【英検4級】小学生におすすめ! イラストも解説も子どもが勉強しやすい問題集と勉強計画

【英検4級】小学生におすすめ! イラストも解説も子どもが勉強しやすい問題集と勉強計画
スポンサードリンク

英検4級に挑戦する小学生におすすめの「可愛くて分かりやすい」問題集と勉強計画のヒント。

英検4級の勉強計画のヒント

準備は1ヶ月前から

小学生の場合、計画的に勉強を進めていくのは(親が)大変です。気づいたら2週間前で10日しか勉強できなかった、などということは少なくありません。毎日の家庭学習の質にもよりますが1ヶ月も準備できれば十分に合格できます。

必要な問題集は1~4冊

まずは「過去問」

まずは「過去問」です。小学校3年生くらいまでは、落ちるはずはない英語力を有しているのに不合格だったというケースが多発します。原因は過去問不足です。過去問は必ず解かせてあげてください。

必要ならば「文法」「語彙」「演習」

過去問で塾や英会話教室などでなく英語のすべてを家庭学習で学んでいるお子さんや過去問で70%取れなかった場合には、お子さんの英語力に応じて「文法理解」「語彙力強化」「問題演習」のための本を用意してあげるとよろしいと思います。

合格する勉強計画のヒント

4週間前に過去問を1回

1ヶ月前に過去問を解いてみましょう。この時点で70%以上取れていれば、受験日までの週末に過去問を1回ずつ解いていけば十分だと思われます。

4週間前で実力が不十分なら

過去問を解いてみて今はまだ合格に達していないと感じたら原因を考えてみます。おそらく「文法力」か「語彙力」か「問題演習」が不足しているはずです。

家庭学習以外で英語を勉強しているのであれば「問題演習」で十分です。(公文の場合は単語強化の方がおすすめです)

英検4級レベルの英語が十分に理解できていない場合には「文法書」に取り組むと点数が大きく伸びます。

テキストを開いて勉強するのが苦手なお子さんは「単語帳」だけでも十分に合格圏内に食い込めます。登校する前に3分、お風呂から上がったら3分、寝る前に3分など、細切れの時間を使って進めてみてはいかがでしょうか。

試験の前日に過去問をもう一度

試験の前日、もしくは、前々日にもう一度過去問を解いてみましょう。すでに解いたことのある問題でも大丈夫です。本番直前の過去問は問題を解き始める前の注意点を確認します。

「まず名前や受験番号などを書くこと」「名前を書き終わったら鉛筆を置いて開始の合図を待つこと」などを確認してから問題を解き始めてみてください。特に低学年のお子さんにはここが一番難しくて緊張する瞬間ですので。

英検4級のおすすめ問題集

まずは「過去問」

過去問は必須です。特に小学校低学年までの小さなお子さんが初めて資格試験に挑戦する場合には(実力は十分に合格圏内でも出題形式に慣れるために)公式の過去問集をきちんと使って、できるだけ本番と同じ雰囲気を数回ほど体験させてあげるだけで合格率がぐんと上がります。

▼ 王道過去問集はこちらですが…

▼ 小学生には易しい解説がおすすめです

おすすめの「文法書」

すでに英語学習が進んでいるお子さんであれば過去問のみで十分ですが、過去問で70%取れない場合には「はじめての英検」などというタイトルの英検導入本を1冊用意してあげると安心です。

4級文法をイラストで解説した本

【良いところ】低学年にもおすすめできる1冊。基礎文法の大切なルールをイラストで丁寧に解説してくれています。名詞や動詞などという中学英語で必須の文法用語にも親しむことができ、演習も簡単な問題から徐々にレベルアップしていくので、低学年のお子さんでも視覚的に英語を理解させてあげることができます。難しい漢字はルビ付き、音源はCD付き。

【イマイチなところ】単語集のページもありますが(大多数の他の文法書も同じですが)語彙力強化には別に単語帳を用意する必要があります。

文法を学ばずに合格できる本

【良いところ】文法を学ばずに英検に合格できる1冊。場面別のイラストで「会話」を使った新しい学習方法が特長で、例文の中で同じ文法を繰り返すことでルールを感じ取ることで難しい文法用語なしで(まるで赤ちゃんが言葉を学ぶように)体感的に英語学習を進めていけます。イラスト満載、すべての漢字には読みがな付き、音源にはCD付き。

【イマイチなところ】表紙のポップな雰囲気とは違い、内容は結構難しめ。イラストが豊富で冗長な文法説明がないので、小さなお子さんでも取り組みやすい反面、内容はかなり骨太なので親子で取り組むのがおすすめです。(表紙が可愛らしいので低学年のお子さんの英検受験にも人気ですが、一人で勉強を進めるのは難しいので親のサポードが必要になります)

【注意】2019年に新訂版が出ています。安くなっているものは旧版が多いようなのでご購入の際は出版年をご確認ください。

小学生に読みやすく作った文法書

【良いところ】高学年におすすめの1冊。本来は中高生向けの『ひとつひとつわかりやすく』シリーズはイラストをふんだんに使って小学生にも読みやすく解説してくれています。イラストは場面をしっかりと描いてくれている漫画タッチで、英語表現の使われ方を楽しくイメージできます。解説のすぐ後に問題が掲載されており理解度チェックもしやすいです。音源はCD付き。

『はじめての英検4級総合対策』と『ひとつひとつわかりやすく』の違い
『はじめての〜』は英文法自体をイラスト化して解説してくれていますので、低学年のお子さんにもおすすめできます。『ひとつひとつ〜』のイラストは主に例文や場面説明に使われています。文法自体は解説文を読んで理解する必要がありますので、高学年から中学生のお子さんにおすすめです。

【イマイチなところ】いわゆる文法書スタイルで書かれています。「私は~です、は I am ~. という形です」「いくつの~? は How many ~? という形です」という説明が淡々と繰り返されています。目から鱗が落ちた! などという発見はあまりありません。イラスト内で書かれている英文が手書きのアルファベットなので、親しみやすい反面、手書きの英字に慣れていないお子さんは読むのにいつも以上に時間がかかるかもしれません。

本番まで時間がない時は

本番まで時間がない時はこの本しかありません。1日分とされている課題を全部こなせなくても、7日間分すべてを終えられなくても、この本ならばやった分だけ合格が近づきます。

おすすめの「単語帳」

すでに一つ上の英検3級レベルの語彙力がある場合を除いて、英検用文法書を使って勉強できるお子さんもテキストでの勉強は不得意なお子さんも単語帳はおすすめです。

リスニング先行の英語学習では「文法問題はなんとなく感覚で解けている」というお子さんも多いのですが、英検4級レベルでは単語を知っているかどうかが心理面でも得点面でも大きく影響します。

英検4級の受験をきっかけに入門レベルの単語を総復習しておくと次のレベルでの学習が楽になります。

英検合格の王道単語帳

【良いところ】誰でも知っている『でる順パス単』はおそらく英検受験者の利用者数No1だと思われます。この単語帳に慣れておけば大学受験まで安心です。必要な情報が効率的に羅列されている様は公文で配布される英検対策用単語プリントにも似ていると感じます。これにきちんと取り組めれば不合格になることはないはずです。

【イマイチなところ】紙面デザインが全級同じです。大人が使う1級と小学生が使う4級が同じデザインですから、勉強に慣れていないお子さんには1冊やり終えるのはなかなか難しい単語帳です。

イラストが多めの単語帳

【良いところ】英検に強い旺文社のイラスト単語帳です。名詞ページのイラストは単語と分かれていますし、会話表現のイラストは場面イラストになっていますので、イラストを見ながら英単語を言うというクイズ形式で楽しく暗記できます。

【イマイチなところ】英単語1つ1つにイラストが付いているわけではないので、英単語の絵カードのように使うことはできません。絵カードのようにイラスト1枚1単語で学習を進めていくのならば次にご紹介する単語帳の方がおすすめです。

絵カードのようなイラスト単語帳

【良いところ】単語1つ1つに大きめのイラストが付いています。さらにタイトルに「なぞって覚える」とあるように、この本には英単語と意味とイラストに加えましてスペルを練習するスペースがあります。たとえ1回ずつでも練習スペースに英単語を書き込めば、どこまで勉強したかが一目瞭然。はっきりとした進捗度により達成感を感じやすいのが特長です。

【イマイチなところ】英検5級に英単語のスペルを書く問題は出題されません。スペル練習部分が不要な場合は、英単語と意味とイラストのみの『出る順で最短合格!英検4級単熟語

』もあります。英単語絵カードのようなイラスト学習がしたい方にはおすすめの単語帳です。

▼ 小学生が使う単語帳のイラストという点ではこちらのイラストがもっとも英単語を上手に描いていると感じます。

おすすめの「問題演習」

会話先行で英語学習をしてきた幼児から低学年くらいのお子さんは「なんとなく」で英検に合格するケースがとても多いです。しかし、英検5級から英検3級に上がるにつれて「なんとなく感覚で答えが分かる」問題が減っていきます。お子さんの様子を見ながら会話先行の英語学習から文法→演習という受験英語の学習スタイルに移行するのもよろしいかもしれません。

1日1枚解ける公文のような問題集

【良いところ】1日1枚、25枚入っていますから1ヶ月で終わります。特に幼児から1~2年生で英検に初めて挑戦するご家庭にはおすすめ。1枚完結なので毎日の学習の「とっかかり」にも便利ですし、集中力も続きやすく、公文プリントのように手軽で効果的です。

【イマイチなところ】1枚分の問題は決して多くはありません。取り組みやすい反面、25枚分では少々演習不足に感じるかもしれません。また、解説はコンパクトで分かりやすくはありませんが表面的なので基本を理解した後に取り組む必要があります。訳は直訳というよりも意訳寄りですので、気になる方もいらっしゃるかもしれません。

子どもが一人でできるドリル

【良いところ】低学年のお子さんにもおすすめできます。文法解説もありますが文法解説よりも問題演習の方が多いので、読んで理解するより解いて理解するタイプのお子さんにおすすめです。小学生でも十分に一人で学習できます。難しい漢字にはルビが振ってあります。音源はCD付き。

【イマイチなところ】文法書とも呼べるほど文法解説も充実していますので、すでに1冊文法書を用意している場合には重複する内容が多すぎるかもしれません。(小学生のうちは「違った言い方で説明をしたらすぐに理解できた」ということも多いので文法書を2冊持っていることにメリットがある場合もありますが)

もっと問題を解きたいときは

問題をたくさん解きたい時には旺文社のドリルがおすすめです。2週間完結のものと7日間完結のものがあります。

【2週間完結ドリル】

【7日間完結ドリル】

さいごに

おすすめは親子受験

公文や塾などで団体受験をする場合を除きまして、家庭学習で準備をして個人受験をする場合には「お子さんは4級を、ママは2級を」などと親子受験をするのがおすすめです。背中で教える、などという言葉もありますが、親が一生懸命に勉強している姿を見せるのは「勉強しなさい」を100回言うよりも効果があるのでおすすめです。

ご紹介した書籍一覧

▼ 人気の王道過去問集

▼ 解説が小学生におすすめの過去問

▼ 4級文法をイラストで解説した本

▼ 文法を学ばずに合格できる本

▼ 小学生に読みやすく作った文法書

▼ 本番まで時間がない時におすすめ

▼ 英検合格の王道単語帳

▼ イラストが多めの単語帳

▼ 絵カードのようなイラスト単語帳

▼ 1日1枚解ける公文のような問題集

▼ 子どもが一人でできるドリル

▼ 2週間完結ドリル

▼ 7日間完結ドリル

こちらも読まれています

【スマイルゼミ英検コース】誰にどうオススメなのか分かる先輩ママのブログ口コミ評判集(幼児〜小学生〜中学生)

【スマイルゼミ英検コース2019】なぜ英検に合格できるのかが分かる先輩ママのブログ口コミ評判集(幼児〜小学生〜中学生)

2019年5月20日
【英検2級】1ヶ月で『でる順パス単』を覚える覚え方! 1回3分短時間暗記法

【英単語の覚え方】『でる順パス単』を1ヶ月で覚える! 1回3分短時間暗記法(英検2級)

2019年4月16日
英語中級レベルとはどのくらい?TOEIC, 語彙力, 英会話力が〇〇なら英語中級者

英語初級, 中級, 上級ってどのくらい?各レベルのTOEIC, 語彙力, 英会話力とは

2018年3月4日
スポンサードリンク
スポンサードリンク
【英検4級】小学生におすすめ! イラストも解説も子どもが勉強しやすい問題集と勉強計画

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA