クリスマスってキリストとどんな関係があったんだっけ?ママもパパも忘れがち(?)なクリスマスの起源になった出来事、由来になったお話しを楽しく読める子ども向けの絵本を年齢別にご紹介します。
【このページの目次】
イエスとキリストの違い
絵本をご紹介する前に。ここでご紹介するキリスト降誕絵本には「キリスト」と書いてあったり「イエス」と書いてあったりしますが、「イエス」と「キリスト」の違いをご存知ですか?
「イエス」も「キリスト」も人の名前ではありません。「イエス」とはヘブライ語で「救う者」という意味ですし、「キリスト」は古典ギリシャ語で「油を注がれた者」という意味です。そして「イエス・キリスト」と二つを並べると、ギリシャ語では「キリストはイエスである」という意味になります。
おすすめのキリスト降誕絵本
【1歳児〜】おすすめ絵本
『聖なるよるに』
おすすめポイント
ちょっと難しいキリスト降誕の絵本ですが、キリスト絵本には珍しくハードカバーの仕掛け絵本!やさしい文章と可愛らしい絵で0歳児から1歳児の赤ちゃんも十分に楽しめるような工夫がされています。仕掛けはページに穴が空いているタイプ。
この絵本の仕掛けを詳しく見るなら絵本ナビがおすすめです。
▼まだまだある赤ちゃん絵本
【2歳児〜】おすすめ絵本
『クリスマス おめでとう』
おすすめポイント
クリスマスの本当の意味を伝えたいという作者の思いから生まれた絵本。クリスマスってどうしてお祝いするの?という子どもたちの素朴な問いに優しく、わかりやすく答えてくれます。
この絵本は絵本ナビで試し読みができます。
【3歳児〜】おすすめ絵本
『愛蔵版 クリスマスって なあに』
おすすめポイント
ミッフィーの作者、ディック・ブルーナが描く子どものためのクリスマス絵本です。イエス・キリストの誕生の物語を通して、クリスマスのほんとうの意味をやさしく伝えます。
この絵本は絵本ナビで試し読みができます。
【4歳児〜】おすすめ絵本
『ほしのひかったそのばんに』
おすすめポイント
キリストの降誕を美しい版画で描いている絵本です。作画のつかさおさむ氏は1984年ボローニャ国際図書展グラフィック賞推薦、1989年ライプツィヒ国際図書賞金賞受賞、第20回川端康成文学賞を受賞しています。
絵本ナビで『ほしのひかったそのばんに』を見るときはこちらをクリックしてください。
【5歳児〜】おすすめ絵本
『くりすますのおはなし』
おすすめポイント
「クリスマス」も「イエスさま」もひらがなで書かれた子どもが自分で読める子どものための絵本です。
絵本ナビで『くりすますのおはなし』を見るときはこちらをクリックしてください。
【6歳児〜】おすすめ絵本
『きみのためのクリスマスものがたり』
おすすめポイント
キリスト降誕だけではなく、マリアとヨセフの旅の場面に羊飼いや博士たちのお話、エジプトへの逃亡までの一連の物語を分かりやすく描いた1冊です。
【小学生〜】おすすめ絵本
『クリスマスのものがたり』
おすすめポイント
「世界傑作絵本」シリーズ。スイスの絵本作家フェリックス・ホフマンによるイエス・キリストの生誕絵本は世界的に絵の芸術性が高く評価されていて、クリスマス絵本の中で最も優れた作品の一つと言われる名作絵本です。聖書をもとに描かれていますが、宗教色が強すぎないところが日本人には読みやすいポイントになっています。
絵本ナビで『クリスマスのものがたり』を見るときはこちらをクリックしてください。
キリスト降臨の仕掛け絵本
メリーゴーラウンド絵本
『ファースト・クリスマス』
メリーゴーラウンド絵本をご存知でしょうか。絵本を360度開いてリボンでとめると、メリーゴーラウンドのように読める360度楽しめる、まったく新しいタイプの仕掛け絵本です。キリスト降誕のお話しを美しく描いた360度の切り絵は、これまで難しかった奥行きを大胆かつ繊細に使い神秘的に仕上がっています。
絵本ナビでは『ファースト・クリスマス』の仕掛けを動画で見られます。
サブダのポップアップ絵本
『クリスマスのおはなし』
ポップアップ仕掛け絵本の奇才ロバート・サブダがポップアップで描くキリスト降誕の物語。サブダの得意な白の表現が聖なる夜の聖なる物語を美しく彩ります。
色を観せるポップアップ絵本
『Nativite ご降誕』
おすすめポイント
キリストご降誕の6つの場面を、グラデーションの美しいポップアップと味わい深い言葉でつづる絵本。クリスマスの始まりは、ヨセフとマリアとみどり子のとてもつつましやかなお話でした。
この絵本の仕掛けを見るなら絵本ナビがおすすめです。
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