「リス算数っていいって聞くけど中受にはどう?」とスイミングで一緒のお母さんに聞かれました。私はいいと感じています。リス算数が中学受験に強いと思われる5つのポイントです。
中学受験で差がつくのが算数
算数は中学受験の鬼門
毎年、塾で子どもたちの成績の伸び率を見ていると、やはり中学受験(だけに限らず受験全般でしょうが)において鬼門になるが算数です。算数の成績がいい子は直前期の頑張りが必ず全教科の成績の大幅な底上げにつながります。
直前の追い上げができる科目
国語や社会はベースとなる基礎概念をインプットしてあげれば、効果的な暗記法を活用したりするなどで詰め込み暗記がある程度可能になりますので、直前の追い上げがしやすい科目です。
直前では間に合わない科目
しかし、算数に関しては土台となる基礎力がなければ、算数的な(一部数学的な)考え方や解放をしっかり勉強したいと思っても、なかなか理解できるものではありません。これは算数(数学)が下からビラミッド状、もしくは、らせん状に学習を積み重ねていくことを前提としているという学問上の特徴からなのですが、そのために中学受験ではもっとも直前の追い上げが難しい科目になります。
算数は論理的思考力の基礎
論理的思考力とは
「論理的思考力」という漢字の羅列から、これは何か複雑なことを解き明かす考え方ではないか…というイメージも受けがちですが、論理的思考力というのはとても簡単でシンプルなものです。
実はとてもシンプルな考え方
ある結果を導くためには1つずつ必要な条件を積み上げていく必要がある、というだけのことです。例えば「カレーを作るためには玉ねぎと人参とジャガイモを切って、煮込んで、最後にルーを入れる」と考えられることです。
算数で論理的思考力を鍛える
算数の勉強をすると論理的思考力が鍛えられます。「算数ができる子は理科もできる」というのは、単に、理科にも計算問題が含まれているからだという理由だけではなく、算数に強い子は論理的に考えることが上手で、理科という科目も論理的思考力が必要とされる科目だということです。
中学受験で必要な論理的思考力
社会や国語にも論理的思考力は必要ですが、中学受験レベルではまだ影響力は少ないかもしれません。中学、高校と進むと、どの教科でも論理的思考力は大切になってきます。
受験は「時間の使い方」の試験か
大学受験というのは勉強法や勉強計画法も含めまして「限られた時間をいかに有効に使って、指定された情報を的確に頭に詰め込み、論理的にアウトプットできるようにするか」を競う試験になります。
算数は小学校で得意にすべき
算数と数学の違い
算数と数学の違いを小学生でも分かる言葉で簡潔に表せば「算数は目に見え、数学は目に見えない」だと思います。1+1=2 の意味するところは積み木などで子どもに見せてあげることができますが、微分積分の概念を何らかの方法などで実際に見せてあげるのは困難です。
中学での挽回はかなり厳しい
数学の抽象的な概念をうまく理解することができずに、中学生になって数学の成績を落としてしまう子は毎年たくさんいます。もちろん中には「小学校の算数は得意だったのに…」という子もたくさんいます。しかし、逆はほぼ不可能です。「小学校の算数は苦手だったけど、数学になってからすごく得意になった」というケースはほとんどありません。
算数力は理系も文系も必要
難関大学受験を視野に入れるのであれば(理系は言うに及ばず文系志望であっても)小学校の算数は得意にしておくべきです。
算数を得意にするために
算数には反復練習が不可欠
小学校時代に算数を得意にしておくためには、できるだけ早く(間に合うのであれば小学1年生から)算数の反復練習を根気強く行うことです。
計算以外の反復練習も大切
算数の反復練習というのは、よくある百ます計算などの計算練習だけではありません。文章題から計算に必要な情報を素早く抜き出す練習や、文字で書かれた情報から展開図や表やグラフに起こす練習など、算数のすべての学習項目の練習を指します。
理想は体系的な先取り学習
算数が得意になる理想的な勉強法
算数を得意にしてあげるための理想的な勉強法は、算数の全学習範囲を体系的に学べる先取り学習だと思います。
算数を体系的に学べる教材
算数を体系的に学ぶとは
算数ではいろいろな分野の基礎概念を学びますが、各学年の学習内容というのは、小学校6年間で学ぶべき各分野の内容を6つに分けて各学年に振り分けたものです。
そのため、足し算であれば「1+1=2」の意味を学んでから、時計や図形などに寄り道をせず、一気に算数の筆算までを学ぶことができれば足し算をより多角的に理解することができます。
同じ分野の学習内容を、学年にとらわれず、学問的にキリのよいところまで一気に勉強するのはこれまで非常に難しいことでした。
親が数学者であったり、小学校6年分の問題集を一度にすべて揃えても使いこなしてあげられるテクニックを持っていたりしなければ不可能だった勉強法を、誰でも家で簡単にすることができる「未来の教材」がありました。
それがRISU算数です。箱に印刷してある「未来のタブレット教材」という文言も、私にはあながち誇大表現だとも思えないのです。
RISU算数とは
RISU算数の公式サイトによれば
「RISU算数」はお子様の学習データを分析し、一人ひとりの「ちょうどいい」レベルに教材が自動に変化します。「無学年制」が特長で、75%以上のお子様が学年より上のステージを先取りしています。お子様が自尊心を育みながら学習習慣を身につけられる、新しい教材です。
と紹介されています。
「算数」のみに特化
RISU算数は、その名の通り「算数」のみに特化した通信教材です。
「無学年制」タブレット教材
RISU算数は「無学年制」のタブレット教材です。無学年制の教材と言えば、自宅学習が学校の出席日数に認められる『すらら』や、無学年制教材の価格破壊を起こした業界革命児『デキタス』などが有名ですが、タブレット学習教材で無学年制なのは非常に稀で、私はRISU算数の大きなメリットだと感じています。
「ぴったりのレベル」に変化
RISU算数は1万問を超える算数の問題の中から、子ども一人ひとりの学習データを分析してAIが自動で出題内容を調節してくれます。例えば、満点が続けば難しくなりますし、一度で満点が取れないと基礎問題が続く気がします。もしかしたら、問題を解くために要した時間なども集計されているのかもしれません。
「キッズデザイン賞」を受賞
RISU算数は2019年度の第13回キッズデザイン賞を受賞しました。キッズデザイン賞は、後援しているのは経済産業省、内閣府、消費者庁です。
キッズデザイン賞は「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設されました。
中学受験に強い5つの理由
RISU算数が中学受験に強いと感じた理由は次の5点です。
算数の「先取り」ができる
受験においても、思考力においても重要になる算数を「先取り学習」ができるのは大きなアドバンテージになります。
もともと算数は「先取り学習」に向いている科目です。基礎的な学習は応用的研究の大切な入り口です。2年生の漢字が書けなくても3年生の漢字を学ぶことはできますが、2年生の算数が理解できないまま3年生の算数へ進むと必ず「理解できなくなる瞬間」につき当たります。
また、算数は「先取り学習」がしやすい科目でもあります。算数(数学)という学問は、それ自体が体系的に構成されているからです。理科や国語などと違って、極論すれば、小学算数の学習系統は「四則演算」「図形空間」「図表グラフ」の3タイプしかありません。
小学校の教科書というのは体系的な算数を限られた時間で子どもたちに理解してもらえるように、知識を細かく区切って1年生から6年生の各学年に振り分けたものです。
小学校の学習指導要領では、小学校の各学年ですべてのタイプの学習を少しずつ進められるようになっています。これは前の学年の復習が効果的にできますから、たくさんの子どもたちに一斉に算数を教える時にはとても有効な学習計画です。
しかし、中学受験という明確なゴールがあったり、勉強することに意欲的であったりする場合には、その子の理解力で「ちょうどキリがいい」と感じるところまで一気に勉強をした方が効果的です。
RISU算数では小学校算数で習う6年間分の学習内容が、このような「地図」で表されています。ここには学年の溝はありません。興味の広がりに合わせて、どこまででも好きなだけ算数を堪能できます。
「先取り学習」は授業を先取りするための勉強ですから、先取り学習で完璧に理解する必要はありません。小学校での授業で理解を完璧にすればよいので、新しい知識の獲得という楽しい部分に注力することができます。
算数の先取り学習がうまくいくと、ほぼ例外なく算数が大好きになりますが、それは「算数ができるから楽しい」というだけではなくて「算数(数学)知識を体系的に習得できたという楽しさ」も味わえるからではないかと私は思っています。
「楽しく」先取り学習できる
学習教材の宣伝文句に「楽しく勉強できる」は必ず使われますが、RISU算数の「楽しさ」は他の教材とは、内容といいますか、質といいますか、次元がまったく違いました。
勉強は受け身になった時点で勉強効率を大きく落とします。世界中の大学で実証されている心理学的事実です。効果的に勉強をするためにはアクティブラーニング(自分から学ぼうとする姿勢)であることが大切です。
大人であれば目標のブレイクダウンや目的の再認識などでアクティブな意欲を保てますが、子どもにとっては「楽しさ」こそがアクティブラーニングの鍵になります。
RISU算数の「楽しさ」は、算数を勉強する楽しさです。他社のタブレット教材の中には、タブレットの性能に頼ってしまって「勉強する楽しさ」というより「タブレットを使う楽しさ」を前面に押し出してしまっているものもありますが、RISU算数は違います。
解説やイメージ作りなどの要所要所ではタブレットの優位性を存分に発揮しながらも、勉強を進める楽しさは「新しい考え方を学んだ」という知的好奇心の充満であり、「できなかったことができるようになった」という自己肯定感、「自分はこんなにやったんだ」という達成感など、本来の学問にあるべき「学ぶ醍醐味」が味わえます。
タブレット教材を始めてから「子どもがゲームばかりするようになった」「子どもがタブレットゲームやアプリゲームの楽しさに気づいてしまった」「生活の中にゲームが入り込んでしまった」などという口コミが多いのも仕方ないのかもしれません。ゲームは楽しいですから…。
明確な「ゴール」がある
RISU算数には「小学算数の制覇」という明確なゴールがあるのも、学ぶ楽しさを感じやすい要因だと思います。特に、早くから中学受験の準備をする場合、まだまだ先で実感がわきにくい中学受験というゴールに向かう低年齢のお子さんには大切な要素だと感じます。
これまでに何をやってきて、あと何をどれくらいやれば6年分の算数をすべて勉強できるのかが一目瞭然です。子どものやる気にはこの分かりやすさはとても重要です。
RISU算数には「小学算数の制覇」という大きなゴールに向かうための小さな「ゴール」もたくさん用意されています。
例えば、RISU算数では各単元の解説を解説アニメーションだけではなく、RISUチューターと呼ばれるお兄さんやお姉さんによる解説動画が送られてくるのですが、この動画は解説だけではなく、区切りのよいステージをクリアすると子どもに「おめでとう!」と伝えてくれるだけの動画が送られてきます。
また、小学校6年間の学習範囲は「低学年ステージ」と「高学年ステージ」に分けられています。「低学年ステージ」には6つのボスステージが用意されています。
小さな達成を積み重ねながら、要所でうまくモチベーションを高めてくれるので、RISU算数はこんなにも「楽しい」「続けやすい」「ぜんぜん飽きない」という口コミが多いのだと思います。
中学受験に必要な「基礎力」
RISU算数で94の学習ステージをクリアすると小学算数をすべて学習したことになります。小学校6年間の算数の基礎はきちんと身についた証です。
算数は体系的な学問ですから、小学6年生の算数を勉強すると1年生から6年生までの学習内容は裏の裏まで理解できるようになったりもします。理解が深まりますから、単純ミスや勘違いはほとんどなくなります。
中学受験に必要な「応用力」
さらにRISU算数をやり終えれば応用問題にも強くなります。
同じ授業を受けていても応用発展問題に強い子と、応用問題になると手も足も出なくなる子に分かれますが、両者の違いは「どれだけきちんと理解しているか」です。
RISU算数では94の学習ステージにそれぞれ25の学習ページが用意されています。基礎から応用までしっかりと学習してから次へ進むことになります。
復習も完璧で、RISU算数をつけると毎日(小学1, 2年生を除く)まず最初に「復習問題」が表示されます。復習問題をしなければ勉強は始まりません(実際には「復習しないで進む」ボタンもありますが)。
RISU算数の公式サイトには、
「RISU算数を2年間ほどで終わらせたお子さんがサピックスの統一模試で全国1位になった」
「難関塾の入塾テストで高得点を叩き出した」
「入塾後のテストでは常に上位をキープしている」
など受講者から寄せられた数々の武勇伝が報告されています。
RISU算数ほどしっかりと基礎を押さえておけば、入塾テストくらいの基礎的な応用問題であれば対応できるだけの応用力は身につきます。あとは、それぞれの志望中学の傾向にそった対策をしていけば合格はぐんと近づきます。
中学受験に必要な「即戦力」
簡単な応用問題に対応する応用力が身についたら、最後は、各中学校の入試問題に対応した「かなり難しめの問題集」を解きまくるしかありません。
RISU算数には難関中学の入試問題に対応した「かなり難しめの問題集」も用意されています。「中学受験基礎クラス」という名前の、中学受験に直結する受験基礎コースです。
全国のさまざまな中高一貫校の入試問題やそのオリジナルアレンジ問題が出題されます。実際の入試レベルの問題を解くことで、より高いレベルの数学的思考力を鍛えることができます。
出題内容は「鶴亀算」「流水算」「旅人算」などで、中学受験に頻出の重要項目は網羅されているので受験の即戦力トレーニングになります。
RISU算数ならこの「中学受験基礎クラス」でも先取り学習が可能で、何年生からでも受講できます。低学年のうちから受講しているというご家庭も多いのだとか。
RISU算数はすべての問題を解き終わり「卒業」と言う名の退会をした後も、子どもが解いた問題であれば退会後もいつでも復習ができます。4年生や5年生のうちに「中学受験基礎クラス」を終わらせて、6年生の夏休みや冬休みに(気分転換を兼ねて)ざっと復習するという使い方も効果的です。
「中学受験 “基礎” コース」という名前ですが、中堅〜難関ランクの中学受験ならきちんと取り組みさえすれば、RISU算数だけで十分に合格に届くレベルだと思われます。超難関中学を受験するご家庭では、中学受験の前になればその中学校の入試問題に特化した塾に通うことになると思いますが、RISU算数であればそのような超難関中学受験塾の入塾テストに対応するだけの基礎応用力は鍛えられます。
中学受験基礎コースの内容
中学受験基礎コースには13の学習ステージが用意されています。各学習ステージでは100問以上の問題が出題されますから、中学受験基礎コースだけでおよそ1300問が演習できます。
つるかめ算と過不足算
虫食い算
植木算
旅人算
インド式暗算術
規則性の問題
さまざまな数列
場合の数と確率
和差算&配分算
あざやかに解ける計算
仕事算
相当算
入試対策まとめ問題「RISUステージと対応学年一覧表」より
さいごに
これまでRISU算数のような算数のみに特化した学習教材は存在しませんでした。RISU算数は学習意欲の高いご家庭にほど受け入れられ、高いレベルに相応しい成果を上げています。より高いレベルに対応するため、受講生の要望に応える形で「中学受験基礎コース」は新設されています。
リスジャパンが2014年にRISU算数のサービスを開始してから、5年が経過してRISU算数の知名度も功績も衆目を集めるようになりました。
「RISU算数をやってて良かった! RISU算数のおかげで中学受験も余裕をもって乗り切れた」という喜びの声が多くあがる一方で、ネット上には「RISU算数のことは知ってたのに…。あのとき受講しておけばな…」というつぶやきも確実に増えています。
RISU算数は早い者勝ち
RISU算数をするなら、できるだけ早い方が絶対にいいです。RISU算数をやった子から確実に算数が得意になっています。お試し体験の申し込みは簡単で、実際のタブレットもすぐに届きます。
コメントを残す