数あるクリスマス絵本をバランスよく読んであげるために4歳児におすすめのクリスマス絵本を集めました。幼児絵本は子どもの発達に合わせて選びます。子どもの発達とは言葉だけではなく、体の成長による好奇心や興味の移り変わりや集中力の持続時間も考えた方がよいと言われます。5歳の誕生日が来る前に一度は読んでおきたい絵本をご紹介。
▼4歳児のための絵本の選び方
【このページの目次】
4歳児におすすめの由来絵本
キリスト降誕物語の絵本
『クリスマスのほし』
あらすじ
今から2千年前のある晩、輝く星に導かれて羊飼いや東方の王たちや森の動物たちが、ベツレヘムの馬小屋に眠る幼子のもとへ集まって…。
おすすめポイント
キリスト降誕絵本です。なぜクリスマスを祝うのか、 なぜクリスマスはきらびやかに飾られるのか、楽しく分かりやすく読める初めのクリスマスの物語です。
絵本ナビで『クリスマスのほし』を見るときはこちらをクリックしてください。
▼クリスマスの由来絵本
クリスマスの靴下の由来
『クリスマスにくつしたをさげるわけ』
おすすめポイント
クリスマスプレゼントはなぜ靴下の中に入れられるのか、ご存知でしたか?クリスマスの起源を描いた絵本やサンタクロースの絵本は多い中、靴下とプレゼントの関係に着目したとても貴重な絵本です。
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▼クリスマス行事の由来絵本
4歳児が楽しめる仕掛け絵本
めくって遊ぶ仕掛け絵本
『サンタクロースのいそがしい日』
あらすじ
今日はクリスマスイブ。サンタクロースが朝から大忙しの日です…。
おすすめポイント
クリスマスにサンタさんが朝起きてからプレゼントを用意してプレゼントを届ける、サンタさんの一日を描いた仕掛け絵本です。めくって遊ぶ仕掛けには数字や反対の言葉が書かれており、フラップをめくって遊びながら学べる絵本。
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▼まだまだある仕掛け絵本
英語の歌も入った歌絵本
『オルゴールおうたえほん クリスマスのうた』
この絵本のおすすめポイント
日本語による歌声に加え、英語のクリスマスソングが聴けたり、オルゴール音楽にしたり、メドレーで聴いたり、クリスマスらしい効果音が6種類もあったり、ピカピカ光ったり、この絵本は機能が充実しています。日本語、英語ともに歌詞付き。手のひらサイズと小さく、音量も小さめなのでお出かけの時に便利です。
この絵本の不安点
値段が高い。
言語:日本語、英語
価格:1800円 + 税
収録曲:5曲
- ジングルベル
- サンタがまちにやってくる
- きよしこのよる
- あかはなのトナカイ
- おめでとうクリスマス
▼クリスマスのうた絵本
4歳児に人気の定番Xmas絵本
絵本の中の手紙が届く絵本
『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』
あらすじ
クリスマスイブの日のゆうびんやさんは大忙し。雪の道を走りながら届け物を運びます。最初はくまさんのロッジに、その次は赤ちゃんのお家に、次は…。
おすすめポイント
絵本の中のゆうびんやさんが運んでいる手紙が手元に届く「ゆかいなゆうびんやさん」シリーズのクリスマス作品。本に入っているのは手紙だけでなく、ジグソーパズル、すごろく、のぞき絵手紙など、クリスマスを楽しめるアイテムが盛りだくさん。
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字のないクリスマス絵本
『天使のクリスマス』
あらすじ
イブの夜、少女がサンタさんへプレゼントのお願いをしています。少女が寝たあと、小さな天使たちがサンタさんを案内します…。
おすすめポイント
字のない絵本なので赤ちゃんからでも楽しめるのですが、じっくりと味わえるのは4歳前後からでしょう。小学生にになっても十分に楽しめる絵本です。サンタさんは煙突のないおうちにはどうやって入るの?という素朴な疑問に、文章で語らずとも140もの美しい絵で美しく答えてくれる絵本です。
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リサとガスパールの絵本
『リサとガスパールのクリスマス』
あらすじ
もうすぐクリスマス。リサとガスパールは、 大好きな先生にプレゼントをおくることに。そこでリサは、ガスパールの家にあるカーテンをつかおうと考えて…。
おすすめポイント
大人気「リサとガスパール」シリーズ。大好きな先生にクリスマスプレゼントをあげるお話です。何にしようか迷った挙句に、自分の家のシャワーカーテンを引っぱがして、はさみとのりでレインコートを作ることに。外国のシャワーカーテンは薄くてペラペラなので、幼稚園や公民館などで工作に使ったりもします。でも、かかっているシャワーカーテンを使っては困りますね。
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うさぎ幼稚園のくまさん絵本
『どんくまさんのクリスマス』
あらすじ
クリスマスの準備をしている幼稚園で、どんくまさんは一緒に劇の練習をしましたが、いったいどんな役でしょう?
おすすめポイント
とても大きなどんくまさんは、うさぎさんの幼稚園のクリスマスの歌が素敵だったので一緒に歌いだしました。何をしてもうまくいかず失敗ばかりのどんくまさんを優しく迎えてくれるうさぎさんの幼稚園のお話です。
『どんくまさんのクリスマス』は絵本ナビで試し読みをすることができます。
4歳児におすすめサンタ絵本
サンタ絵本は、実は「絵本選び」が難しいジャンルの絵本です。サンタクロース絵本は人気があるのでさまざまなストーリーの絵本が出版されていますが、サンタ絵本に出てくるサンタは時に頑固だったり皮肉屋だったりもします。特別な育児方針がない場合は、小さな子どもに読み聞かせるときはまず「王道のサンタ絵本」を読んで「変わり者のサンタ絵本」はそれから…という順番がよろしいでしょう。
フェリックスのサンタ絵本
『フェリックスの手紙4 サンタクロースとクリスマス旅行』
あらすじ
クリスマスの少し前、「サンタなんていない!ウサギといつも一緒で赤ちゃんみたいだ!」と友だちにからかわれたソフィーのために、フェリックスはサンタに手紙を書きました。「サンタクロースへあなたはほんとうにいるのですか」北極から返事が届き…。
おすすめポイント
サンタと会う事が出来たフェリックスがサンタと一緒に世界中のクリスマスを旅行するお話です。サンタクロースがどんな生活をしているのか、世界にはどんなクリスマスの習慣があるのか、フェリックスと楽しく見て回りましょう。
絵本ナビで『フェリックスの手紙4 サンタクロースとクリスマス旅行』を見るときはこちらをクリックしてください。
豆知識付きクリスマス絵本
『クリスマスわくわくサンタの日!』
あらすじ
サンタになりたい女の子レミは毎日サンタさんへお手紙を書いています。そんなレミのところへ、サンタさんのお手伝いをしている妖精トントゥのベルくんがやってきて…。
おすすめポイント
季節の行事を楽しく描く「ますだゆうこ&たちもとみちこの絵本」シリーズ。クリスマスやサンタクロースに関する豆知識や世界のクリスマス料理の紹介、デザートやアドベントカレンダーの作り方なども教えてくれる絵本です。
『クリスマスわくわくサンタの日!』は絵本ナビで作者の特別インタビューが読めます。全ページ試し読みもできます。
赤い服に飽きたサンタ絵本
『おしゃれのすきなサンタさん』
あらすじ
「いつも赤い服ばかりではつまらない」と新しい服を買いにいったサンタさん。その評判はすこぶる悪くて…。
おすすめポイント
一度は「いつも赤い服ばかりではつまらない」と思ったものの、やっぱり「赤い服が一番似合っていて、赤い服が一番好きだ」と気付くおしゃれでお茶目なサンタさんの楽しいクリスマス絵本です。
絵本ナビで『おしゃれのすきなサンタさん』を見るときはこちらをクリックしてください。
静かに味わうクリスマス絵本
本来のクリスマスを読む絵本
『ほしのおくりもの―クリスマスどうわ』
あらすじ
大好きなものを我慢して、イエスさまに一本のローソクを捧げるティムくんのおはなしと、お父さんのいないポールのところにやって来たサンタクロースのおはなし。クリスマスを楽しみに待つ子供たちを描いた二つのファンタジー。
おすすめポイント
神様に捧げものをするということとクリスマスツリーのてっぺんの星の意味。女子パウロ会が出版する確かなクリスマス絵本です。
書評に掲載された名作絵本
『クリスマスのころわん』
あらすじ
クリスマスの夜、子犬のころわんは真っ赤なとんがり帽子をひろいました。「帽子をなくした誰かさーん! 帽子はここですよ!」 しばらくして、あわてて走ってきたのは…。
おすすめポイント
新聞社の書評欄でも紹介される名作絵本。根強いファンが多い一方で、口コミサイトではネガティヴな意見も目立つ「隠れた名作」タイプの1冊。確かにストーリーもおとなしく、絵にも派手さはありませんが「ころわん」シリーズは1冊はじっくりと読んであげたい名作絵本です。
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ピートくんシリーズの絵本
『ゆきうさぎの おくりもの』
あらすじ
クリスマスの前日、ゆきうさぎのピートくんが友だちと一緒に遊んでいると、寒くてみんなが帰ってしまいました。困ったピートくんがひらめいたこと、それは友だちを温かい気持ちにさせてくれます…。
おすすめポイント
キラキラした箔押し加工が、クリスマスのオーナメントや降り積もる雪をいっそう美しく優しく輝かせます。イギリスのクリスマスらしい静かで温かい作品です。「ゆきうさぎのピートくん」シリーズ2作目。
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ペネロペの作者の絵本
『クリスマスにやってくるのは?』
あらすじ
通りにクリスマス・キャロルが響きわたり、家々からはツリーの飾りつけを楽しむ子どもたちの声が聞こえてきます。クリスマスが近づいているのです。人々が準備におわれるなか、動物たちの間には、ある期待が広がっています。さて、何がやってくるのでしょうか…。
おすすめポイント
詩のように美しい文がクリスマスの雰囲気を盛り上げてくれる絵本。挿絵は「リサとガスパール」や「ペネロペ」シリーズで有名なゲオルク・ハレンスレーベン。隠れた名作です。
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思いやりを静かに味わう絵本
『おじいさんとクリスマスのほし』
あらすじ
森で動物たちに囲まれて暮らす、おじいさん。ある日、欠けた星を見つけます。そのかけらを捜していると…。
『おじいさんとクリスマスのほし』は絵本ナビで試し読みをすることができます。
クリスマスが盛り上がる絵本
みんなでワイワイ探し絵絵本
『チャレンジ ミッケ!(4)サンタクロース』
この絵本の内容
クリスマスのお菓子、大きな靴下がさがった部屋、雪景色の家、プレゼントがつまったサンタさんの袋、空を飛ぶそりに乗ったサンタさん……など、クリスマスの美しい写真の中から、かくれているものをさがして遊ぶ絵本。
おすすめポイント
つい見とれてしまう美しい絵の数々は、ウォルター・ウィックというアメリカの写真家が撮影したもの。ジブリ映画のキャッチコピーでお馴染みのコピーライターの糸井重里氏がクリスマスの楽しい文章を添えています。探し絵の難易度は高めなので帰省時の待ち時間などにも活躍します。同じシリーズで1歳半~3歳児向けの『ちっちゃなミッケ! クリスマスがいっぱい』と、2歳児~4歳児向けの『ミッケ!クリスマス(I SPY 3)』もあります。
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『ゆきだるまのクリスマス!』
あらすじ
クリスマス・イブは、ゆきだるまたちはわいわい集まって、おいしいものを食べたり、うたを歌ったり、大さわぎ!ゆきだるまの秘密のクリスマス・イブにご招待します。
おすすめポイント
アメリカの8人の子どもたちの両親が描いたという絵本。『ゆきだるまはよるがすき!』の続編です。ページにあふれる表情豊かな雪だるまに隠れるネコやサンタなどを探して楽しむこともできますが、子どもにとってはむしろ探し絵がメインかもしれません。ストーリーは3歳くらいから楽しめますが、探し絵が難しく小学生でも十分に楽しめるレベルです。
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