幼児のためのブロック知育玩具といえば「レゴ」と「ニューブロック」。どちらも組み立てて遊ぶブロックおもちゃなので買うときには迷ってしまいますが、パーツや知育効果には意外と大きな特徴があります。
レゴの特徴
レゴと学研のニューブロックはどちらも「パーツを組み合わせて遊ぶ」知育玩具です。レゴの特徴は幅広い対象年齢。1歳児から大学生まで使える知育玩具。学生になればロボット製作までもできる。幼児から小中学生まで親の「買ってあげた満足度」が非常に高いのも特徴。人気急上昇中の「レゴスクール」では効果的かつスムーズに、遊びながら子どもの脳を鍛えつつ、さらに、問題解決能力や論理的思考力などSTEM教育に必要とされる能力も伸ばしてくれる大人気の知育玩具です。
女の子におすすめ
男の子におすすめ
ニューブロックの特徴
レゴにはないニューブロックの強みは完全に3次元の創作ができる点です。レゴは各パーツを上に積み上げることしかできませんが、ニューブロックはパーツの横にも下にも自由に組み合わせることができます。レゴは下に土台がなければ立体になりませんが、ニューブロックではより自由な想像力と発想力で遊ぶことができます。ただし対象年齢はせまく、将来的にロボット製作などプロフェッショナルな知識と技術にまで発展する幅広い商品展開が特徴のレゴに対し、学研のニューブロックの対象年齢はせいぜい小学校低学年くらいです。
女の子におすすめ
男の子におすすめ
どっちがおすすめ?
子どもたちの反応は?
どちらも幼児教室でも児童館などでも大人気のおもちゃで、レゴが家にある子がパーツ数が格段に多い幼児教室のレゴで遊びたいという子もいますし、レゴが家にあるから家にはないニューブロックで遊びたがる子もいます。
ただ、例えば体験入学や1日オープンデーなどで会える「どちらも遊んだことのない子」に限っていてば、0〜3歳児はニューブロックを好み、5〜6歳児はレゴを好む傾向にある気がします。もしかしたら親が意図的に乳幼児にはニューブロックを選んでいるのかもしれません。ニューブロックは柔らかいプラスチック製ですから仮に当たってもレゴほどは痛くありませんし、派手に壊してもレゴのような大きな音はしません。また、5〜6歳児のレゴ未経験っ子も親が「これ、やってみる?」と促しているのもよく見かけますが、近所でレゴやニューブロックを実際に触って遊べるところで遊ばせてみてお子さんの反応を見てみるのもいいかもしれません。
購入の決め手は?
「レゴとニューブロックはどちらがいいでしょうか?」と稀に質問をされましたが、私がおすすめしたい購入の決め手はお子さんではなく「ママとパパの気持ち」です。レゴもニューブロックも考え抜かれた知育玩具ですので、家にあればお子さんは遅かれ早かれ夢中になるはずです。知育効果を考えますと、ママやパパと一緒に遊べば遊ぶほど、そして遊びながらの親子の会話(内容)が深ければ深いほど知育効果は高まります。
一人で遊んでも鍛えられる想像力や発想力と言った基本的な能力も、最初の一歩は「真似」から始まります。ママやパパが作っているのを見れば「もっとすごいのを作りたい」と奮起しますし、そうして作り上げた作品に「すごいのを作ったんだね」と一言褒めてあげれば自己肯定感も高まり、難しいことに挑戦する意欲も育まれます。
さらに、ママやパパとの会話の中でなら一人遊びで鍛えるにはハードルの高い問題解決能力や論理的思考力などもより早い段階から、より効果的に伸ばしてあげることができます(問題解決能力や論理的思考力はレゴスクールが力を入れている部分でもあります)。知育玩具の知育効果は結局のところ親の声かけが最も重要なファクターであることが多いのです。
レゴとニューブロックを見比べてみて「子どもとこんな風に遊びたい」「こんなものを作ってみたい」「こういう遊び方もできそうだ」などと、お子さんと一緒に遊んでいるご自分の姿がより鮮明にイメージできる方がおすすめです。
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