世界の国旗を覚えたら東京オリンピックはもっと楽しくなる! 幼児から小学生の子供が楽しく遊びながら「世界の国旗」を学べるおすすめの図鑑、すごろく、ボードゲーム、カルタ、カード、トランプなど。
【このページの目次】
世界の国旗を学ぶヒント
家族で楽しく
お子さんがママやパパと「楽しく」学ぶためにはいくつかのグッズがあった方が学習はスムーズに進みます。
国旗を楽しむ三種の神器
インプットと俯瞰のための「世界地図」、知りたいことをピンポイントで調べられる「図鑑」、インプットした知識を忘れないための「ゲーム」はおすすめです。
「世界の国旗の絵本&図鑑」
世界の国旗がテーマになっている絵本や図鑑は、小さい頃からパラパラとめくっているだけでも効果があります。
幼児におすすめの国旗のお話
『なるほど国旗のお話絵本』
参考価格2,000円。
例えば、イタリアの国旗なら「みどりは うつくしいこくどを あらわしています」「しろはアルプスのゆきを あわらしています」「あかは くにを あいするこころとじょうねつを あらわしています」とひらがな表記で紹介されています。
幼児が読める国旗絵本として掲載情報が非常に詳しいのが特長で、国旗の色やデザインの由来を紹介した「1日10分で読める国旗のお話」のほかにも、国の形と世界地図上の位置、世界遺産、有名な文化などが載っています。
特に、国の位置が世界地図上で示されているのでとてもイメージしやすいです。オリンピックを見ながら出てくる国旗をこの本で調べれば、世界地図ごと頭に入ります。
掲載国家は少ないものの国旗絵本によくある国旗一覧ではないのでそれぞれの国に思い入れを持てますし、世界の絵本によくある各国情報の羅列ではなく国旗にフォーカスした国旗の絵本です。
子どもの早引き図鑑ならコレ
『辞書びきえほん国旗』
参考価格2,000円。
1ページに1カ国ずつ、50音順に197カ国を掲載。コンパクトながら情報量は十分。漢字はすべてルビがついていて、国の位置は世界地図上で示してあります。
最大の特徴は縦長であること。本の幅が狭いので子どもの小さな手でもページをパラパラ繰りやすいので、気になった時に「さっと」調べやすい。
50音順なので「辞書はあいうえお順に調べるもの」ということが体で学べて、辞書や事典のひとり引きの練習にもなります。
歴史も学べる国旗の絵本
『世界一おもしろい国旗の本』
参考価格2,000円。
国旗から国の歴史も学べる1冊。Amazon商品説明でも「星や太陽、十字架に武器…世界の国旗には、どれも長い歴史が刻まれている。国旗を通して世界を深く、楽しく学べる新感覚・国旗絵本」と紹介されています。
例えば、アメリカの国旗なら「50の白い星はアメリカの50の州をあらわしている」「13本の赤と白の横じまは1776年にイギリスから独立したときの入植地(あたらしく住みはじめた土地)の数だ」などと漢字にルビ付きで紹介されています。
さらに、現在の星条旗の他に、1776年独立当時の「50の白い星が描かれた青地部分」がイギリスのユニオンジャックだった一番古いアメリカ国旗から、新しい州が加わる度に変更されてきたアメリカ国旗のうち7つが紹介されています。
国旗から立体的に調べる図鑑
『歴史がわかる!世界の国旗図鑑』
参考価格2,500円。
国旗の色とデザインの由来から国の歴史、自然、文化までコンパクトにまとまった良書。学校図書館に多く採用されているようでお子さんに「学校の図書館で見て面白かったから買って」と言われて購入したという口コミ多数。
充実しているコラムもおすすめで、特にいろいろな国に共通する特徴の解説は一読の価値あり。「イスラムの国の月の形」「アフリカの国の赤、黄、緑の意味」「スラブの国の赤、青、白の由来」など中学高校の世界史や世界地理の先取り学習にもなる。
本著は同じく山川出版社より出版された『世界の国旗・国章歴史大図鑑』の普及版ではあるものの、ただの子ども向けダイジェスト版ではありません。
前著が国旗と国章を詳細に紹介した図鑑ならば、本著は前著よりも国の文化と自然の項目を充実させた各国情報を国旗をメインに編纂した資料集のよう。
大人でも満足できる内容ながら「小学生から読める」と謳っているとおり難しい漢字には読みがなが振ってあるので親と一緒ならば1年生でも楽しめますし、小学校高学年ならば子ども一人でも読みすすめられます。
世界地図の「すごろく」
世界地理の学習準備として「すごろく」は人気ですが、すごろくのルールではたくさんのマス目を飛ばしてしまうので知育効果としましてはあまり効果的ではありません。ただ、とても楽しいので繰り返し遊びやすいという大きなメリットはあります。
14種類の格安すごろくセット
『るるぶ わくわく旅すごろく』
参考価格1,400円。14種類のすごろくゲームが入っています。日本と世界の有名なものや地理など、遊びながら学べる知育商品です。
世界地理が学べるゲームでは、名所をめぐって名産品を集める「とびだせ!世界一周すごろく」、世界の希少動物がテーマの「せかいのアニマルすごろく」、世界の名産品をお土産にする「ゲットせよ!世界のおみやげすごろく」、世界の名作童話をテーマにした「おとぎのくにのプリンセスすごろく」、楽しい4種類のすごろくで世界への興味が広がります。
14種類のゲームが入って1,400円ですから、すごろく自体の質はあまりよくありません。すごろくのパーツはすべてハサミで切り抜かなければいけませんし、地図の図面は完全には平らにならないのでコマが倒れてしまうこともあるかもしれません。また、全体的に小さいので書かれている文字はひらがなを覚えたばかりのお子さんやおじいちゃんおばあちゃん達には読みにくいかもしれません。
国旗は出てこないけれど
『わくわく世界旅行すごろく』
参考価格500円。幼児から楽しめるすごろくゲームです。「子どもが何度も遊びたがる」という口コミ多数。
幼児から遊べますがルールに慣れるまでは親のサポートが必要です。国旗は出てこないので気になった国を国旗辞典で調べる必要があります。
世界地図は略図ながら他のゲームと比べると比較的しっかりと描かれているので、世界地理もイメージしやすくなっています。
世界地理のキーワードはよくある可愛いイラストではなく、実物の写真が多用されているのが嬉しい特長です。ただし、ワンコインで買えるゲームですからパーツは小さめで、ボードもそれほど硬いものではありません。
世界地図の「ゲーム」
世界地理の重要事項を暗記させてあげたいという目的で遊ぶのであれば、すごろくよりもゲームの方がおすすめです。ゲームのパーツに国旗が印刷されていなくても、ゲームをしながら国旗をチェックしていくといつの間にか世界中の国旗を覚えています。
国旗はカードに載っています
『るるぶ 日本&世界一周ゲーム』
参考価格2,200円。
[Amazon商品説明] ボードゲームで遊びながら、都道府県や世界の国、世界遺産や特産品などの知識を身につけることができます。「日本一周買い物ゲーム」や「世界一周ゲーム」など、楽しい遊び方が全6種類! お子様の成長に合わせて飽きずに遊べる優れもの! さらに、付録として「日本学習地図」「世界学習地図」ポスター付いて、都道府県の位置、国の形や国旗も合わせて学ぶことができます。丈夫な厚紙でできたボードで、小さなお子様にも安心!サイコロやコマも付いているので、買ってすぐに遊ぶことができます。漢字にはふりがなも付いています。すごろくのルールをベースにしながらもお金の計算などもあるゲームなので、世界地理から日本地理、算数、漢字など親の声かけ次第で幅広い知育効果が期待できるゲーム。同じくるるぶ社の『わくわく旅すごろく』よりもゲームとしての品質は高いので遊びやすいです。
国旗は出てこないけれど
『どこでもドラえもん旅行ゲーム』
参考価格2,700円。世界地図のゲームを含む5種類のゲームセットです。
世界地図のゲームも日本地図のゲームも地域ごとに活動するゲームなので、世界や日本を俯瞰的にイメージできるようになります。
5歳から遊べますが、ルールは若干難しめなので親のサポートが必要になります。
幼児に嬉しい絵合わせゲーム
『国旗えあわせカード』
参考価格800円。
[Amazon商品紹介] 2枚のカードをつなげると、1つの国旗が完成する絵合わせカード。 表裏各20種類、合計40種類の絵合わせで日本、アメリカ、中国など世界中の国の国旗を遊びながら覚えられ、色や形を認識する能力を育みます。 カードの他に国旗入りの大きな世界地図と絵合わせカードになっている40の国の首都や人口がわかる国別データもついています。世界の国旗の「カルタ」
幼児から低学年のお子さんであればカルタが最もおすすめです。小さなお子さんは楽しみながらアッという間に読み札の文章をそのまま暗記してしまいます。
国旗の暗記文句で遊ぶカルタ
『世界の国旗カルタ』
参考価格900円。48カ国入り。
例えば、イギリスならば『い』で「イギリスは3つの旗が合わさった」、鮮やかな青と黄色が印象的なウクライナは「青空が麦畑の上にウクライナ」です。
読み札のウラ面には、その国旗の意味や首都などの情報が載っています。
『国旗と世界の国かるた』
参考価格1,100円。48カ国入り。
例えば、ペルーならば『ら』で「ラマがいるペルー国旗は赤白赤」です。
読み札のウラ面には、国名、国の形、 首都名、国の位置などが記載されています。
『アーテック 国旗かるた』
参考価格600円。46カ国入り。
例えば、アメリカ合衆国なら『ほ』で「星の数 50の州をあらわす国旗 アメリカ合衆国」です。
国旗が描かれた取り札のウラ面は真っ白ではなく、国の位置、首都、地域、通貨、主要産業など国の基本情報が載っています。
国の特徴を覚えられるカルタ
『せかいいっしゅうかるた』
参考価格1,400円。72カ国入り。
例えば、イギリスならば『ば』で「ばっきんがむは いぎりすの じょおうがくらす ロンドンのきゅうでん」です。
読み札のウラ面には正式国名と国の特徴が比較的丁寧に紹介されています。
カルタなら100均もおすすめ
学習カルタならセリアのカードシリーズが大人気で、売り切れ店舗が続出し、待っても待ってもなかなか再入荷しない店舗も。お近くにセリアがあるなら再入荷を待つよりも、取り寄せを注文した方が早いかもしれません。
世界の国旗の「カード」
国旗カードはとても人気ですが、フラッシュカードに慣れていないご家庭では「タンスの肥やし」になりがちです。テレビで出てくるたびにカードで国旗を確認したり、カードを週替わりでリビングに出してみたりなどと親が意図的に国旗カードを活用していければ楽しく学習できます。
大きくて丈夫な国旗カード
『七田式国旗カード』
参考価格2,700円。120カ国入り。
現在の国旗カードの中では一番大きいサイズ。大きくて見やすく、丈夫なので繰り返し使っても安心。
ただし、カードが大きいので慣れないとフラッシュカードとしては使いにくいかもしれません。
公文は七田よりも少し小さい
『くもん世界の国旗カード』
参考価格1,400円。48カ国入り。
全3集で、すべて合わせて国旗カードは196カ国分ありますが、4,800円程度かかります。
第1集にはアジア、アメリカ、オセアニアの48カ国
(参考価格1,400円)
第2集にはヨーロッパ、アフリカの48カ国
(参考価格1,400円)
第3集には第1集および第2集に収録されていない100カ国
(参考価格2,000円)
七田式の国旗カードよりも小さめなので、普段フラッシュカードをしていないママやパパにも扱いやすいです。全種類の国旗を揃えようとすると多少お高くなります。こちらにするならば、まずは第1集と第2集をおすすめします。
手のひらサイズの人気カード
『デラックス版 世界の国旗カード197』
参考価格2,500円。197カ国入り(国連加盟国193カ国と、日本が承認している独立国4カ国)。
大きさは10cm×7cmなので、七田や公文のカードに比べると小さなお子さんでもカードを繰ることができるサイズです。こちらのカードなら全カードを床一面に並べて遊ぶこともできます。
うら面には国名(正式名称)、略号(IOC基準に準拠)、首都名、国旗についての説明があります。
付属の遊び方ガイドによれば「すごろく」のようにも遊ぶことができますが、非常に遊びにくいです。「すごろく」のようにも遊ぶには2箱購入するのがおすすめです。
『世界の国旗カード100』
より小さなお子さんにおすすめの同じシリーズもあります。ニュースなどでよく聞く国や国旗のデザインがおもしろい国など、子どもの興味をひきやすい国の国旗セットです。デラックス版のおよそ半分の100カ国の国旗が収録され、お値段もおよそ半分の1,300円(参考価格)です。
ひらがなの幼児向けカード
『ポケット こっきずかん』
参考価格800円。表紙を含めて81枚入り。
国や国旗の説明はひらがなとカタカナで書かれています。アメリカ「合衆国」やスウェーデン「王国」など漢字も使われていますがほんの一部なので、ひらがなを覚えたてのお子さんがひらがなを読むことに慣れる練習にも使えます。
大きさは8cm×5cmなので携帯電話よりも一回り小さく、大人には少し扱いにくいかもしれません。こちらのカードなら全カードを床一面に並べて遊ぶこともできますし、外出先でも遊びやすいサイズです。
カードには一言にまとめられた国の特徴と首都が記載されていて、800円というお値段ですからコスパは抜群です。保存リングまで付いています。
小さいお子さんに「国」という概念や「国旗」の存在意義を理解するのは難しいですので、フラッシュカードとして国旗デザインと国名だけを大量インプットするか、テレビから流れてきたり絵本に出てきたりした時に1カ国ずつゆっくりと馴染んでいくか、お子さんに合う学習方法を見つけてあげてください。こちらの国旗カードは世界地図とセットで使えば世界地理の学習準備としては最高です。
国旗の「おもちゃ」
国旗がデザインされた積み木
『認知能力開発おもちゃ 国旗ドミノ積み木』
参考価格2,500円。100ピースの積み木には国旗と4ヶ国語の国名(英語, 中国語, 韓国語, ロシア語)が印刷。中国からの配送商品なので積み木の成型や角取りなどの品質はそこそこ。
国旗の可愛いブランド玩具
『ステップトゥーザワールド』
参考価格5,800円。ブランスやオランダで人気の海外ブランド玩具。14カ国の国旗くつした木製プレートセット(日本, ドイツ, フランス, イタリア, スウェーデン, アメリカ, カナダ, 中国, タイ, ロシア, エジプト, インド, イギリス, オーストラリア)。国旗のほかに英語国名と挨拶が印字されています。
世界の国旗の「トランプ」
カルタもできるトランプ
『世界がわかるトランプ』
参考価格1,650円。54枚のトランプに、裏面に国旗一覧が載っている世界地図ポスター(縦42cm×横60cm)が入っています。
トランプカードには「国旗」「国名」「首都名」「国の形」「面積」「人口」「GDP」「外国人旅行客数」「インターネット普及率」が掲載。
ここまでの情報を掲載している国旗カードは珍しい。特に「国の形」はその国だけではなく「世界地図の中からその国周辺を抜粋した地図」なので周辺諸国もイメージしやすいです。
QRコードから専用サイトへアクセスすると「カルタ遊び」もできます。このトランプの「カルタ遊び」には読み上げ札はなく、代わりにアプリでルーレットを回します。ルーレットを回すと「国の形」「首都」など4つのヒントが表示されるので、そのヒントを元にカードを探します。
ほかにもオリジナルゲームが4種類。国旗だけでなく掲載情報も詳しいトランプなので「まだ国旗に興味がないお子さんへの導入グッズ」としては一番おすすめ。『世界編』と同額で『日本編』もあります。
幼児におすすめ格安トランプ
『世界のいろいろトランプ』
格安の国旗トランプならコレ。掲載国旗は13カ国だけなので、幼児から小学校低学年のお子さんにおすすめです。
載っている国は、日本、アメリカ、中国、韓国、イタリア、インド、タイ、ロシア、ケニア、フランス、ブラジル、オーストラリア、エジプトの13カ国。
国名や国旗、首都などの基本的な情報に加えて、その国の言葉でのあいさつ、名所、民族衣装、名物料理、通貨などの文化が学べます。
参考価格198円。普通のトランプを買うなら、このトランプを買いたい!
さいごに
オリンピックという幸運を
2020年に東京オリンピックが開かれるという幸運に恵まれた今の子どもたち。世界の国旗を覚えたら東京オリンピックはもっと楽しくなります。家族で楽しく国旗を覚えちゃいましょう!
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