(この記事の内容は2019年初夏の頃のものです。まとまった時間ができたので当時の日記を清書して記事にしました)
【このページの目次】
RISU算数 受講4ヶ月 終了
RISU算数を受講し始めて4ヶ月が経ち、2年生の内容がすべて終了しました。RISU算数受講4ヶ月での小2算数内容レポートです。RISU算数の小2問題の内容を知りたい方へ。
この4ヶ月の子どもの様子
RISU熱も徐々に冷めてきた
受講当初から「リスやりたい」「タブレットしていい?」と言い続けてきたRISUフィーバーも4ヶ月が経ってようやく落ち着いてきました。
小学校の授業も教科書に移行
1年生の1学期も半分が終わり、学校の授業も1年生独特の “小学校生活のオリエンテーション” 的な内容から、少しずつ教科書の内容に入ってきています。
算数を先取りすることへの悪影響も心配していたのですが、今のところ「学校の授業を軽視している」「先生やクラスメートを見下している」といった傾向は特に見えません。
家でのRISU算数は学校の教科書の延長というよりも、まったくの別物だと捉えているようです。「算数」という名前のクイズ問題でも解いているように感じているのかなと思う瞬間があります。本人に聞いても答えが的を得ないので真相は不明ですが。
この4ヶ月のRISU算数進捗度
小学2年生の範囲がすべて終了
先日RISU算数から、小学2年生の全範囲が終わったという報告メールが届きました。算数検定10級(2年生レベル)を受験できるだけの学習は終わったそうです。
2年生で出題された問題数
小学2年生の算数の単元としてRISU算数で出題されたのは、
「大きなかずをしろう」1学習ステージ
「たし算」4学習ステージ
「ひき算」4学習ステージ
「かけ算」3学習ステージ
「時計と時こくの計算」1学習ステージ
「かたちと大きさ」1学習ステージ
「図形をくみたてよう」1学習ステージ
で、合計15学習ステージありました。1学習ステージにおよそ75問が収録されているので、この2年生の範囲だけでおよそ
1125問(15学習ページ×75問)
ほどの算数問題に取り組んだ計算になります。1年生の範囲のRISU算数の問題数にも驚きましたが、今回も「2ヶ月で1000問以上解くなんて!」と驚愕です。RISU算数を始めなければこの驚異的なスピードはあり得なかったと思います。
2年生の出題内容とレベル
内容について市販問題集で言えば、基礎2冊に応用1冊のおよそ3冊分くらいかなという感触でした。
出題内容につきましては、お子さんの回答内容や回答スピード、ログイン頻度など様々なデータが分析された上でAIにより自動配信されていますから、どれほど参考になるかは分かりません。今月は下の子も小学1年生の範囲を終えつつありますが、上の子に出題された問題に比べると、やや基本問題の数が多くなっていました。
2年生ではこんな問題が出題
小学2年生の算数の単元ではこんな問題が出題されまた。
「大きなかずをしろう」
「大きなかずをしろう」では3桁の数字と4桁の数字と、「くらい」という言葉を学びました。
千の位が分かるようになると、お買い物での本物のお釣りなども会話に出しやすくなって助かります。不等号の記号も勉強しました。
「たし算」
2年生の「たし算」は、繰り上がりのない2桁+1桁から始まりました。
内容はどんどん難しくなり、算数のノートがきれいに書けるかどうかの分かれ目とも言える筆算ですが、こうして位を明確にして丁寧に解説してくれました。
RISU算数では筆算の練習のときに全ての数字をそれぞれの位に一つずつ入れていきます。これがとても良かったです。まずは、数字を書くべき箇所を選択して答えを入力します。面倒臭くも感じるこの作業で「位の位置」と「位のはたらき」が徹底的に身についたようです。見にくかったノートもきれいになってきました。
「ひき算」
「ひき算」も足し算と同様、2桁+1桁から2桁+2桁へと進みながら、最後は筆算までを習いました。
「かけ算」
「かけ算」の解説はユニークでした。なんと、車のタイヤ!?
なんだか、とてもシュールでした。こうして画面いっぱいに絵と解説があると頭を素通りしそうな解説も、RISU算数はタブレット教材ですから、
こんな感じでアニメーションなら、一つひとつを順にきちんと理解できます。
さて、この「車のタイヤ掛け算」ですが、これが我が家では大ウケ。この学習ページをやって以来、外を歩くたびに「あそこに車が3台停まってるよ、タイヤは何個でしょ〜?」の質問がブームになっています。おかげで、まだ4歳の下の子もふくめて我が家は4の段だけ異様に早くなりました(笑)
「時計と時こくの計算」
一番最後まで残ったのが「時計と時こくの計算」でした。「8時15分から10時40分まで図書館にいました。図書館には何時間いたでしょう」などという時間の計算がおもしろく感じなかったようです。
時間の計算に慣れてもらいたくて、子どもにアナログ時計を買いました。毎日の生活の中でできるだけ子どもにタイムキーパーになってもらっています。「今何時?」と時刻を聞く時に、一緒に「今△時△分なんだ、ありがとう! っていうことは、ご飯を食べてから何分たったってことになるっけ?」などと聞き続けています。少しずつ時間の計算も早くなってきたように感じます。
「かたちと大きさ」
「かたち」の問題では、辺や頂点、正方形や長方形などの名前を習いました。
「図形をくみたてよう」
「図形をくみたてよう」は、とても楽しかったです。このような感じの簡単な展開図の問題だったので、
出題されたものはほとんど紙に描き起こして、切って、組み立てて遊びました。
先取り学習の醍醐味は「授業の進度」や「次のテスト」を気にせずに、子どもが(親が?)興味を持った分野に思いっきり時間を使って遊べる(勉強する?)ことだと感じました。
RISU算数とは
算数の無学年制教材
「RISU算数」はその名の通り「算数」のみに特化した通信タブレット教材です。「無学年制」が特長で、75%以上の受講生が学年より上のステージを先取りしているのですが、問題の内容はAIが学習データを分析して、一人ひとりの学力レベルに合わせて教材を自動で変化させてくれます。
キッズデザイン賞を受賞
RISU算数は2019年度の第13回キッズデザイン賞を受賞しました。キッズデザイン賞受賞は経済産業省、内閣府、消費者庁が後援していて、端的に言えば「子どものために良い」と国にお墨付きをもらえたということなのだと思います。
さいごに
「挫折の3の呪縛」はなし
「挫折の3の呪縛」という言葉を聞いたことはありますか? 私は最近聞いたのですが、一般的に習慣化をしようとするときに挫折しやすいのが「3日目」「3週間目」「3ヶ月目」なのだそうです。この「3の日」を越えればかなりの確率で習慣になりやすいのだとか。
我が家のRISU算数は1ヶ月目におとずれる「3日坊主」も「3週間目のリバウンド期(新しいものに飛びついた反動で興味がなくなってしまう興味のリバウンド)」も大丈夫でした。
今回の3ヶ月目と4ヶ月目は正直なところ「そろそろ飽きてくる頃かな」とも思っていたのですが、入会当初のRISUフィーバーは落ち着いてきたもののRISU算数の求心力はまだまだ衰えていません。
「挫折の3の呪縛」もRISU算数には及ばないのでしょうか。次の2ヶ月もとても楽しみです。
算数検定10級もらくらく合格
手元にある算数検定10級の本と比べると内容はほとんど同じで、量は10倍以上にも感じます。RISU算数をやりこめば「算数検定10級もらくらく合格できる」という口コミにも納得できます。
塾講師としての目線から試験分析をすれば、10級の内容であれば市販問題集は過去問集か模擬問題集を1冊買って、(算数の内容ではなく)名前や受験番号を書く場所や書くタイミング、答えの欄の記入傾向(解答欄の単位の有無や解答方法が記号記入式か文章記述式かなど)をチェックするだけで合格点は十分にとれる内容だと感じました。
受講4ヶ月、大満足です!
私は4ヶ月前、あの時すぐにお試し体験を申し込んで本当に良かったと思っています。家での勉強時間が180度変わりました。ご興味があればお試し受講を。お試し受講の申し込みはとても簡単でしたし、タブレットもうちは4日で届きましたよ。
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