くぼた式「心に残った言葉」
私が…(中略)…自分の息子たちを私なりの「男」の理想像へ育て上げるために考えたこと…(中略)…を掲載しています。…(中略)…親の様々ん価値観をどのように子どもへ伝えて(刷り込んで)いくか、親子の絆をどれだけ太く確かなものにしていくか、それが子育ての醍醐味と考えます。…(中略)…たとえば、夫婦別離の理由に性格の不一致があっても、親子の価値観の不一致があることはじつに悲しいことです。子どもがいくら頭脳明晰、学業優秀でも、親の考えと著しい違いがあってははかない親子関係になってしまいます。何歳になっても、親は子どもの気持ちがわかり、子どもも親の思いを理解することが大切です。これには赤ちゃん誕生前から夫婦で語り合い、赤ちゃんが誕生したその日から、愛情を持って赤ちゃんに接する(働きかける)ことが重要なのです。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』まえがきより
忘れてはいけないことは科学では子どもは育たないということです。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P5より
単純な動きばかりをまず教えました。…(中略)…一つの動きがうまくできると、次から次へと難しいものへの挑戦に応じる積極さも身につきます。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P71より
子どもがケガで痛がっている時は、親がおろおろしたり、「痛いわね」と哀れっぽく声をかけたり、「泣かないで」とか言わず、「大声で泣きなさい」と言って激痛が治まるのを待たせたらよいのです。…(中略)…冷や汗を流して苦しんでいれば、これはすぐ医者の診断を受けなければなりません。「お腹が痛いよ」と言うこの中には大したことのないものも、油断ならないものもあります。ちょっとケガをしたときにでも、痛みについて話し合って、親子の間でよくわかる表現方法を持つことです。「チリチリ痛いの」「もう痛くないけど、上から触るとまだ痛いよ」「お風呂に入るとカーッと痛いよ、すぐ治るけど」とか、見える外傷で痛みについて話させておきます。…(中略)…小学校へ行くまでに、我慢できる痛み、何か悪いことが進行していると感じる痛みなどを、はっきりと言えるようにしておきたいものです。「痛い」と言われて親がオロオロしていると、子どもは「痛み」を訴えることで、嫌なことから逃れようとします。「痛いのに、泣かずに頑張ったわね」と辛抱させたり、「この傷は痛いね。泣くのは当たり前よね」とか、はっきり外相を見ることができるときに、痛みについて話し合うのです。…(中略)…「もっと痛い目に遭うけど、お医者様しか治せないから歯医者に行くの。留守番をしていてくれる?」といって、痛みを直すために起こる必要な痛みのあること、我慢する痛みのあることも教えます。注射のときも3歳をすぎたら、「痛いけどチクリとするだけ」「我慢して」と泣かないように、しっかりやさしく声をかけてあげてください。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P99より
ぬるぬるした食感は幼児の好むものの一つです。…(中略)…一度この魅力にとりつかれると、飽きることを知りません。プリンの型作りから堤防づくりまで、泥んこ遊びを大いにやらせてください。 折り紙を正確におることを教えるときは「よく見なさい」と目で紙の重なりを見て判断させるより、利き手でないての人差し指や親指の先で、きっちり髪が重なっているかを、手に触れた感じで判断させましょう。初めは時間がかかりますが、一旦覚えれば、早く正確に判別することができます。 また、指の器用さにも作用して、折り紙だけでなく、手使いの上達を早めます。微細なさは指先の感触の方が、目より確かですから、私は遊びの中に多くの感触を利用できるように心がけました。 ジグソーパズルでも、右手は一片をはめ込む、左手は他の一片を触って「どこに合うかな」と目で探させることや、何度もして飽きたようなパズルも…(中略)…目を閉じてさせると新鮮な気分で楽しめ、指先の感覚磨きにもってこいのものになります。 目隠しして、手で触って、そのものが「なにか」を当てる遊びなどは、手の触覚を鍛えるのによい方法です。 背中に指で字を書いて当てる遊ぶも年長者ならできますが、幼児には、お母さんの背中を指で強く押させ、それを何本で押しているか、何の指で押しているかを当ててやります。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P107より
「お前はまだ小さいから仕方がないわよ」と慰めないで、奮い立たせてください。「お姉ちゃんだって、お前と同じ頃にはできなかったんだよ。お前の方がずっとよくできるよ。頑張って何度も繰り返してやってごらん」「1日や2日ですぐできるようにはならないのよ。練習しないとね。でもお前はなかなかよくできる方だよ」と励ましてやってください。自分に挑戦しないとダメだ、ということを知らせるいい機会です。 兄弟がいない場合は親がこの競い相手になることです。…(中略)…「ワーッ」と声を出して行きの長さを競い合う、ボタンかけ競争なども良いでしょう。じゃんけんや百人一首を使った坊主めくりなど「あまりグーばかり出しちゃダメよ」「そろそろ坊主が出てきそうよ」とか、先を読むヒントを与えてやります。そして、親の2点と子の1点を等しくするようなハンデをつけてあげることで、親も懸命に競争することです。買ったときは大げさに喜び、負けたら悔しさを表すことです。…(中略)…見え透いた掛け方をするよりもいいのです。カルタを…(中略)…文だけでなく、文字を然り覚え、言葉をはっきり聞き分け、多くの中から文字をその文字を取り巻く条件(色、絵、空間)も知らないといけないことなどを、遊びの中から意識させます。負けて悔しければ悔しいほど、頑張ろうとする積極さを養ってやってください。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P113より
いろいろな感覚をみがきつつ積極的に行動する子に育てるーと同時に行動を抑えること、動きたくなるのをじっと我慢することも教えなければなりません。雨の日などはその良い機会です。 雨の日は…(中略)…「何か新しい遊びを考えておいで。それをママに教えてちょうだい。一緒に遊ぶから。それまでに大急ぎでお仕事を済ませておくからね」と言います。…(中略)…やっと考えついた遊びも、だいたい単純なものですので、すぐつまらなくなってきます。そして何度も考えさせます。 長い雨の日は、お母さんも仲間に入って、子どもたちそれぞれに今季のいる遊びをさせます。男の子にもビーズ通しや紐通り遊びなどをさせるのもいいですし、貼り絵などの遊びにじっくり取り組むよう指導してやります。 体を動かして、とも阿智ともよく遊ぶ積極的な幼児は、遊び方を考える楽しみを覚えると、実にうまく適応して、外に出られない日や一人の時間でも退屈しないすべを考え、静・動いろいろと組み合わせて過ごします。 ひとりでおとなしくじっとしている消極的な幼児を、積極的ん動き回る子に誘うには、いろいろなことを考慮しなくてはならないので大変です。まず、よく動き回る子に育て、次にじっとして遊ぶことや、頭の中で考え事をする楽しさを身につけさせる方が優しいと思います。そうすれば、体力的に動けば疲れ、疲れれば動きを止めることが自然に身につけられます。 雨の日に退屈しないほどたくさんの室内遊びを知ってる幼児、遊びをたくさん考えつく幼児は、知能を磨き上げる時期、学齢期に達していると考えられます。そして、小さな動きを数多く続けることや、狭い場所を利用して体を動かすことなども、ちょっとしたヒントで応用して遊びを考えらえるものです。すぐ飽きるほど単純な遊びでも、考える癖がつけば、退屈という時間を知らない幼児に育っていきます。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P117より
時間の感覚も「におい」と同じように、3~5歳に身につけるのが効果的です。私は砂時計、タイマーなどを使って「なるべく正確に3分を知る」ように教え込みました。…(中略)… 時計を見ながら「3分」を図って知るのではなく、ご飯を食べながら3分たったかなと感じたら「砂時計を見てごらん」「おもちゃを片付けている間、何回砂時計をひっくり返したか覚えていて」「3分たったら風呂の水がどのくらいになったか見に行ってくれる?」という具合です。他のことをしながら、時間の経過をなるべく正確に知るようにさせるため、このタイマーをよく持ち出し、「時」の小さな単位を身につけさせます。「3分」を1単位として、「時」の流れをはかれるようになれば、「風呂が10分くらいでいっぱいになるように水道の量を調節して出してごらん」というお手伝いをやり遂げることも5歳児だから無理というものではありません。 形のないものを知るには、感覚を磨くのがいちばんの早道ですから、子供の方から興味を持ってくれるように導くことです。…(中略)…時計があれば必要ないことですが、「3分」が正確にわかることは、日常生活をうまく要領よくこなして行くことにつながります。…(中略)…この仕事は何分間でできあがるということがわかれば、立てた予定通りにことが運ぶ一つの条件になります。 「3分間で服を着なさい」「3分を3つ分くらい、一人で遊んでいて」など、子どもとの会話の中に「時間」を入れてください。 この「3分」を知ることで、自分の仕事を集中して「3分」行い、息抜きして「3分」だけ一生懸命やるという行動パターンを身につけることもできます。「3分」がわかるためには、2~3歳ごろに呼び訓練が必要です。時計を見ながら「わーっ」と声を長く出し続ける競争を親子でして、「時」の観念を入れ込んでいくことをはじめ、「この時計の針がここにくるまで、ひとりで遊んでおいてね」とか「時」という形に表せないものをしっかり身につけさせておきます。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P121より
くぼた式図鑑の読み方
長男は自動車が好きで、車の名前を覚えたり、車に関係した図鑑を見るのは、飽きることなく続けました。私は時間の許す限り一緒に見ては、関係のありそうなことを質問しました。「こんな車、見たことある?」「この車とよく似たのはどれかな?」「どこが似ているの?」「ママはこんなの初めて見たよ」とか、図鑑を元に会話をつづけるよう仕向けました。…(中略)…「ママは目をつぶっているから、その車のことをよくわかるように言って」と…(中略)…「車の色は?」「ヘッドライトの形は?」などと特徴を捉えるヒントを与えて問ううちに、長男の説明で、多くの車の絵の中からどの車を刺したか、私が当てることもできるようになっていきました。長男は必要条件を並べることや、特別な事情、たとえば「昨日乗ったタクシーと同じ型だよ」などと言えるようにもなりました。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P125より
絵本を語りかけに使う例
次男は名称を覚える図鑑など興味なく、バスの絵本ばかりを欲しがり、同じ絵本を飽きずに見て、何度も何度も読まされました。そこで文中の「バスが来ました。大きなバスです」という単文で、私流のストーリーを作り「今日はパパとママとお兄ちゃんとで、動物園にいきます。バスが来ました。大きなバスです。急行バスです。嬉しいなぁ」とか、その分を必ず入れて話してやりました。…(中略)…近所の3つ下の女の子にバスの絵本を見せて、長々と話しているのを聞き、私の努力はむくわれたと感激したものです。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P126より
親の声かけで知能が決まる
丁寧に答えてやることができても、子どもの疑問が広がるような答え方をします。…(中略)…お母さんは決して、いい加減は答え方をしてはいけません。お母さんの答え方で、知能の伸びが大きく違ってくるからです。 ゆっくり答えてやれないときや、よくわからないときは「どうでもいいでしょう」「また後で」などとおざなりに答えがちです。また、お母さんに知識がある場合、くどくど説明し、とてもその子の知能にあっていない答え方をしているかもしれません。…(中略)…私は息子たちに質問されると「どうしてかなぁ」「きっと訳があるね。学校へ行って、いろいろ勉強したら分かるようになるよ」「今わからなくてもいいのよ。よく見ておいて」というように答えました。 …(中略)…「どうしてお空は青いの?」と聞かれたら、「どうしてかな。でも、あの青い空より、ずっと向こうの空の方が綺麗ね。雲のあるところはどうして青くないんだろうね。きっと訳があるだろうね」とこちらからも疑問を出してやります。すると、自分の質問のことよりも、新しい疑問ができて、聞くことより見ることに忙しくなってきます。 「どうして赤ちゃんは泣くの?」「じゃあお前はどうして泣くの?泣くにはきっとわけがあるのよ。でも言葉が喋れないから、ママにわかってもらえないんだろうね」とか、子どもの方に答えを探させます。 …(中略)…「信号が青いと、なぜ渡れるの?」と聞かれた時は「青は渡れると決まってるの」だけではなく、「誰がどうしてきめたのか」という疑問が残るように答えてやります。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P133より
集中力を強く長くたもてるようにするため、夢中で遊んでいる時にうかつに声をかけてはいけないのです。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P137より
探し物は、見えているものからは想定できない未熟さがアルト感耐えて、ものを探し出す条件のヒントを与えてあげてください。…(中略)…「ほら、これよ。ダメね、よく見なさい」…(中略)…と責めます。…(中略)…幼児は目に止まった部分だけでは全体像を想像できないのです。…(中略)…こんなとき「ハサミを取って来て」ではなく「ハサミの柄のところの赤い色と同じ色のついているもの あるかな?それがハサミなら持って来て」と言ってやれば、認知する条件の一つから全体を導く早道の判別法を身につけていきます。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P145より
長男は記憶力の優れた子で、3歳くらいでモデルカーの名をいくつも覚え、住所から親の年齢、電話番号まですらすらと言え、大人を感心させたものです。…(中略)…一方、次男はまったくもの覚えが悪く、自分の興味をもたないものは、前の日に経験したことでも思い出せませんでした。 …(中略)…長男の場合は、すぐ覚えるものを、すぐ忘れさせないように反復させ、口に出させました。次男の場合は、多くのものを見聞きさせ、私の感想を述べ、「お前はどう思う?」と問い掛けましたが、「わかんない」という答えを随分長い間、聞き続けました。この「わからない」という言葉は往往にして、言葉で表現する仕方が「わからない」という意味なのです。このことに気づかないと幼児の能力を切り捨ててしまいます。おぼえていることをうまく表現することが未熟なのに、物覚えが悪い子という評価をしてしまいます。どこまでも親は根気強く、幼児の表現力を伸ばすための試行錯誤を続け、幼児が自分の記憶していることをうまくつなぎ合わせて、考え生きていける人間に育ててやらなければならないのです。小さいころの神童がただの人になるのは、記憶したことを活用して、考え生きる習性を身につけなかったからなのです。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P156より
金銭教育
手持ちのお金を自由に使うためには、ばかばかしいものをかってしまった、という思いをすることが大切です。無駄を知るのは自分で選んだものでの反省でなくては身につかず、大人になって「無駄遣いの名人」になって、どうしても直せぬ性を嘆かなくてはなりません。 小遣い(1回に消費できる額)を持って、子どもの好きそうな小物・菓子を売る店に連れていき、30分くらいに時間を制限して自由にさせ、「なんでも好きなものを買いなさい。そのお金を全部、使ってしまいなさい」と言います。その間、決して親は口をはさまず、批判しないでおきます。…(中略)…買ったものは、子どものほうから見せない限り見ないことです。…(中略)…親の目に映る無駄なものを、本人が無駄だと気づくまでには本人にとっては価値のあるものなのです。…(中略)…年に何回か、この無駄遣いができるならば、お年玉は待ち遠しいもの、お金は嬉しいものになるはずです。お年玉は貯金するものではないのです。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P160より
静かにしていられる時間が何分くらいか、一つの行動を続ける中秋力がどのくらいあるかを知った上でしつけをする。 …(中略)…このお母さんは、我が子の静かにできる限界と、日頃の生活ぶりをよく知っており、まわりの人への迷惑も極力少ないようにと心がけたのです。幼児は泣き、動きまわるものだということを認めた上で。 …(中略)…欧米の公園などで見る幼児の動きの激しさは日本の比ではありません。しかし公共の場ではおとなしいのです。その点、日本では電車の窓から外を見る子どもの靴を脱がせたりするしつけはよく見かけますが、子どもの年齢に応じた体力や、静かにしていられる時間が何分くらいか、一つの行動を続ける集中力がどのくらいあるかを知った上でしつけをしているお母さんをあまり見かけません。 長旅をする前に、お母さんは道中どこで気を抜いて騒がせてやるか、どのくらい辛抱できるかを考えて、遊びや食事や仮眠のジアkんを組み込んで見てください。人の迷惑ということだけでなく、子ども自身もなるべく快適に旅ができるよう、機内や社内のスケジュールをうまく組み込み、それに合わせて時を過ごすことを教える機会と考えて見てください。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P173より
特に寝つき・寝起きの悪い子どもには、まず運動をよくさせて床につけばコロッと寝入る工夫をします。 …(中略)…風呂に入れてよく体を温め、ふとんも温めて…(中略)…時には温かいミルクなどを飲ませ、…(中略)…床に入ってから話をするおちうことはせず、手や足の指先を軽くマッサージしたりして温めてやり、「お布団の中でごそごそと手足をうごかさないように」と命じ、かけぶとんの上からリズムをつけてゆっくり体をたたいてやりました。単調なトントンという音をだんだん遅くして、次男の呼吸がそのリズムに合い出したら、そばから離れました。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P178より
「こんなに嫌がるのに、行かせるのはかわいそうだから幼稚園のうちは休ませても」と弁明する親は、自分の子を年齢以下の能力の持ち主と見て保護しているばかりか、園を子守の場と考え、園で学び取るものを考えていないのです。…(中略)…「嫌なことでも、しなくてはいけないことがある」という義務感の初歩を通園することで教えて欲しいのです。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P186より
習い事の始め方
ピアノやバイオリンなど…(中略)…まず子どもに目的のおけいこごとを好きになるように、いろいろ働きかけます。うまく芝居をして、まずお母さんが好きなものと子どもが解釈できるようにするのです。そして自分もしてみたいなあと思うように仕向けることが先決です。 …(中略)…「習いに行く?」「うん」と言ったくらいではダメで、「私もやりたいよ」と何度も要求して初めて「じゃ、頑張るのよ。すぐ辞めてはダメよ。始めはなかなかできいないからね」と約束させます。本人の希望に親が仕方なしに従ったと思わせておけば、三日坊主になったときもスランプになったときも「あんたがやりたいと言ったのよ」との言葉に、再び古い立つ自尊心は十分にあります。 どうしてもうまくできずに放り出そうとすることは…(中略)…「お前もママも誰も生まれた時は歩けなかったのよ。しゃべれなかったのよ。どうして今お前は走れるの?」とうまく体が動くには長い年月と努力がいることを教えます。「お前はなんでもできるようになるのが早かったのよ。すぐうまくなるよ」が私の口癖でした。 ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』P202より
(注)『0歳からみるみる賢くなる55の心得』の4分の1程度の内容がまったく同じだった。
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