ダンゴムシに興味を持ったら読んであげたい、おすすめの「ダンゴムシ」の絵本ランキングです。昆虫観察絵本は難しい文章の絵本も多いので対象年齢に注意が必要かもしれません(ダンゴムシは昆虫ではありませんが…)。
【このページの目次】
ダンゴムシが主人公の絵本
『だんごむしの おうち』
対象年齢
対象年齢:1歳から3歳
おすすめポイント
ダンゴムシ絵本には珍しく小さな子どもでも読みやすい絵本。『幼児絵本ふしぎなたね』シリーズで、自然観察よりもストーリーが重視されている物語絵本に近いため非常に読みやすい。入園前の乳幼児なら間違いなくこの絵本がおすすめ。ただし、簡単な内容なためダンゴムシの生態についてはほとんど記述がない。
あらすじ
だんごむし、いっぱいみつけたよ。まわりをくるりと線で丸く囲んだら……。はいっ、ここがだんごむしのおうち! あっ、外にでちゃだめ!! おうちから出ようとするだんごむしは、指先で軽くつついておだんごに。そして、ころころ転がして、ふたたびおうちの真ん中へ。はい、おかえりなさい。……あれ? このだんごむしは、なかなかおだんごにならないよ。
ーAmazon内容紹介より
『ぼく、だんごむし』
対象年齢
対象年齢:3歳から6歳
おすすめポイント
ダンゴムシの食べ物や排泄、脱皮や冬眠のことなど、ダンゴムシの生態について触れながらも小さな子どもでも読みやすい観察絵本。『かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん』シリーズで、図鑑への導入としてもおすすめの1冊。
あらすじ
子どもたちに人気のダンゴムシ。でもその生態は案外知られていません。じつは昆虫ではなく、エビやカニと同じ甲殻類のなかまなのです。その固い外皮を作るためにはカルシウム分が必要なので、時折コンクリートを食べています。だから、わたしたちの身近でよく見られるのですね。落ち葉をはじめ、いろんなものを食べる「自然界のお掃除屋さん」ダンゴムシ。そんなかれらの生態を暖かく親しみやすい貼り絵で描いた自然観察絵本です。
ーAmazon商品紹介より
『ころちゃんはだんごむし』
対象年齢
対象年齢:2歳から5歳
おすすめポイント
子ども達に大人気のダンゴムシを主人公にした冒険ストーリー。虫の生態もおさえた楽しいお話絵本。(Amazon商品紹介より)『かわいいむしのえほん』シリーズで、自然観察絵本というよりもストーリー絵本に近く親しみやすいので、虫に興味のない子への気づき絵本としてもおすすめ。
あらすじ
ダンゴムシのころちゃんは、大すきな落ち葉をおなかいっぱい食べて、お兄さんたちと遊びに出かけました。ところが、より道ばかりしていたので、みんなとはぐれてしまい…。
ーAmazon商品の説明より
『ダンゴムシみつけたよ』
対象年齢
対象年齢:4歳から小学生
おすすめポイント
ダンゴムシの生態が、写真家の美しい写真でじっくりと観察できる写真絵本。『ふしぎいっぱい写真絵本』シリーズで、次に紹介する『ダンゴムシ (やあ! 出会えたね 1)』よりもやや読みやすい。
あらすじ
コロコロ丸まるダンゴムシ。どこに棲んでいるのかな? 何を食べているのかな? 驚きいっぱい、小さな虫の世界。さあ、虫眼鏡を持って、ダンゴムシを探しにいこう。
ーAmazon商品紹介より
『ダンゴムシ』
対象年齢
対象年齢:5歳から小学生
おすすめポイント
ダンゴムシの生態が、写真家の美しい写真でじっくりと観察できる写真絵本。Amazonには「自然写真家今森光彦の生物記」と紹介されています。著者はきっとダンゴムシが大好きなんだと思いますが、文章が幼児向けでなく(図鑑への足がかりとしても)少々難解で読みづらい。前述の『ダンゴムシみつけたよ』よりも芸術写真っぽく、息をのむほど美しい。機会があれば『ダンゴムシみつけたよ』と見比べてみると面白い。
あらすじ
ダンゴムシって知っていますか? 手でつまもうとすると、体をクルっと丸くしてしまう虫です。ダンゴムシの顔、脱皮、そして小さな誕生…。身近な生きものたちとの出会いを、写真家である著者の目を通して描く。
ーAmazon商品紹介より
おすすめのダンゴムシ図鑑
『ダンゴムシ 育てて、しらべる 日本の生きものずかん 4』
対象年齢
対象年齢:5歳から小学生
おすすめポイント
研究者による子ども向けのダンゴムシ図鑑。生態から飼い方まで総合的な情報が網羅されていて、写真も大きく、子どものファースト図鑑にはおすすめの1冊。
内容紹介
ダンゴムシをつかまえたこと、ある? からだのつくりを見てみよう。きけんを感じると、まるまるよ。見つけ方と飼い方など、専門的な知識をわかりやすく解説。読んでたのしいオールカラー。小学校低学年向き。著者は土壌動物研究の第一人者で、研究室には、国内・海外で収集したダンゴムシの標本が豊富。
ーAmazon商品紹介より
『ダンゴムシの本 まるまる一冊だんごむしガイド~探し方、飼い方、生態まで』
対象年齢
対象年齢:5歳から小学生
おすすめポイント
著者はダンゴムシ飼育歴10年というツワモノ。研究者ではないため、「ダンゴムシの一年」「ダンゴムシの赤ちゃん誕生」「ダンゴムシと仲間たち図鑑」など着眼点が親しみやすく面白い。
Amazonレビューには「情報間違いや古い情報がある」とのこと。夏休みの自由研究にはダンゴムシ図鑑を比較して、どんなダンゴムシの種類分けが間違っていて、どの情報が古いのかを探すのも面白いかも!?
あらすじ
ダンゴムシは海を渡ってやってきた!? 子どもも大人も楽しめる、ダンゴムシづくしの本! 各種類のチャームポイント、探し方から飼い方まで。実際に採集し、飼ってみた。掲載写真500点以上! 初公開の生態写真もたくさん。日本にはこんなにたくさんのダンゴムシがいるんです!
ーAmazon商品紹介より
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ダンゴムシ絵本のような自然観察絵本は「自然科学」の分野の「かがく絵本」に分類されます。
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