【おすすめ佐藤ママの育児書】『志望校は絶対に下げない! 受験で合格する方法100』の心に残った言葉

【おすすめ佐藤ママの育児書】『志望校は絶対に下げない! 受験で合格する方法100』の心に残った言葉
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佐藤ママの2018年の本なので、末っ子長女さんも東大理Ⅲに合格していて、本にコメントをたくさん寄せています。

子育てというのは「縁の下の力持ち」の側面が強い仕事です。自分自身は黒子に徹し、表舞台に出ることはない。寝不足にもなりますし、自分のことも後回しになります。同級生たちの中には仕事で出世をするなどして、充実した毎日を送っている人もいます。一方で私は、4人の子供たちを相手に寝不足で「あいうえお」を教え続けるような日々です。…(中略)…何かをするのに、「縁の下の力持ち」が一人もいないなんてありえない。私一人が二度と表舞台に出られなくとも、4人の子どもをきちんと育てれば、世の中に対して4人分の貢献ができたとも考えられるのです。それならば私は「縁の下」で朽ち果ててもいい。そう覚悟を決めて、子育てに全力でエネルギーを注いでいくことにしたわけです。 ー「はじめに」より

 

幼児期の教育

絵本は3歳までに1万冊

3歳までに絵本を「1万冊」読む。…(中略)…私は子どもに「人間のきれいな感情」を見せ、「きれいな言葉」をおぼえさせるにはどうしたらいいかと考えました。そして、そのためには絵本がうってつけの存在だろうという結論に至りました。…(中略)…具体的な目標を決めないままで「なるべく読み聞かせをしよう」とぼんやり考えているようでは、日々の忙しさにかまけて読まなくなってしまいます。 「では、どのような目標を立てようか?」と考えると、ちょうど、くもんが「3歳までに絵本を(繰り返し読むのも含めて)1万冊読み聞かせる」ようにすすめていました。それで我が家の目標は「1万冊」と決め、1冊読むごとに生の字を書いていきモチベーションを維持しました。 …(中略)…個人的な考えですが、「1万」という数字は霧がいいだけでなく、大事な数字のように思います。バイオリンのスズキ・メソッドの本にも「1万」という数が登場しました。「もしもある音が出しにくかったら、1万回、同じ音を練習すればいい」そうです。それから司法試験も、主人は、合格するには「1万時間」勉強することが目安だと言います。 「1万時間」と言われると途方もないように思いますし、実際、1日1時間しか勉強しなかったとしたら、合格までには1万日…約28年もかかってしまいます。でももし、1日に10時間勉強したら、1000日、つまり約3年で合格できることになります。絵本もこれと全く同じだと考えました。1万冊というと途方もない量に思いますが、1日ni 10冊(回)読み聞かせをすれば、3歳までに1万冊を達成できる。それならいける! と思ったわけです。

 

私が利用したのは、くもんの出していた推薦図書リストです。このリストでは、5Aから始まって4A、3A、2A、A、B…とレベルが分けられています。5Aから2Aが乳幼児、AからCが低学年…と決まっていて、それぞれのレベルに50冊ずつ推薦図書が挙げられています。このリストは絵本の選び方がわからなかった私にとって大助かりのアイテムでした。

 

たくさんの絵本を購入した我が家ですが、同時に、市の図書館にもずいぶんお世話になりました。毎週日曜に図書館へ行って、ひとり6冊、家族6人みんあで合計36冊の絵本を借りていました。

 

絵本の選び方

くもんの絵本を200冊取り寄せた後は、ひたすらそれを読み続けました。くもんが選んでくれている絵本ですから、どれもいい絵本ばかりのはずです。しばらくすると、だんだん「目が肥えてくる」のを感じました。やはり大御所の絵本はハズレがありません。シリーズものはどんどん揃えていって、ずいぶん本棚が充実しました。 最近の絵本については、絵本の出版社などが発行している雑誌を定期購読していました。そういった雑誌では、新しい絵本の中から、いい作品が紹介されています。「目利き」になるまでは、そういったガイドブックを頼ってみるのも手ではないかと思います。

 

肝心の中身ですが、私個人の意見としては「キャラクターがはっきりしている」「物語の流れが自然である」ことが大事なのではないかと思います。 キャラクターがはっきりしていると、子どもたちが話の内容を理解しやすくなります。展開についても同じ。どう考えてもそうはならないだろう、というシーンで、不自然に相手を助けるような展開があると、「なんで?」とおもってしまいます。いい話にしようとして、無理な展開になってしまっているわけです。そうではなく、自然に子供が納得できるようなストーリー展開のものがいいのではないでしょうか。 それから、文章のリズムも意外と大事な要素です。きれいな日本語で、読んでいてリズム感のあるようなもの。リズム感のない、だらだらとした文章が書いてある絵本は、読み聞かせをしても子供から受けが悪かった記憶があります。できれば文字の大きさ・フォントなども読みやすいものがいいでしょう。 文字のないもので言えば、安野光雄さんの『旅の絵本』も書いました。安野さん作品はとにかく絵が緻密なので、子どもたちと随分楽しませていただきました。

 

童謡も同じく「1万曲」

我が家では、絵本と同じく童謡も「(のべ)1万曲」歌うことにしていました。…(中略)…童謡の歌詞には「鍛冶屋」「焚き火」など、現代の生活ではあまり使わない言葉も含まれています。でも、だからこそ、歌いながら風景を想像したり、日本の伝統に思いを巡らすこともできるわけです。…(中略)…歌ってみて分かったのですが、童謡の素晴らしいところは、語彙の豊富さだけではありません。単語のアクセントが正確なのです。

 

しつけと声かけ

「結果」ではなく「過程」をほめる

 

子どもは絶対に叩かない! トイレトレーニングの時期から徹底を

 

「言葉で解決する」ようにすれば子どもは泣かない

 

「きょうだい平等」を徹底させる

 

「叱る基準」は貫き通す

 

「朝令暮改」は絶対にNG! 情報収拾で「手のひら返し」を防ぐ

 

小さいうちは「家と外で基準を買えない」育ってからは「人前で叱らない」

 

「よその子」に言えないことは「自分の子」にも言わない

 

倫理的に許されないことは「キレる」

 

子どもの質問には「待って」と言わない。答えは「事実」を確認してから

 

子どもの意見を聞く前に、まずは親の意見を言う

 

子ども部屋は要らない

 

テレビやゲームはそもそも置かない

 

幼児期の子育てポイント

生まれ育った文化を理解して「自分の根っこ」をしっかり下ろす。日本人なのだからまずは日本のことを知る。

 

育児の最終目的は「自活」

 

際限なく求められる努力が「子育ての楽しみ」

 

世間の情報は「ママフィルター」にかける。例えばうつぶせ寝。「自分の子ども専用の子育て論」を。

 

「ネガティブな情報」こそ積極的に取り入れる。くもんをやらせる前に「早期教育は悪い」という本をたくさん買って読みました。

 

何かをやらせてみなければ「子どもの性格の違い」は分からない

 

習い事のやめ時は「到達目標」で決める

 

「反抗期」はない! これまでの「理不尽の種」が芽吹くだけ

 

 

 

 

 

 

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