300万人の先輩ママの寝不足を解消させた寝かしつけワザ集の決定版。経験すれば何となく分かる寝かしつけのコツが満載で、1人目のママにもプレママにも、もちろん2人目ママにもおすすめの1冊。
【このページの目次】
この育児書の特徴
この育児書のポイント
『赤ちゃんがストンと眠る100のコツ』に新規取材を加え再編集したもので、主に主婦の友社の読者ママへのアンケート結果を1冊に集約したもの。赤ちゃん雑誌を読んで「へー」「なるほど」と思うような使える寝かしつけのコツが1冊にぎゅっと詰まった寝かしつけ体験談の決定版。
初産婦ママに特におすすめ
赤ちゃんを1人育ててみれば何となく体で覚える情報が満載なので、初産婦ママには特におすすめ。2人目3人目ママも新しい発見があると思えるくらい内容は充実。この本に載っているワザのいずれかで、おそらく寝かしつけの悩みは解消するはず。そのくらいの情報量。
この育児書の効いたコツ
赤ちゃんの眠りのサイン
体温が下がったら寝かしつけどき
手足があたたかい、などが「眠いよ」のサイン
移動のタイミングは15分〜30分後
舌が上あごにつくのが深い眠りのサイン
など赤ちゃんのお世話をしていれば感覚的にだいたい分かってくるコツをコンパクトにまとめてくれているのが嬉しい。体温や手足の温度などは気づきにくいことも多いけれど「体温が下がったら眠たいんだな」と分かった上で赤ちゃんの体温に気を配っているとかなり早く「その子の体温のクセ」を感じ取れるようになるはず(妹と従姉妹の体験談)。
赤ちゃんの眠気を誘うコツ
おやすみツアーへGO!
夜寝るときだけ使うCDやバスタオルなど、寝かしつけていて徐々に習慣化されるワザを最初から意図的に準備できるのが嬉しい。「家族だけでなく家具にもオモチャにも「おやすみなさい」を言う」や「寝かしつけの語りかけで今日一日を振り返る」などは今後の知育にも役立つ。
ゆらゆらトントンのワザ
寝かしつけの時の「ゆらゆらトントン」をラッコ抱きでしたり、スリングを使って抱っこしてしたり、ママがロッキングチェアに座ってしたり…などは基本ワザ。バランスボールに座って「ゆらゆらトントン」したり、部屋にベビーカーを持ち込んでは? というものまで寝かしつけアイデアは満載。
赤ちゃんの生活リズムの知識
生活リズムが整うのは生後4ヶ月頃から
「早寝早起き」ではなく「早起き早寝」
昼寝は2時間くらい
うっかり寝は30分で起こそう!
入浴後1時間が寝かしつけタイム
など具体的な時間情報はかなり心強い。赤ちゃんはママの心を読めてしまうのでママが不安だと赤ちゃんもなぜかなかなか寝付いてくれない…と悪循環に。このような知識は知っているのと知らないのでは大違い!
この育児書の注意点
情報の正確性は完璧ではない
読者ママ300万人にアンケート結果なので情報の正確性は完璧ではありません。専門家の意見とは異なる情報も載っています。
例えば、エアコンの設定温度
私が気づいたところでは「エアコンの設定温度」。この本には「25度から26度」とありますが、うちの子の小児科の先生は「赤ちゃんがいる部屋の設定温度は27度以下にしてはいけない」とおっしゃっていました。先生いわく「25度なんて考えられない」
理由は「体温の調整する力が育たず、大きくなって熱中症になりやすい子になるから」だそうです。また、大量に汗をかく体質になりにくく(発汗しなくても体温を調節できるようになるから)、ゆくゆく体臭に悩まされる可能性が低くなるといいます。特に3歳までの環境は大切だそうで、3歳まではエアコン自体も出来る限り使わない方が好ましいのだとか。
情報の信憑性は完璧ではない
このように医師の監修を受けているわけではないので、情報の信憑性は「先輩ママの経験則」というレベルを脱しない程度。
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