベネッセの英語教材です。学習教材に強いベネッセらしく「楽しく学ばせる」コツを抑えた幼児英語教材です。そしてこのベネッセの特徴が「親にやさしい教材」と言われる所以です。
ワールドワイドのいい評判
途中解約ができる
乳幼児の高額教材を購入するときに「途中解約ができる」のは非常に大きなメリットです。たとえ無料サンプルなどで喜んでいても、小さな子どもはいつ飽きてしまうか分かりません。ワールドワイドキッズイングリッシュWKEでは分割払いの場合には教材が2ヶ月ごとに届けられ、1年でそのレベルの教材がすべて揃うシステムになっています。途中で解約すればまだ配送されていない教材分の費用は返金してもらうことができますので、例えばとりあえず申し込んでみてお子さんの反応がすこぶる悪く最初の1ヶ月で解約した場合には、最初の2ヶ月分の3万円だけを支払うだけで済みます。解約の手数料や違約金は一切ありません。
対象年齢は0~6歳と短い
ワールドワイドキッズイングリッシュWKEの対象年齢は0歳児から6歳児までです。一方、ディズニー英語DWEは0歳から小学6年生までとされています。確かにワールドワイドキッズイングリッシュWKEに収録されている英語はディズニー英語DWEの英語レベルに比べるととても簡単なのですが、幼児英語教材は主体であるべき子どもが小さすぎるので教材を使い続けるよう努力するのは親の役目ですから、小さな子どもに楽しませやすいというのは途中で挫折しない大切なポイントだと言えます。
教材の量がDWEの約半分
ディズニー英語DWEのように人がひとり引っ越してきたかのような大荷物が届くと、教材の保管場所にも困ります。隠しようがないので家族にも友だちにもディズニー英語DWEを購入し「これから英語子育てを頑張る!」宣言をしなければいけないかもしれません。
また教材の量が少ないことについて「ディズニー英語DWEのように、高額で大量の教材を買ったんだから挫折するわけにはいかない」と気負ってストレスに感じることなく、子どもと英語を「楽しむ」ことに集中して取り組めることがママの精神衛生上とても良かったという先輩ママはとても多かったです。
フォニックスが入っている
フォニックスとは英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、 正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。 フォニックスでは例えば「発音 /k/ は c, k, ck のどれかで書かれる」のように、ある発音がどの文字群と結び付いているかを学び、 それらの文字の発音を組み合わせて知らない単語の正しい発音を組み立てる方法を学ぶことができる。
フォニックスはワールドワイドキッズイングリッシュWKE(WWK)にしか入っていません。ディズニー英語DWEになくてワールドワイドキッズイングリッシュWKE(WWK)にあるのはフォニックスくらいです。フォニックスで英語を学ぶと発音がよくなることはご存知かもしれませんが、読解力や速読力などリーディング力の基礎にもなる知識です。ラテン語系とゲルマン語系の流派をくむ言語であるという特性上、世界中の言語に目を向ければ英語は発音とスペルに関連が薄い言語の一つで、フォニックスの導入には賛否両論がありますが知っていて損はないと考えています。
子どもが飽きないDVD
ワールドワイドキッズイングリッシュWKEのDVDは見せっぱなしにしておけるような工夫が盛り込まれています。具体的には、DVD1枚にはおよそ20種類ほどの短い動画が収録されて、20もの短いアニメが集まって30分のDVDになっています。そして1枚のDVDには異なる対象年齢の短いアニメが収録されていて、英語の習得が早い子も遅い子も飽きずにDVDを観ることができます。アニメの内容も、幼児向けアニメらしい効果音とポップな色合いが可愛らしいアニメから実写にナレーションがついただけの渋いものまでバリエーションが豊富です。2分弱でアニメが1編終わり、次のアニメへ移りますから、お子さんがあまり好まないような内容であっても集中力が完全に切れてしまう前に次のアニメへ興味が移ります。
ネイティブ朗読CD付き絵本
ワールドワイドキッズイングリッシュWKEのなかでママに密かに人気なのが絵本のネイティブ朗読が聞けるCDです。英語絵本の読み聞かせで自分の下手な英語の発音が子どもの発音に悪影響になるのではないかと心配する方が少なくありません。ワールドワイドキッズイングリッシュWKEではママが読み聞かせる代わりに絵本を読んでくれるCDが付いています。(ママは英語絵本の代わりに日本語の絵本をたくさんたくさん読んであげてください)さらに、自信をもって英語絵本を読み聞かせできるようにとママがご自分の発音矯正にこの朗読CDを使っているというお話をよく聞きました。ママの英語のブラッシュアップにもおすすめの絵本朗読CDです。
やるべきことが単純明快
ワールドワイドキッズイングリッシュWKEでは教材の使い方が分かりやすいのが嬉しいポイントです。ディズニー英語DWEの至れり尽くせりの教材が複雑すぎるのかもしれませんが、ワールドワイドキッズイングリッシュDWEでママがしてあげることはたった1つです。
毎日30分DVDをみせること
そして時間があったらDVDに出てくるおもちゃで一緒に遊んだり、英語のCDをかけ流したり、絵本を読んであげたりすれば十分です。ディズニー英語DWEでは教材が多すぎて「教材の使い方」が論点になったりしますが、ワールドワイドキッズイングリッシュWKEの教材は、DVDは観るため、絵本は読み聞かせのため、CDは歌や絵本の朗読を聴くため…と単純明快です。
この教材の悪い評判
英語力が身につかない
ワールドワイドキッズイングリッシュWKE(WWK)には幼児英語教材として一番大きなポイントが欠けています。それは英語力が話せるようにはなれないことです。ワールドワイドキッズイングリッシュWKE(WWK)は教材が魅力的なので、確かに子どもは教材を喜んで使います。しかしワールドワイドキッズイングリッシュWKE(WWK)の教材だけでは実際に英語が使える機会が限られていますので、英語を使う機会を他に用意してあげる必要があるようです。
ワールドワイドキッズイングリッシュWKEでは身につけるのは英語力よりも英語に対する姿勢や気持ちを育てることを主眼においています。ワールドワイドキッズイングリッシュWKEのホームページにもこのように紹介されています。
「英語は楽しい!」「英語を話したい!」と思うモチベーションを育め…(中略)…(お子さんに)与える(教材の)内容は「ハイレベルかどうか」ではなく「幼児でも理解できる内容かどうか」を目安にしてください。
教材が少なすぎる
ワールドワイドキッズイングリッシュ(WKE/WWK)の教材の量はディズニー英語DWEの約半分と言われます。お子さんがある程度大きくなっていればお子さんのペースで学習を進めますので教材の物足りなさは感じないかもしれませんが、仮に0歳児でステージ0を購入したら基本的な学習教材は「20分弱のCDが4枚」だけです。届いてがっかりしたというママは結構多いです。0歳児向けの教材をディズニーとベネッセで比べたら断然ディズニー英語です。
DWEとWKEならどっち?
ここではディズニー英語のあまりにも高額な購入代金や「ミッキーが大好き」という好み、すでにベネッセの違う教材を使っているという環境条件などは度外視しておすすめさせていただきます。
小さいお子さんへの英語教育で一番大変なのは「教材を使わせること」です。どんなに素晴らしい教材でも所詮は教材です。戦隊レンジャーやプリキュアには敵いません。英語DVDを見せようとすると「日本語のアニメがいい」と英語を拒絶される時期というのもが必ずあります。この「英語DVDイヤイヤ期」をどう乗り切るかが大きなポイントだと思います。
0~2歳児なら
まだお子さんの好みがなく、親と一緒ならなんでも楽しく見てくれる0~2歳児期は英語教育を始めるベストタイミングです。まだお子さんのイヤイヤ期が始まっていないのならばディズニー英語DWEがよろしいかと思います。
ディズニー英語DWEの教材は非常に多く、ときに何から始めていいのか分からなくなりますが、教材システム自体が0歳児からの英語学習のために作られていますので、早く始めたらすべての教材を無駄なく最も効率よく使うことができます。
またベネッセのワールドワイドキッズイングリッシュ(WKE/WWK)は教材が少なすぎるという声もあります。初めてのお子さんの0歳児期は(初めての育児にてんてこ舞いかもしれませんが)実は一番「自分の」時間がある育児期間でもあります。この時間はママとパパご自身の英語力アップに最適の時間です。やる気にあふれている方も少なくないと思います。このタイミングを利用しないのはもったいない。お子さんが0歳ならベネッセのStage0よりも断然ディズニー英語システム(DWE)のプレイアロングの方がよろしいと思います。
0~2歳児ならディズニー
2~5歳児なら
発達の早い子であれば2歳の誕生日直前からイヤイヤ期が始まっていると思います。イヤイヤ期は「親のいうことにイヤだといいたい」から英語DVDはイヤだと言い、4歳の誕生日が近づくとイヤイヤ期が終わりますがその頃にはすでに好き嫌いがはっきりしているので「英語DVDより日本語でNHKやアンパンマンが見たい」から英語DVDはイヤだと言われてしまいます。
ディズニー英語DWEの映像はかなり退屈なので、イヤイヤ期前に見る習慣づくりができていないとハードルはかなり高くなります。映像の面白さという点ではワールドワイドキッズイングリッシュWKE(WWK)が優っています。小さな子を飽きさせないための工夫がいたるところに仕掛けられていますから、機嫌のいいときに何度か一緒に見れば1からでも英語習慣をつくりやすくなります。
2~5歳児ならベネッセ
4~6歳児なら
早熟なお子さんであれば4歳くらいから自分で目標をもって漢字を練習したり、ピアノやバレエのお稽古に通ったりすることがあります。自発的な希望であれ、親が多少誘導してからの希望であれ、お子さんが自分から「英語を勉強したい」と言う場合にはディズニー英語DWEをおすすめします。
ディズニー英語DWEは教材システムを0歳児からにするために(!?)赤ちゃん教材も含まれていますが、もともとメイン教材は4歳前後から始まる絵本とDVDの教材です。このメイン教材に付随して、カードで遊べたり、英語で工作をしたり、生活全般で英語を楽しめるようなカリキュラムになっています。
お子さん自身に英語への興味とやる気があって、親がサポートしてあげることができればディズニー英語DWEの1番の強みを存分に活かすことができます。何よりお子さんが「英語を使って」工作をしたりお菓子づくりをしたりすることができたという自信を持てます。私がお会いしたお子さんはすぐに英語が大好きになりましたし、サポートする私もとても楽しかったのを覚えています。
4~6歳児ならディズニー
小学生(低学年)なら
小学生以上なら本人の希望に沿ってあげるのが一番だと思います。仲のよりお友だちが通っている英語教室や本人が「やりたい」という教材があれば、お子さんと一緒に体験教室に行ったり無料サンプルを取り寄せたりしてみてはいかがでしょうか。
個人的におすすめなのはママとパパがお子さんと一緒に英語を勉強することです。NHKのラジオ講座やテレビ講座を聴いてみたり、みんなで一緒にTOEICや英検を受けてみたりしてはいかがですか?何かしら教材を用意したい場合にはオールイングリッシュ方式ではない
- 七田式さわこの一日
- えいごであそぼPLANET
- こどもちゃれんじEnglish
がおすすめです。オールイングリッシュ方式の教材はすべてを英語で説明しなければいけないので、必然的に絵本や映像の内容が子どもが英語で理解できるレベルにまで下がり、小学生には簡単すぎて退屈してしまいます。逆に、日本語での説明がある教材では「日本語での説明」自体が小学生の興味をそそる場合もあるため、日本語を介した英語学習もおすすめできます。日本語で英語を理解するというとママやパパはつい学生時代の英語の授業を思い出してしまいますが、こちらの3つの教材はどれもまったく違います。目からウロコが落ちるのでは?
無料サンプルだけで効果あり
よりお子さんに合った英語教材を選びためにも、無料体験をしたあとにスムーズに断るためにも、幼児英語教材の無料サンプルや無料体験をするときには複数の教材を比べてみることをおすすめします。
まずは無料サンプルを
ディズニー英語DWEは無料サンプルをだけでも十分にこうかがあります。サンプルCDは毎日の聞き流しだけで日常会話の基礎が身につく優れものです。
▼無料サンプルはこちらから
無料体験の勧誘と断り方
無料サンプルだけでは特に勧誘はありません(担当者にもよりますが)。ただし、無料体験まですると勧誘電話がかかってくると思います。おすすめの断り方はこちらです。
さいごに
DWE以外の方法を知っておく
100万円のディズニー英語DWE教材を買ってしまった後に「知っていればこっちにしたのに!」と後悔しないために。
ディズニーとベネッセを比較
幼児英語教材で「英語で」英語を学べるオールイングリッシュ方式の教材はディズニー英語システム(DWE)とベネッセのワールドワイドキッズイングリッシュ(WKE/WWK)の2つしかありません。ベネッセの方は効果がかなり落ちますが、それでも幼児期の英語教育としては及第点です。ディズニー英語(DWE)を検討する時には一緒にベネッセの教材も取り寄せては?
英検2級ならコレの方が上
小学生で英検2級(うまくすれば英検準1級)という英語力は、ディズニー英語DWEでなくても身につきます。
準1級レベルの英会話力が
例えば【グローバルステップ】はしっかり取り組めば小学生のうちに英検準1級レベルの英会話力が身につきます。(英語力ではなく英会話力が身につく点がDWEより上です)
英語「で」プログラミングを学ぶ
【グローバルステップ】は英語で算数やプログラミングを学べます。レベルが高いので小学生になってからでは少し難しいかもしれませんが、3〜5歳の今なら間に合います。
レベルが高い分だけ効果は本物です。
英語教育に130万円あるならば
ディズニー英語DWEは教材費だけでおよそ100万円、英検2級取得までの5〜7年間はアウトプットのためのイベントに参加しなければいけませんから100万円の上にさらに30万〜50万円かかります。
4歳〜小5まで7年間しっかりと
英会話にかけられるお金が130万円もあるとすれば【グローバルステップ】の授業は7年間も受講できることになります。4歳から始めれば小学5年生まで続けられます。
インプットとアウトプットの差
小学5年生で英検2級(うまくやれば英検準1級)には軽く到達できます。しかも、英会話力だけで言えば【グローバルステップ】の方が確実に上です。
ディズニー英語DWEはインプット教材ですが、【グローバルステップ】では常に英語のアウトプットが必要です。講師と英語でやりとりをしながら数式やプログラミングを完成させてきたのですから、すでに「生きた英語」「使える英語」そのものが身についているのも当然です。
無料サンプルと無料レッスンを
小学生で英検2級(うまくやれば英検準1級)に合格できる英語力はいろいろな方法で身につきます。ディズニー英語DWEを買おうかどうか迷ったら、ひとまず【グローバルステップ】の無料体験も受けてみてDWEの無料サンプルと比べてみることをお勧めします。
教材購入前に読むべき教科書
高額な支払いをする前に是非お勧めしたいのがこちらの本です。本書は2019年12月に出版された家庭で英語習得を目指すための英語育児に特化した本で、大きな反響を呼んでいます。親子英語学習の先駆者である船津氏の『10万組の親子が学んだ子どもの英語「超効率」勉強法』です。
家庭で英語をマスターさせてあげられる英語環境の整え方や実践のコツ、親子の取り組みなどがとても丁寧に紹介されている他、母国語である日本語習得と外国語である英語習得との比較など英語習得過程の理論的背景も解説されています。この充実しすぎる内容で1500円という破格の良書です。
口コミやレビューでは「この本は手元に置いて子どもの成長とともに何度も見返したい究極の英語育児本」などと絶賛されていますが、この本の結論だけを申し上げますと、家庭での英語環境を淡々を整えてあげることだけが親のもっとも大切で難しい役割だということに尽きます。
家庭での英語環境を整えるためにはディズニー英語WEDやグローバルステップは非常に手軽です。ディズニー英語WEDもグローバルステップも英検2級までの道のりがすべて用意されていますから、毎日の聞き流しで「何を聞かせるか」「いつどのタイミングでレベルアップさせるか」などで悩むこともありませんし、英語の上達に合わせた次のレベルの教材探しなども必要ありません。ディズニー英語WEDなら英語完全習得までの最短距離を進むことができます。
一方で、たとえディズニー英語DWEのように「最短距離」とはいかなくとも、船津氏が著書で紹介しているように、お子さんの英語力が伸びたタイミングで次の適切なレベルの英語教材やオンライン英会話を探して、試して、効果を見てフィードバックして…と親がその都度試行錯誤しながら学習を続けても英語はマスターできます。
こちらの本を読んでみるとお子さんにとって最も大切な英語育児のあるべき姿が見えるはずです。無料サンプルを使ってみるときは「最高の英語環境のためにディズニー英語WEDは必要だろうか」と考えてみるといいしれません。
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