絵本の読み聞かせに昔話を選ぶのはなかなか難しいもの。有名な昔話でも実は怖かったり、残酷だったり…。そんな要注意な昔話絵本をご紹介。
<元幼児教室講師の読み聞かせ知育ブログ>
【このページの目次】
誰かが死んでしまう昔話
『花咲か爺さん』
<あらすじ>
ここほれ、わんわん。働き者のじいさまとばあさまが大切に育てた犬のシロは死んでしまった後にも、じいさまとばあさまにたくさんの宝物を贈りました…。
『さるかに合戦』
<あらすじ>
カニは猿の柿の種とおにぎりを交換し、柿を大事に育てました。実った柿を「取ってやる」という猿に柿を投げつけられて死んでしまったカニの仇を討つために…。
子どもには恐ろしい昔話
『かちかち山』
<あらすじ>
ばあさまを殺して「ばあじる」にして、じいさまに食べさせたいたずらたぬき。殺されてしまったばあさまの仇をうつために、うさぎはたぬきを騙して茅をたくさん背負わせ、うしろから火打ち石をかちっかちっと…。
『舌切り雀』
<あらすじ>
優しいおじいさんが怪我の手当てをしていた雀が糊を食べてしまったことに腹を立てた欲張りなおばあさんは雀の舌をハサミで切ってしまった。おじいさんは逃げた雀を探して…。
『三枚のお札』
<あらすじ>
おそろしい山姥に捕まってしまった小僧は、和尚さんのくれた三枚のお札を使って逃げました。かろうじてお寺に逃げ帰ることができました。お寺では和尚さんが山姥をむかえ…。
『雪女』
<あらすじ>
吹雪の夜、美しくも恐ろしい女が父親を殺してしまった。女に会ったことを誰にも言ってはいけないと言われた息子はずっとその約束を守って暮らしていたが、ある夜…。
『耳なし芳一』
<あらすじ>
琵琶を弾きながら、源平の物語をみごとに語る芳一は、平家の怨霊にとりつかれてしまいます。芳一を守るため、おしょうは芳一の体じゅうにお経を書きますが、両耳だけ書き落としてしまい…。
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