2017年9月24日に放送されたTBS系『林先生が驚く初耳学』で林修氏が「幼児に英語教育は不要」などと発言。英語教育が必要ないのならば、幼児期に伸ばすべき力は何なのか。番組が紹介した幼児教育法をご紹介します。
【このページの目次】
英語不要! 何をさせるべき?
幼児期にすべき早期教育とは
では、幼児期にすべき早期教育とはいったい何なのか。番組では「幼児期の教育にお金をかけるべきは大学受験ではない」と紹介。
天才棋士藤井四段の例
藤井四段を幼い頃から指導してきた杉本昌隆七段は幼い頃の藤井四段をこう語った。「将棋が始まった時の集中力はビックリするほどのもの」
藤井棋士を天才にした知育玩具
藤井四段を天才にしたキュボロ
藤井四段の驚異的な集中力を培った知育玩具が「キュボロ」(藤井四段はどこかのインタビューで「集中力は幼児期のモンテッソーリ教育にある気がする」とも答えていたような気がしますが)
積み木とビー玉の知育おもちゃ
積み木の上部と内部にビー玉が通る溝が彫ってあり、ビー玉がどう動くのかを予想して組み立てて遊ぶ知育おもちゃ。
ビー玉の動きを予測して複雑な積み木を組み合わせながら組み立てるので集中力はもちろん、空間認識力や予測力、予測と実際の動きを比較する比較考察力など複合的な力が鍛えられます。
幼児教育に関する研究
教育経済学者の見解
0歳から10歳までの教育が大事
教育経済学者の中室牧子先生によれば「幼児期にお金をかけるとすれば0歳から10歳」までが勝負。
0歳から10歳までの早期教育の効果
早期幼児教育を受けた子どもに共通する特徴は「自制心がある、物事をやり抜く力がある、コミュニケーション能力が高い」こと。さまざまに「生きる力」を身につけることができる。
シカゴ大学の研究調査
教育の開始年齢と投資リターン
シカゴ大学の40年にも及ぶ調査研究によれば「幼児教育を始めた時期が早ければ早いほど見返りが高い」。教育を始めた年齢が遅ければ遅いほど効果は減少。
幼児教育と生涯収入
さらにシカゴ大学は「質の高い幼児教育を受けた人ほど収入が高い」という調査結果を報告。
必要なのは「やり抜く力」
番組が結論として締めくくったのは、幼児期に最も必要な教育は「やり抜く力」を育むこと、でした。
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