【おすすめ育児書】内村周子『自分を生んでくれた人ー内村航平の母として』の心に残った言葉

【おすすめ育児書】内村周子『自分を生んでくれた人ー内村航平の母として』の心に残った言葉
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「親が100人いれば、100通りの子育てがあるはずです」ただお子さんを愛してあげてくださいという内村周子さんの言葉が生きている本でした。

心に残った言葉

 

「この子はすごい子になる」と期待をすると怖い。もし、かなわなかったら、親としてショックを受けることになるからです。ショックを受けるとストレスに繋がると思ったので、たとえ周りから「この子はすごいね」と褒めていただいても、私はすごい子になるなどとは考えたくなかったんです。…(中略)…子どもにかけるのは「期待」より「希望」の方がいい。同じ「き」なら。私はそう思っています。

 

私の母が言っていました。「神様から預かっている子どもだと思いなさい。そう思えば、怒りたいときも怒らなくてすむ」

 

「いつかは自分たちの体操教室を開きたい」その夢を実現させるために、…(中略)…生活を切り詰めてコツコツと資金を貯めていきました。…(中略)…でも食べ物まで安いものばかりだと心まで貧しくなりそうだったので、そこはメリハリをつけました。

 

身を削ってまでスポーツクラブを開きたいと思ったのは「自分たちの手で選手を育て上げたい」「手塩にかけて育てる選手をもちたい」という思いからです。そして「体操が好きだから頑張る」という選手を作りたかったのです。

 

「わー、すごいね」「天才!! 100点!!」「よくできました! みんな拍手!」

 

「いつもその笑顔を絶やさないでね。みんな今一番いい顔をしているよ。みんな一緒に笑ったよね」…(中略)…「みんあ、今楽しかったね。全員が一緒に笑うということは本当に大事なことだよ。今の気持ちは一生忘れないでね」

 

やり続けさせるためには、親の辛抱と努力も必要です。「忙しいんだから」「ほら、行くよ!」と言いたくなることもあるでしょう。でも、好奇心に目を輝かせる子どもを、じっと見守ることも大切なのです。…(中略)…子どもが何かに取り組んでいる時に忍耐強く待つということ。才能が芽生える瞬間は、そうそうくるものではありません。それは今かもしれないし、明日かもしれない。

 

子どもをやる気にさせる魔法の言葉があります。「わあ、天才だ」「すごいね。なんでそんなことができるの?」「今度はあんな大きな大会に出られたらいいね」

 

子どもがピンチのとき、親はどうしてもパニックに陥りがちです。でも、一度深呼吸して「どうしたらいいのかな。自分には何ができるかな」と冷静に判断する。そうしてから、子どもに言葉をかけてあげれば、心の拠り所となることができるはすです。

 

「あの人にこんなことを言われた」ということを言ってきたとしても、私は「あら、そう言ってくれてありがたいね。その人のおかげであなたは強くなるよ!」…(中略)…「ママだって先生と同じ立場だったら春ちゃんのこと怒ったと思うよ。春ちゃんがそんなことしなければよかったんだね」…(中略)…「明日ちゃんと先生に謝りに行けばいいじゃない。いい勉強になったね。注意してくれる人がいてよかったじゃない」

 

「あなたが最近どうしてどういう態度をとるのか、私にはわからない。虫の居所が悪いのはわかるけれども、どういう態度をとるなんて人間失格だよ。…(中略)…本当に良くない態度を取っていると、自分で分かっているのかな?私はあなたに対してそういう態度はとっていないつもりだし、あなたに対して気分の悪くなるような言葉を今日も何も言っていない。勝手にそういう態度を取られても、甘mは無性に腹が立つ。そんな態度を撮り続けるんだったらすべてやめてしまえば?…(中略)…あなたが求めているものをこっちも叶えたいというきもちはあるけれども、あなたがそういう態度なら私には協力はできない」…(中略)…「私も言いたいことを全部言わないと、あなたと生活していけない。あなたの指導もできない。お母さんをやっていけない。とにかく今日は話し合いましょう。もう学校にも行かなくていい。行く資格もありません。そういう態度をとる子は。学校もやめていい。体操もやめてもいいんだよ.。もう今日だけは言わせてもらうから」

 

マイペースというか、周囲にとらわれることがなく、動揺することもない。いわゆる「フロー状態」。私はこの言葉が好きです。…(中略)…常にポジティブに「フロー状態」を保てるようにするには、その子の長所を見つけるということが一番大事ではないでしょうか。欠点は私にも、みんなにもあるもの。その欠点をつくよりは、長所を褒めてあげる。短所は長所で補えるからです。…(中略)…「あなたはここがすごい!」と褒めてあげる。それから「でも、ここの部分がもっと良くなればいいよね」と付け加えるのです。

 

私は何かにストレスを感じて「もういやだ」と嘆いたり、イライラしたりすることはあまりありません。上手にリセットできているのかもしれませんね。…(中略)…イライラしている時間とエネルギーが勿体無いですよね。「他の人のためになんでイライラせんといかんの?」と思います。「それなら、もっと次に明るくなる方法を考えたらいいじゃない」と言いたくなります。

 

子育てで悩んでいるお母さんたちにも「頑張らなくていいんだよ。ただ、顔だけはいつも晴れやかな顔でいてほしい。晴れやかな顔でみんなと接すれば、絶対に女神は微笑んでくれる」と伝えています。

 

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