お受験をする可能性が少しでもあれば2歳になったら昔話の読み聞かせ! 毎年出題されている超重要昔話から差がつく昔話まで。
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【このページの目次】
読み聞かせ絵本でお受験準備
絵本の読み聞かせは0歳から
絵本の読み聞かせはできるだけ早い方がよろしいです。いわゆる受験育児に成功した人は「赤ちゃんの時から絵本は読んでいました」と口をそろえます。
▼ 首すわり前から絵本を読んでいたというアクネスチャン(息子3人が東大よりも世界ランクの高いスタンフォード大学に進学)
▼ 3歳までに絵本1万冊を読み聞かせた佐藤ママ(4人の子ども全員が東大理Ⅲに合格)
どのくらいの絵本を読むべき?
絵本の多読をすれば効果は出る
世間では東大理Ⅲの佐藤ママのように「3歳までに1万冊」という多読スタイルが人気です。分かりやすい効果が比較的すぐに現れますし、「毎日コツコツ」が得意な日本人に相性のよい育児法です。絵本選びに迷ったら佐藤ママも利用した『くもんのすいせん図書』がおすすめです。
できないならしなくても良い
絵本の読み聞かせは多読派が大半ですが、中には「絵本の読み聞かせをしなかった」という東大合格ママもいます。例えば、林修先生の教え子で東大理Ⅲに現役合格した天才双子のお母様はテレビ出演の度に「絵本の読み聞かせはしたことがない」と語っています。理由は父親不在で双子の世話をしなければならず時間的にも体力的にも余裕がなかったからだそうです。
どのように読み聞かせる?
絵本の読み聞かせはどのように読み聞かせても、大好きなママかパパの声を、ママかパパの膝の上で聞くことができれば効果はでます。
しかしながら、読み聞かせ方によって効果に差が出るのも事実です。絵本の読み聞かせにはいろいろなテクニックがあり、お子さんの発達段階と性格に合わせて物語をもっとも楽しめる読み方がよろしいと思います。
お受験に昔話絵本はマスト
ご紹介しました『くもんのすいせん図書』など、巷でオススメされている絵本は多数ありますが、お受験のことを考えれば昔話絵本は避けては通れません。
昔話絵本の読み聞かせ方は?
親子の会話を楽しめる読み聞かせを
まだ受験まで時間がある場合にはゆっくりと親子で語りながら物語を味わうのがおすすめです。ママと言葉を交わせば交わすほど内容が体に染み込み、他の似たようなお話と混同してしまったり、昔話嫌いになったりするリスクを軽減できます。
イソップ物語ならば要約練習も
昔話には人生の格言や教訓を含んだものも多いのが特徴ですが、中でもイソップ物語は寓話ですから特に重要になります。(試験問題が作りやすいのでお受験にも人気です)
まだ受験まで時間がある場合には、イソップ寓話は繰り返し読みながらキーワードの抜き出し練習や要約トレーニングをするのもおすすめです。キーワード抽出や要約はお受験ではほぼ問われませんが、このような練習は面接試験や二次試験に良い影響を与えてくれるだけでなく、受験後の国語の成績を大きく底上げしてくれます。こちらの本は小学生対象ですがお受験にも十分に使えます。
時間がない場合は動画も活用
予定していなかったお受験を急遽決定した場合など、絵本を1冊ずつ悠長に楽しんでいる時間がないときには昔話の動画を活用するのもおすすめです。昔話を動画で見せると内容を混同しやすくなってしまうので、動画をみたら子供の言葉で内容を振り返るアウトプットをさせた方が良いですし、時間に余裕があるのであれば(絵本と併用するにしても)動画の活用はできるだけ控える方がよろしいと思います。
お受験対策におすすめの昔話
知っていて当然の4大昔話
毎年どこかで出題されている4大お受験昔話です。昔話絵本の読み聞かせはこちらの4冊から始めるのがおすすめです。読み聞かせを続ける中で、折につけ4大昔話を引き合いに出して何度も思い出させてあげると記憶が定着しやすくなります。余裕があれば、異なる有名出版社の絵本を何冊か読み比べてあげると効果は倍増です。
『かさじぞう』
『さるかに合戦』
『ねずみのよめいり』
『おおかみと7ひきの子やぎ』
お受験でも頻出の9大王道昔話
何度も出題されるお受験昔話です。あまりにも有名すぎるからか過去に何度も出題されながらも出題頻度は先述の4大昔話よりも多少下がります。
『ももたろう』
『いっすんぼうし』
『おむすびころりん』
『ぶんぶくちゃがま』
『こぶとりじいさん』
『花さかじいさん』
『かぐやひめ』
『赤ずきん』
『かちかち山』
読めば差がつく昔話たち
過去には1〜2回ほど出題されたこともある昔話から、お受験対策塾や幼児教室が注目している昔話まで。本番で実際に出題される可能性はかなり低いと思われる昔話を知っていると思わぬところで差が出るのは、昔話の内容の良し悪しではなく、このような昔話まで読み広げられる家庭環境の違いにあるのかもしれません。
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