大人になる前に読みたい20冊!小学生におすすめのクリスマス絵本&本《1〜2年生, 3〜4年生, 5〜6年生》

小学生のおすすめクリスマス絵本
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小学生になったらちょっと大人なクリスマス物語を!これまでに読んできた典型的なクリスマス絵本とは一味違い、冬の日を舞台に夢や希望、友情や思いやりをクリスマスならではのストーリーでつづる素敵なお話しをおすすめします。

小学生の為のクリスマス絵本

サンタの本質にせまる絵本

サンタクロースっているんでしょうか?

おすすめポイント

100年前にアメリカの新聞社に「サンタクロースっているんでしょうか?」という手紙が届きました。この子どもの素朴な質問に正面から向き合った答えが社説に載りました。目に見えないもの、心の大切さを語りかけた名答です。中学生も大人も十分に楽しめる内容です。

『サンタクロースっているんでしょうか?』小学生におすすめのクリスマス絵本
推奨対象年齢:小学生(中学年)~

サンタクロースの秘密

おすすめポイント

北極にあるサンタの家は、何世紀もまえにサンタとその助手である小びとたちが建てた古い丸太小屋であったり、作業部屋の様子やソリの特別装置のことであったり、フラップをめくりながらサンタの秘密がわかる小学生向けの絵本です。中学生も大人も十分に楽しめる内容です。

『サンタクロースの秘密』小学生におすすめのクリスマス絵本
推奨対象年齢:小学生(低学年)~

【1〜2年生】おすすめの絵本

サンタになりたい物語

サンタちゃん

絵本のあらすじ

ある日、サンタクロースを訪ねて「わたし、サンタクロースが大好きなの。」「わたしがサンタになりたいの」と言うアルミちゃんはサンタクロースになる修業を始めました。アルミちゃんはサンタクロースになってトナカイと一緒にみんなにプレゼントを届けることができるのでしょうか?

絵本のおすすめポイント

日本児童文学者協会賞を受賞した、ひこ・田中氏の創作童話です。映画化された『お引越し』で話題になった子どもたちの世界を独自の視点で切り取る手腕は健在。こはらかずのさんのリノリウム版画の挿絵で豊かに彩られた絵本です。

聖夜の汽車の不思議な物語

急行「北極号」

あらすじ

雪の降るクリスマスイブ、サンタクロースを信じる僕のもとに現れたのはま真っ白な蒸気に包まれた汽車、急行「北極号」。その不思議な汽車に乗り込むと…。

おすすめポイント

1986年米国コルデコット賞を受賞した作品で、奇才オールズバーグのクリスマス絵本です。トム・ハンクスが一人5役で声と動きを担当した『ポーラーエクスプレス』の原作でもあります。

クリスマスイブの夜、サンタクロースを信じる子どもだけが体験できる不思議な旅を描いた絵本です。サンタクロースを信じていても信じていなくても、すべての子どもに大人になる前に読んであげたい絵本です。

僕がサンタクロースからもらった小さな鈴にはサンタクロースのどんな想いが込められているのでしょうか。

大切なものとの別れの物語

ビロードのうさぎ

あらすじ

クリスマスに男の子の家に来たビロードでできたうさぎのぬいぐるみ。男の子はうさぎをそれはそれは大事にしてくれました。「子どもに愛されたおもちゃは いつかほんものになれる」ことを知ったビロードのうさぎに魔法が…。

おすすめポイント

クリスマスの古典的名作「ビロードうさぎ」を酒井駒子氏が絵本にした大人気作品です。

値段の高いおもちゃや機械仕掛けのおもちゃは「自分こそ本物だ」と自信満々ですが、ウマのおもちゃが「心から大事に思われ、子どもの本当の友達になったおもちゃが『ほんもの』だ」と教えてくれます。まだまだおもちゃで遊ぶけれど、きっともうすぐにおもちゃには見向きもしなくなるであろう年齢のお子さんと一緒に読みたい名作絵本です。

サンタの秘密がわかる図鑑

だれも知らないサンタの秘密

あらすじ

クリスマスにはサンタさんがプレゼントを置いていってくれるけど、サンタさんはどうやってみんなの欲しいものを知るの?いい子にしないとプレゼントをもらえないって言うけど、いい子かどうかどうして分かるの?世界中の子どもたちのプレゼントはどこにしまっておくの?

おすすめポイント

タイトル通り、この絵本はサンタの秘密を細かく具体的に図解入りで解説してくれている絵本で、絵本を開くと図鑑のようです。これまでストーリーのある絵本しか読んだことがない場合にはきっと驚くことでしょう。大人気のロングセラー絵本で通常版のほかにホップアップの仕掛け絵本もあります。

この絵本をもし買うことができたら、ぜひ図鑑のように使ってみてください。他の絵本を読んでいる時やテレビでサンタクロースが出てきた時などに「あれ?サンタさんって〇〇ってどうしてるんだったっけ?」と聞いてみてください。記憶力のよいお子さんなら自信満々で答えてくれるでしょうし、「ちょっと待ってて!」と急いでこの絵本を取りに行くかもしれません。分からないことがあったらすぐに調べる習慣は大人になっても大切になりますので、このような絵本を使って少しずつ体験させてあげるのは非常におすすめです。

誰でも知ってる物語

クリスマスのまえのばん

あらすじ

みんなが寝静まったクリスマスイブの夜、ソリに乗ってやってきた陽気なおじいさん。サンタクロースを迎えるのは、まずその家のイヌとネコです。ワシもフクロウもウサギもネズミもサンタを歓迎します。

おすすめポイント

現在のサンタクロースのイメージを作った詩と言われる200年前の作品です。マザーグースと同じくネイティブなら誰でも知っている非常に有名な詩で、この絵本をきっかけにお子さんに将来原作の英語の詩をぜひ読んでもらいたい稀代の名作です。

クリスマス英語絵本ムーアThe night before christmas

大人のクリスマスプレゼントに海外絵本The Night Before Christmasおすすめ比較&ランキング洋書16冊ネイティブ朗読動画付《親子》

2017年11月11日

こちらでは原作の洋書絵本に加えておすすめの日本語訳絵本もご紹介していますが、数ある “The Night Before Chrsitmas” の翻訳絵本の中でお子さんに一度は読んであげたいのがターシャ・テューダーが挿絵を描いているこの作品です。実はターシャはクレメント・ムーアのこの詩に違う挿絵を描いており何冊もの絵本を出版しているのですが、一押しはこの作品です。

童話の国の名作物語

ペッテルとロッタのクリスマス

 

あらすじ

みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさんと暮らすようになったみなしごのペッテルとロッタ。おばさんたちと過ごす初めて一緒に過ごすクリスマス・イブの夜、突然家に背中に袋をしょった「やぎおじさん」が入ってきました。二人はむらさきおばさんから、「やぎおじさんは本当は魔法にかけらた王子さまなの」と教えられ、森の奥に住んでいるという王子さまを探しに行こうと決心しますが…。

おすすめポイント

スウェーデンの国民的絵本作家エルサ・ベスコフのロングセラー絵本「3人のおばさん」シリーズ全5作の3作目です。福音館書店の「世界傑作絵本」シリーズの作品でもあります。

物語の核となる謎が解けるのは、ペッテルとロッタがやぎおじさんと出会ってから1年先という時間の流れが生きたストーリー展開に、赤ちゃんの面倒をみるほほ笑ましいペッテルとロッタの様子が物語後半の大切な伏線になっているなど、物語は長さもストーリー展開も重厚で読み応えがあります。

「3人のおばさん」シリーズ全5作

お話しは3人のおばさんたちを軸に、みなしごのペッテルとロッタやあおおじさんとのふれあいを交えて進みます。どの物語も比較的長く読み応えがああります。

【第1作目】
みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん

【第2作目】
ペッテルとロッタのぼうけん

【第3作目】
ペッテルとロッタのクリスマス

【第4作目】
ちゃいろおばさんのたんじょうび

【第5作目】完結編
あおおじさんのあたらしいボート

【3~4年生】おすすめの本

この瞬間を幸せに感じる物語

バーナデットのモミの木

あらすじ

森の小さなモミの木は、まわりの木々のように早く大きくなってどこかへ行きたいと願っていました。ある年の冬、モミの木は切り倒され、クリスマスツリーになりました。最初は有頂天だったモミの木ですが、クリスマスが終わるとモミの木は…。

おすすめポイント

早く大きくなってどこかへ行きたいと願う小さなモミの木には「ここにいることを、よろこびなさい」というおひさまの言葉もよくわかりませんでした。

モミの木の「もっとたのしめるときにたのしんでおけばよかったなぁ」という言葉にお子さんは何を感じるでしょうか。

奇跡と運命のクリスマス物語

クリスマス人形のねがい

あらすじ

クリスマスイブの朝、おもちゃの店でクリスマス人形、ホリーは誰かに買ってもらえるのを楽しみにしていました。一方、孤児院で暮らす女の子アイビーはクリスマス休暇中の引き取り手が見つからず、別の施設に送られることになって…。

おすすめポイント

作者は英国人作家ルーマー・ゴッデンで、映画化された『黒水仙』や『人形の家』など代表作が知られています。挿絵は米国の人気挿絵画家バーバラ・クーニーが描いています。主人公のアイビー(つた)とホリー(ひいらぎ)の名前は原書タイトル『The Story of Holly and Ivy』から取られていますが、「アイビーとホリー」というのは賛美歌『The Holly and the Ivy』が元になっていて、この歌は子どもにもよく知られた有名な賛美歌です。

逆境にぶつかっても泣かないアイビーの強さに胸が打たれますが、訳者が「心から強く願えば奇跡は起こる」「求めれば願いは通じる」とあとがきに書いているように、望みを叶えるためには強い心や決意が大切だということを教えてくれる作品です。

魅力的な登場人物たちの物語、アイビーとホリーの運命的な出会いの仕掛け、そして、作中の最後に語られる「もし、こうならなかったら…」というもう一つの物語への誘い。この物語を読んだお子さんは自分の運命について考えてみるのではないでしょうか。

バカなことをした賢者の物語

賢者のおくりもの

あらすじ

貧しくも互いを愛して暮らしていた若い夫婦にはクリスマスプレゼントを買うだけのお金がありませんでした。妻へのクリスマスプレゼントを買うために夫は大切な金の時計を売ってしまいます。妻は夫へのクリスマスプレゼントを買うために自慢の美しい自分の髪を売りました。そして、夫婦がお互いのクリスマスプレゼントに選んだものは…。この絵本は絵本ナビで全ページ試し読みをすることができます。

おすすめポイント

「1ドル87セント。それですべてでした。」という書き出しで始まるこの作品は、オー・ヘンリーの短編の中でも特に有名です。小学生になったら少しずつオー・ヘンリーの短編も読んでいってもらいたいものですが、クリスマスに読むのであれば洗練された文章にツヴェルガーの細やかな挿絵が美しくマッチしたこの1冊をおすすめします。

お互いにクリスマスプレゼントを買うために大切なものを売ってしまい、お互いのクリスマスプレゼントを台無しにしてしまった夫婦は「バカなこと」をしたのになぜ「賢者」なのか。お子さんは何を感じるでしょうか。大人になる前に一度は読んでおきたい名作です。

バレエのクリスマスの名作

くるみわりにんぎょう

あらすじ

今日はクリスマス。マリーがもらったクリスマスプレゼントは、頭でっかちでお世辞にもかわいいとはいえない「くるみわり人形」でした…。

おすすめポイント

チャイコフスキーのバレエ『くるみわり人形』はホフマンの『くるみ割り人形とネズミの王様』を原作としたバレエの名作です。絵本の『くるみわり人形』には絵も文もさまざまな作品が出版されていますが、この絵本はホフマンの原作『くるみ割り人形とネズミの王様』に近い作品で、詩人の蜂飼耳の訳とイギリスの人気イラストレーターアリソン・ジェイの美しい絵で贈るクリスマスの絵本です。この絵本は絵本ナビで試し読みをすることができます。

プレゼントにぴったり豪華な絵本

クリスマスプレゼントにするなら、ちょっと豪華な仕掛け絵本もたくさんあります。小学生になったからこそ贈ることができる大人な雰囲気(と値段)のクリスマスプレゼントにぴったりです。

音が出る絵本

ジェシカ・ティックル 絵
中井川 玲子 訳
2,700円

影絵のような絵本

ニルート プタピパット絵
中井川 玲子 訳
3,240円

立体的な仕掛け絵本

ジャン・ピエンコフスキー 絵
上野 和子 訳
2,800円

古典的名作絵本

リスベート ツヴェルガー 絵
池田 香代子 訳
1,500円

読んだらバレエを鑑賞しよう

夢と希望の戦後の実話

アンナの赤いオーバー

あらすじ

去年の冬、「戦争が終わったら、あたらしいオーバーを買ってあげようね」とお母さんは言いました。でも戦争が終わっても、お店にものはなく、家にはお金もありませんでした。アンナに新しいオーバーを作るためにお母さんは知恵を絞って…。この絵本は絵本ナビで試し読みをすることができます。

おすすめポイント

アンナにオーバーを着させてあげるためにお母さんは知恵を絞ります。おじいさんの金時計と引き換えに羊毛をもらいますが、羊の毛を刈るのは春なので春を待ちます。ランプと引き換えに羊毛を紡いでもらいますが、紡ぎ終えるのを夏まで待ちます。紡いだ毛糸を赤く染めるために、夏の終わりにお母さんとアンナはコケモモも摘みました。ガーネットのネックレスと引き換えに毛糸で布地を作ってもらいます。ティーポットと引き換えに布地でオーバーを縫ってもらいますが、赤いオーバーが出来上がった時にはもうクリスマスが近づいていたので、アンナとお母さんはオーバーを作るために手伝ってくれたすべての人をクリスマスに招待します。

この絵本は戦争を背景にしながらも物語は、アンナのために尽力してくれる人と人とのつながりや、助けてくれたことへの感謝の気持ちの伝え方、欲しいものを手に入れるために長い間待つことを楽しむ気持ちなど、子ども向けの絵本らしくこれからの人生で大切なことを教えてくれます。戦争の影も感じられます。戦争ではものもお金もなくなりますが、人もいなくなります。アンナのお父さんは登場しませんし、アンナのオーバーを作るために手を貸してくれる人も若い男性はいません。

お子さんがまだ小さいうちは「夢のある楽しい絵本をたくさん読み聞かせてあげたい」と希望される方には、戦争を背景にしながらも夢と希望を描いた明るいこの絵本は「戦争を描いた絵本のファーストブック」としておすすめです。

フェリエの国の星の誕生物語

『はりねずみのルーチカ 星のうまれた夜』

あらすじ

クリスマスが近づいて、フェリエの国のはりねずみのルーチカはいいことを思いつきました。ひとびとの国から持ち帰ってきた「キラキラ」を夜空にかざって、仲間たちに星空をみせてあげるのです。でも、ルーチカは夜空までいく方法が分かりません。そこで、「夜空までとどくはしご」のプレゼントをサンタさんにお願いすることに…。

おすすめポイント

大好評「はりねずみのルーチカ」シリーズ。クリスマスマーケット、ジンジャークッキー、キャンドルライトサービス、ラッキーチャームいりのケーキなどなど、クリスマス気分がいっぱいの、シリーズ最新作です。

【5〜6年生】おすすめの本

クリスマスの由来の物語

クリスマス

あらすじ

イエス・キリスト誕生の物語から現代に至るまでのクリスマスの由来とその習慣を教えてくれます。なぜサンタクロースがやってくるのか?クリスマスプレゼントはなぜ贈り物をするの?七面鳥を食べるのは?この絵本は絵本ナビで試し読みをすることができます。

おすすめポイント

「クリスマス物語」ではなく、文化、歴史を伝えてくれる絵本です。クリスマスの起源や各国の風習の違いがわかります。子どものみならず、おとなも楽しめ、ずっと手元に残したくなる一冊。プレゼントにもおすすめです。

コールデコット賞作家、バーバラ・クーニーの美しい挿絵。絵本の絵をよく見ると、白と赤と緑と黒の四色だけが使われています。白と赤と緑はクリスマスカラーですから、この三色を効果的に使っていることに驚きます。

人間の欲と慈悲の物語

クリスマス・キャロル

あらすじ

ケチで人間嫌いの老人スクルージ。他人に冷たく、信仰心もなく、クリスマスをお祝いすることもありません。そんなスクルージが心を入れ替えた不思議な出来事とは?

おすすめポイント

クリスマス・キャロルは今でも世界中の子どもたちに読み継がれています。子どもたちがこの物語を読んで、人間の欲と本当のやさしさについて感じ考えてくれたらと願える作品です。

読書好きなお子さんには

読書好きなお子さんであれば是非こちらの訳書に挑戦してみてほしいです。この本を読んで「将来この物語の原作を英語で読んでやるぞ!」と奮起してくれるお子さんがいらっしゃれば非常に嬉しく思います。

サンタの少年時代の物語

クリスマスとよばれた男の子

あらすじ

ニコラスはクリスマスの日に生まれた少年です。だから父さんはクリスマスと呼びました。数々の事件と悲しみを乗り越え、成長していくニコラス。サンタクロース(ファーザー・クリスマス)はどのようにして生まれたのか?

おすすめポイント

父さんを探して旅に出たニコラスは、一緒に行くと言い張った野ネズミとケガを手当てしてやったトナカイの3人で旅を続けます。しかし食べるものがなくなり力尽きて倒れてしまい、エルフに助けられます。3人の友情と手を貸してくれる仲間、困難を乗り越える原動力と少年の成長、そして幸せな結末。クリスマスに読みたい要素がぎゅっと詰まった作品です。

作中に出てくるエフルの言葉には深い含蓄があります。「不可能は決して口に出してはならない言葉」「何かを見るためにはまずそれを信じなければならない」「我々は恐れを自らの導き手にしてはならない」など。ニコラスと一緒に旅をしたお子さんは数々のエフルの言葉をどのように受け止めるのでしょうか。

続編もあります

7つのショートストーリー

クリスマスをめぐる7つのふしぎ

あらすじ

クリスマス・イブの夜、ひとりぼっちの少年の家に男の人がやってきて、おはなしをプレゼントしてくれます。そのすべてがサンタクロースにまつわる、ふしぎな7つのストーリーで…。

おすすめポイント

クリスマスの日に贈る、7つのショートストーリー集です。『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞した斉藤洋氏の7つのショートストーリーはユーモラスだったりミステリアスだったりするのですが、どれも読み終わったら温かい気持ちになります。

「サンタクロースなんていないよ。どうせお父さんとお母さんなんでしょ」と言えてしまう年齢のお子さんにおすすめしたい1冊です。だってクリスマスには不思議なことがたくさん起こるのですから。

NHKで紹介された名作

ベッキーのクリスマス

あらすじ

クリスマスまでの1ヶ月はとても長く、とても楽しいのです。クリスマスのために早くから秘密でプレゼント作りを始めたり、家族みんなでキッチンに集まってクリスマスケーキを焼いたり、アドベントカレンダーを壁にかけたり…。

おすすめポイント

NHK番組「ターシャからの贈りもの」で紹介された絵本で、ターシャが家族と過ごしてきたクリスマスの様子がすべて描かれています。今とは時代が異なり、すべてが手仕事で心をこめて聖なる日を迎えることが伝わってきます。クリスマスが特別なお祝いの日であることがよく理解できる1冊です。

クリスマスを描いたターシャ・テューダーの絵本には『人形たちのクリスマス』という作品もありますが、クリスマスの描かれ方が若干違います。読み比べても面白いと思います。

身分の違いを描いた物語

クリスマスの猫

あらすじ

1934年のクリスマス、上流階級育ちの11歳の少女キャロラインはおじさんの家にあずけられていた。家は寒く外出は禁じられ、友だちは庭で見つけた身重の猫と、高い塀をこえて現れた町の少年ボビーだけ。キャロラインとボビーは力をあわせ、猫を守ろうとするが…。

おすすめポイント

イギリス児童文学の実力派作家ウェストールが、おばあさんが孫娘に語るという形式で描く、育ちがよく気が強い女の子と貧しいけれど誇り高い男の子の、忘れられないクリスマスの物語。

今回ご紹介した絵本16冊

 

               

 

 

 

 

 

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