子供におすすめ冬絵本！スキーに行く前に読み聞かせたい絵本６選《0歳児〜小学生(低学年)》

スキーのことを教えてあげたいときに読み聞かせたいおすすめ絵本を、0歳児の赤ちゃん絵本から絵本卒業間際の小学校低学年まで各年齢1冊ずつ、読み聞かせのコツとともにご紹介。絵本の読み聞かせは絵本の世界と本当の世界をつないであげると効果を何倍にも高めることができます。

効果的な読み聞かせ方

絵本の読み聞かせは絵本の世界と本当の世界をつないであげると効果を何倍にも高めることができます。

読書体験から実体験へ

スキーをする機会があれば、スキーをする前にスキーの絵本を読んであげましょう。すると実際にゲレンデで本物のスキー板や雪やリフトを体験したときに絵本の物語を思い出します。このときに「あの絵本に出てきた〇〇と似ているね」などときっかけを作ってあげるとお子さんは記憶を引き出しやすくなり、想起力（思い出す力）を鍛えることになります。また話がはずめば普段の生活の中では馴染みの薄い言葉や表現を使う練習にもなり、描写力や叙述力などの言語運用力も鍛えられます。

実体験から絵本へ

おうちに帰ってきたらまた絵本を読んであげましょう。行く前に読んだ絵本でもよろしいですし、違う絵本でもけっこうです。絵本の中でスキーの追体験をさせてあげますと「絵本で読んだ読書体験を実際に経験してみたら楽しかった」という記憶が手伝って、より多くより細かく記憶できるようになります（短期記憶力）し、また記憶を長く保持できるようになります（長期記憶力）。さらに次に読書体験を実体験するときのために、お子さんは読み聞かせにより注意深く耳をかたむけ（注意力）絵をより細部まで観ることができるようになります（観察力）。

子どもにおすすめの絵本

0～1歳におすすめスキー絵本

『うさぎちゃん スキーへいく』

この絵本のあらすじ

スキーにいったうさぎちゃん。雪山では友だちになった野うさぎたちに、スキーをおしえてもらい…。

おすすめポイント

『いやだいやだ』『ねないこだあれ』など大人気絵本作家せなけいこ氏の「うさぎちゃんえほん」シリーズはうさぎちゃんと野うさぎたちのふれあいを描いた作品です。うさぎちゃんがのうさぎたちにスキーを教えてもらい、最後は文通の約束をします。

 

▶︎0～1歳児絵本の選び方

 

1～2歳におすすめスキー絵本

『ショコラちゃん スキーだいすき』

この絵本のあらすじ

スキー場にでかけたショコラちゃん、バニラやプリンちゃんと一緒にすべっていたら、大きな雪玉が追いかけてきて…。

おすすめポイント

中川ひろたか氏とはたこうしろう氏のショコラちゃんシリーズ。スキーや雪遊びの楽しさだけではなく、雪という大自然の脅威もさりげなく描かれています。

 

▶︎1～2歳児絵本の選び方

 

2～3歳におすすめスキー絵本

『こねこのプーフー(7)スキーをしたよ！』

この絵本のあらすじ

いまはあつい夏。「さあプーフー、おやすみなさいのじかんよ」「まって!きょうね、すごいことがあったんだよ!ぼくね、スキーをしたんだ」「おにわにゆきがあったの?」「うん!すっごくたくさん!」「なつにゆきがふるなんてめずらしいわね」…。

おすすめポイント

「リサとガスパール」で大人気のアン&ゲオルグ・ハレンスレーベンが創る「こねこのプーフー」シリーズ。おやすみ前の読み聞かせにおすすめ。スキーをする機会があれば「今は冬だから雪がいっぱいあるね」などと、夏と冬を意識づけしてあげては？

 

▶︎2～3歳児絵本の選び方

 

3～4歳におすすめスキー絵本

『トムとチムのはじめてのスキー』

この絵本のあらすじ

トムとチムが、たっちゃんといっしょにスキーに出かけます。雪のゲレンデ、ヤッホーヤッホーたのしいな。でも…。

おすすめポイント

ロングセラー児童書『チョコレート戦争』の大石真氏の幼児向け絵本です。あるものをあるがまま楽しむことを教えてくれるひくまの出版「幼年えほん」シリーズの絵本です。

▶︎3～4歳児絵本の選び方

 

4～5歳におすすめスキー絵本

『おさるのジョージスキーをする』

この絵本のあらすじ

知りたがりやのかわいいこざる、ジョージは、おじさんと冬のスポーツ大会に出かけました。宇宙船みたいなそりを見つけたジョージは、それに乗ってみました。すると…。

おすすめポイント

アニメ化している絵本はすべてキャラクター絵本とみなして敬遠する方もいらっしゃいますが、私はこちらの作品は肯定派です。原作が英語のアニメは英語育児にとても役立ちますので、お子さんの英語力のためにもおすすめしたい絵本です。

 

▶︎4～5歳児絵本の選び方

 

5～6歳におすすめスキー絵本

『こぶたのブルトン ふゆはスキー』

この絵本のあらすじ

こぶたのブルトン、いたちのアンドレ、ダルマのタカサキさんが、スキーへ行ったら…。リズミカルな会話、キャラクターのおもしろさが際立つ元気の出る絵本。

おすすめポイント

中川ひろたか氏の「こぶたのブルトン」リシーズ。『はるはおはなみ』『なつはプール』『あきはうんどうかい』と季節をめぐりますが、実はこの作品がシリーズ第１作。子どもの心を育てる効果が高いと注目されているナンセンス絵本はこのような訳の分からないストーリーの絵本です。ぜひお子さんと一緒にたくさん笑ってください。

こちらの絵本は絵本ナビで無料で一部試し読みをすることができます。

 

▶︎5～6歳児絵本の選び方

 

▼「こぶたのブルトン」シリーズ

 

低学年におすすめスキー絵本

『スキーをはいたねこのヘンリー』

この絵本のあらすじ

2本足で歩くことの得意なねこのヘンリーは、家族の人々と山小屋へ出かけますが、帰りの日に間違って置いてきぼりにされてしまいます。そこでヘンリーは雪の中、スキーをはいて帰る決心をします…。

おすすめポイント

絵本はゴールデン・カイト賞フィクション部門受賞。絵はボストングローブ・ホーンブック賞受賞。アメリカでは冬の定番の人気絵本です。「ねこのヘンリー」シリーズは全４作。

 

▼「ねこのヘンリー」シリーズ

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