《４歳～》母の日の由来「なぜカーネーション？」が分かるおすすめ絵本『こねこのははのひ』

５月の第２日曜日は『母の日』です。同じく５月の行事である端午の節句の「こいのぼり」や「菖蒲（しょうぶ）」などと比べて、『母の日の由来』はあまり話題になりません。幼稚園でも『母の日の由来』の劇や紙芝居というのはあまり聞かないのではないでしょうか。しかし、そんな珍しい『母の日の由来』を描いたオススメの絵本があるんです。それが…

母の日の由来えほん

『こねこのははのひ』

〈おすすめポイント〉

教育画劇の「行事の由来えほん」シリーズです。母の日という存在を知らなかった子ネコと一緒に、母の日の由来を学ぶことができます。母の日の由来となったアメリカの母娘のエピソードと、それを知った子ネコたちが大好きなお母さんのために母の日の贈り物を探しに行く冒険ストーリーが描かれている絵本です。

〈あらすじ〉

子ネコの「しろ」と「くろ」と「しろくろ」はいつも仲良しです。ある日、「しろ」と「くろ」と「しろくろ」は大好きなお母さんにカーネーションを贈る「母の日」というものがあることを聞きました。母の日の由来を知って、自分たちもお母さんが喜びそうな贈り物を探しに行きます。「しろ」と「くろ」と「しろくろ」はお母さんへの愛情と感謝の気持ちでいっぱいで歌いながら歩き回ります。

「ははのひ ははのひ 

かあさんに だいすき だいすき

かあさんに ぼくらのきもち つたえよう

やさしい かあさん ありがとう

まいにち しあわせ ありがとう」

町の中を探して、近所の家の中を探して、森の中を探しました。そして、とうとう最高の贈り物を見つけました。

「かあさん、いつも ありがとう」

「うれしいわ。かあさん、とっても幸せよ」

「しろ」と「くろ」と「しろくろ」が一日中歩き回って見つけた最高の贈り物をお母さんはとても喜んでくれました。その贈り物とはいったい何だったのでしょうか。ぜひ絵本を読んでみてください。

作： やすい すえこ／絵： しのざきみつお
教育画劇／1,200円

 

母の日の由来が読めます

 

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