絵本を選ぶ時にはお子さんの発達に合った絵本を選ぶことが大切です。乳幼児の絵本は一般にお子さんの発達に合わせて7段階の難易度に分けられます。簡単すぎる絵本ではお子さんは興味を示しませんし、難しすぎる絵本ではお子さんの「読みたい!」という意欲を損ねてしまうかもしれません。ここでは2歳児〜3歳児の乳児向け絵本の正しい選び方とおすすめの絵本を紹介しています。
2〜3歳児の絵本とは
2歳児から3歳児が対象の絵本には、題材が「あいさつ」や「トイレトレーニング」など生活習慣やマナーやルールを学べるものが多くなります。幼稚園への入園する心の準備が、絵本を使ってできるというわけです。
また、2歳児から3歳児が対象の絵本は内容にも物語性が出てきます。
1~2歳対象の絵本の文に比べると、主語が省略されていないことに気付かれるかもしれません。主語に加え、形容詞や副詞がつくことで文章が少しずつ長くなってきます。
お子さんは一つずつ言葉を覚えています。新しい言葉を覚えるには、その言葉との出会いの《質》と《量》が大切です。素敵な絵本をたくさんよんであげてください。
2〜3歳児の絵本の選び方
2歳児から3歳児が対象の絵本の中には「生活習慣やしつけの絵本」が多くなります。「空想の物語を楽しむ絵本」と「生活習慣やしつけを学べる絵本」をバランスよく読んであげたい時期です。
2歳児から3歳児向けの絵本は物語性も豊かになってきます。物語性のある絵本というのは「起承転結」がはっきりしている絵本であるという意味ですので、いわゆる物語の「オチ」が楽しめるようになります。
2〜3歳児の絵本の効果
絵本を読んで最後にママやパパと一緒に笑えると絵本好きになるだけでなく、「文字を読んで理解する」ことを楽しめるようになります。読んで理解する醍醐味を知っている子どもは「自分で勉強できる」子になりますし、「勉強することが好き」になりますので、2歳児から3歳児向けの絵本の読み聞かせはこれからの学習の大切な土台だと言えます。
また、2歳児から3歳児向けの絵本は題材が小さな子どもが経験する毎日の暮らしです。生活の中のさまざまな動作について絵本で読んであげると、子どもの知的好奇心と自主性はぐんぐんと育ちます。例えば、動物園に行くときには前日に動物園の絵本を、雨が降った日には傘の絵本やカタツムリの絵本を、3歳のお誕生日を迎える前にはお誕生日の絵本を読んであげてみてください。お子さんの成長をきっと肌で感じられるはずです。
2〜3歳児のおすすめ絵本
例えば…
意外や意外!幼児教室では男の子に人気のあるピンク色の絵本!女の子にはもちろん大人気のロングセラー絵本シリーズ「ももんちゃん」の第1作目。
ほかほか ごはん ふっくら ごはん…。「今日は回転寿司で外食!」という日にもおすすめしたい1冊。
身のまわりには小さな科学があふれています。ある野菜の断面(おなか)が次々と登場する楽しい絵本。
おすすめ絵本ランキング
例えば「初めて泥遊びをしたこと」「初めてアリをつかまえたこと」…今、子どもが「できた!」と感動していることは、数ヶ月もすれば、子どもは当たり前にしか感じられなくなります。大きくなると子どもが「面白い!」と感じられなくなるので、どんなにいい絵本でも対象年齢の今しか読み聞かせることができません。3歳の誕生日を迎える前に是非読みたい絵本があります。まずはこちらの絵本から読んであげてはいかがでしょうか。
- 3歳になる前に読んでおきたい絵本:
おすすめ絵本まとめ
すくすく伸びる読み聞かせ法
3歳の誕生日を迎える前に読みたい絵本は80冊。このサイトでは『年100冊!知育的読み聞かせ法』と題しまして、小学校入学までに600冊の絵本を読むことを目標にして、2歳児時代には1年に80冊という目標を設定しています。1年に80冊を目標に絵本の多読を始めませんか?
- 心も頭もすくすく伸びる『年100冊!知育的読み聞かせ法』:
おすすめ絵本100冊一覧
- イチオシ絵本:
- イチオシ絵本を読んだら読みたい絵本:《2歳児〜3歳児》おすすめ絵本100まとめ②!、《2歳児〜3歳児》おすすめ絵本100まとめ③!
- 「言葉が遅いかな?」と思った時に読んであげたい絵本:
- 日本語でも読めるおすすめの英語絵本:
[おすすめの参考記事]
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