【おすすめ佐藤ママの育児書】『灘→東大理Ⅲの3兄弟を育てた母の秀才の育て方』の心に残った言葉

【おすすめ佐藤ママの育児書】『灘→東大理Ⅲの3兄弟を育てた母の秀才の育て方』の心に残った言葉
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佐藤ママの2014年の本なので、末っ子長女ちゃんはまだ高校生。生活全般から受験生を支える母親の努力の仕方が分かる本。

家庭教育について

勉強の基本編

生活の一部に勉強があるような導線をつくる

 

勉強の環境は整えなくていい

 

成績がよくても傲慢な子に育てないコツ

 

勉強を嫌がる子にはまず成功体験を与える

 

勉強は時間でなくノルマで考える

 

幼少教育編

とにかく読み・書き・そろばん

子どもにはとにかく読み・書き・そろばんを鍛え上げることが大切です。「読み・書き」には「話す」も含んでいると考えてください。「そろばん」は実際に玉をはじくそろばんではなく、計算能力全般を指します。この3つは始めるのに早すぎるということはないと思います。3歳で読み・書き・そろばんに加えて英語に手を出すよりも、3歳で6歳レベルまでの読み・書き・そろばんを目指して勉強する方が、よほど能力開発になります。

 

子どもの無駄泣きに悩んでいるお母さんは、子どもの「読み・書き」能力に注目してみてください。一見関係ないように見えますてるてるあ、言語能力が成長していない子どもは自分の欲求を表現できず、無駄な気で押し通そうとするからです。ひとつの言語の確実な習得が、思考力の確実な向上につながります。

 

ただなんとなく絵本を与えて、あいうえお表をお風呂場に貼って「うちの子は読んでいます、書いています」では不十分です。文章として読む、句読点できちっと区切って読むなど、すこしずつレベルアップすることが大切なのです。お母さんが具体的な道筋を考えて習得させるか、それが難しいのなら公文式のような教室に入れて、基礎を教えてもらった方がいいでしょう。

 

私は子どもたちを公文式に入れたらすぐ、「絵本を1万冊読ませる」という目標を立て、何冊も何冊も絵本を読み聞かせました。そのなかで、日本の文化や考え方にたくさん触れさせ、子供の心に根付かせることができたと思っています。

 

理論的に考えるためには算数が大切です。算数の問題を読み取るためには国語が必須です。我が子を頭のいい子に育てたいのであれば、早い段階から読み・書き・そろばんの3点セットをできるかぎり先取りするのです。3点セットは人間として生きていく上で絶対に大事なものだと思います。

 

早期の英語教育は必要ない

私は早期の英語教育には、あまり意味がないと思っています。よく「耳をつくる」と言われますが、ネイティブレベルでなく、じゅ謙也ビジネスで通用するくらいの耳なら、いつからでも作れるものだと思います。言語を豊かにしないと思考自体が成長しません。大事な時期に「dog」「desk」なんて覚えても、思考力も心も育たないと思います。

 

早期に英語を学ばせたいのであれば「何のために」「何歳でどこまで」を明確にしましょう。「いつのまにか英語耳ができる」という都合のいい話はありません。「国連で発言できるくらい」なのか、「ネイティブと対等に話す」なのか、「大学入試で苦労しないくらい」や「旅行でハンバーガーが頼めるくらい」でいいのかを早い段階で決めます。

 

そもそも、地球上の英語を話す人のなかでネイティブの人はそれほど多くはありません。ほとんどは勉強して会得した人です。そういう方々は英語の発音が完璧ではなくても、話している内容が素晴らしいから、思考が優れているかphysiology あ、世界をまたにかけて活躍できるわけです。そのベースになっているのは、それぞれの母国語と文化、そして歴史なのです。

 

お母さんの中途半端な目標設定が、子どもを惑わせてしまいます。何かを始める時には、とにかく目標をはっきりさせる習慣を親子ともつけるべきです。

 

「先取り」学習

子どもの能力は無限大ですから年次にとらわれずにできることをどんどんさせることが大切です。…(中略)…「子どもは、わかるようになる、できるようになることが本来好きなんだな」と感じます。…(中略)…少なくとも、「読み・書き・そろばん」に関しては能力の最大限、先に進んだ方がいいと思います。

よく「先取りしすぎると学校の授業がつまらなくなる」と言われますが、先取りせずに受ければ必ず授業が面白いとは限りません。むしろ「学校の授業はレベルが低いから適当でいい」という親の態度こそ問題だと思います。…(中略)…習うのが2回目であっても、初めてのようにノートをとったり問題を解いたりするのが「先取り」をした子どもの使命です。他の子が1回しか学ばないところを2回真剣に聞くからこそ、先取りをした意味がでてきます。つまり、先取りして理解した上で、また新たな何かを吸収しようという姿勢で授業をうけることが大事なのです。

子どもたちに言っておきたいのは「『もう塾で習った』とは言うな」ということです。

小学校に入るまでにひらがなはスラスラ書けるようになっていた方がいいのではないでしょうか。

書き順は絶対遵守! 拡大コピーをフル活用

小学校編

お母さんの音読+解説で国語の成績は上がる

 

植物時点はツッコミを入れながら一緒に見る

 

社会は母子の会話で点数を伸ばす

 

算数のノートは「1ページに1問」

 

敬語は受験や勉強で覚えて実生活に活かす

 

地理のサブテキストは『るるぶ』シリーズ

 

集中力のない子には15分単位で科目を変える

 

ご飯の時間を暗記の時間にする

 

不安を吹き飛ばす「佐藤家特製過去問」

 

お母さんの心得編

子どもはとにかくほめてほめて褒め倒す

 

叱る・怒るは事前にシミュレーション

 

よっぽどのとき以外は叩かない

 

「ちょっと待っててね」はNGワード

 

子育てには打設だけのお金をかける

 

母親の知的好奇心が子どもをつくる

 

育児書・教育書・ノウハウ本を鵜呑みにしない

 

読書から学んで自分でハウツーを作り上げる

 

日常編

「靴下を履かせて」朝は起こす

 

朝はニコニコ、絶対に怒らない

 

兄妹の年次にかかわらず絶対に公平にわける

 

テーブルマナーを教えるのは親の仕事

 

家庭のルール編

おもちゃは我慢させない、制限しない

 

散らかすのは子ども、片付けはお母さん

 

お手伝いはさせなくてもいい

 

無理に学校にいかせずすぐに休ませる

 

「皆勤賞」より「成績」が大事

 

どうしても直らない癖は「北風と太陽」作戦

 

テレビなどの「画面」はなるべく見せない

 

テレビ部屋やテレビゲームを非日常にする

 

年賀状はクラス全員に出させる

 

習い事編

何事もできるだけ早くプロに教わる

 

習い事は必ずゴールを決めてから始める

 

兄妹やよその子と絶対に比べない

 

習い事は親も一緒に始める

 

家族編

家族行事は全員参加で盛り上がる

 

1日1時間は子どもとの時間をつくる

 

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