幼児におすすめのタブレット! 移動中にプログラミング, ひらがな, カタカナ, 足し算, 掛け算までできるようになった「ドラえもんひらめきパッド」。買って良かったです! ちなみに、幼児向けのタブレット玩具といえば今のところこんな感じです。
【このページの目次】
幼児タブレット探しの始まり
国際線でアニメが観られない
「幼児向けタブレット」など、目に悪いものを購入したいと思うにいたったきっかけは国際線フライトでした。
機内で頼りにしていた機内のアニメ番組やゲームを子どもたちがまったく楽しめず、10時間近くを「ママぁ~」「ねぇ~」と言われ続け、用意していた絵本やおもちゃもまったく効かず…。
持っていたお菓子は最初の4時間で食べ尽くし、眠たそうなのに眠れないようで子どものイライラもMAX。後半の5時間は筆舌に尽くせないくらい激しいギャン泣きとの格闘でした。
理由は座席が低かったことではないかと思っています。アニメはディズニーの長編アニメくらいしかなく、子どもたちは最初の10分で飽きたのですが、ゲームには興味を示してくれたんです。しかし、大人の目線に設置してある前座席後頭部裏の画面は高すぎて、子どもたちはしばらくは立て膝をしたり正座をしたり荷物の上に座ったりして、なんとかゲームで遊ぼうとしていたものの、疲れたのか10分ほどで飽きました。
上手に時間潰しをしてほしい
このフライトでは子どもたちが大騒ぎしてしまってトラウマになっています。そこで、狭い機内で上手に時間つぶしができるアイテムが欲しいと探したところ幼児向けタブレットを見つけた、という次第です。
「ひらめきパッド」に決めた!
「ドラえもんひらめきパッド」に決めたのは主に3つの理由からでした。
プログラミングができるから
まず、最も重視したのがプログラミング学習ゲームがあることでした。中でも「ひらめきパッド」のプログラミングは幼児向けとしては本格的!
内容は、幼児でも一人で遊べるようにとても丁寧に解説してくれた上で、演習問題のレベルとしては小学1年生向けのチャレンジタッチやスマイルゼミの初回もしくは2回目配信くらいのレベルだと感じました。
娯楽系のゲームが少ないから
知育ゲームはどんなに楽しく作られていても、娯楽系の「ふつうのゲーム」と比べてしまってはどうしても単調で退屈に感じてしまうものです。ですから、できるだけ子どもの学習意欲を削ぐような魅力的すぎるゲームが少ないタブレットがいいなと思っていました。
「ひらめきパッド」に収録されている娯楽系ゲームのうち、うちの子どもたちがハマったのは2つでした。そのゲームがとても好きなようなので、「プログラミングを3つクリアしたら10分遊んでいいよ」などとご褒美として使っています。
(追記)子どもたちが文字や計算を上手にできるようになるにつれて、ご褒美でつらなくても文字ゲームや計算ゲームで遊んでくれるようになりました。
大きなデメリットがないから
幼児向けタブレット玩具の3大デメリットを挙げるとすれば「電池の減りが早い」「タッチペンの反応が悪い」「子どもがタブレットにすぐ飽きる」という口コミでした。
しかし、これらは対処できるなと思いましたし、私にはそれほど不便ではないなと…。どの会社のどのキャラクタータブレットも「電池の減りが早い」という口コミがたくさんありました。電池の減りが早いのは仕方ないと思い、予備電池を飛行機や新幹線に持ち込むことにしています。
タッチペンの反応が悪いのはおそらく初期不良だと思われるので、検討していた中古品という選択肢を諦めました。
子どもがすぐに飽きるのはタブレットに限らず、どんな楽しいおもちゃでも同じだと思ったので、できるだけ子どもたちが飽きないようにタブレットで遊べる条件(わが家の場合は、長距離移動中と待合室のみという約束にしています)を明確にして子どもたちにも徹底してもらうようにしました。
購入時にはこれで対処できると思いましたし、実際に今のところこれで上手くいっています。
わが家の帰省はこんな感じ
帰省中にはこんな感じでタブレットが活躍しています。
うちのルール: 帰省と病院
わが家では、タブレットで遊べるのは「長距離移動中と病院の待合室のみ」という約束にしています。
1万円ほどの高価なおもちゃを数ヶ月に1度しか使わないのももったいないかと思ったりもしましたが、予想外の大きなメリットもありました。
準備を子どもが自主的に!
子どもたちは、帰省の時も通院の日も「早く準備すれば待ち時間が長くなる(=それだけ長くタブレットで遊べる)」と理解しているようで、ものすごく積極的に素早く支度をしてくれます。バタバタする外出前に「早く準備して!」と何度も繰り返し言わなくていいだけで外出前のストレスは半分以下です。
サクサク歩くから移動が楽
さらに嬉しいのは、空港の中や病院までの道すがらをサクサク歩いてくれるようになったことです。空港でも病院でも椅子に座れる場所まで行けばタブレットができるので、子どもたちは早くタブレットで遊びたいらしくて、お土産物屋さんの前でもフラフラと近づいて行ったり、アイスやジュースがほしいとねだったりなどということがなくなりました。サクサク歩いて、椅子にサッと座って、自分のタブレットをサッと取り出して遊び始めます。
待ち時間は静かに集中
タブレットで遊べる状況を制限しているからか、タブレットで遊べるときには集中してかなり長時間でも遊んでくれます。1歳, 3歳, 5歳の乳幼児3人連れの国際線フライト10時間もすごく静かに乗り切れました。
結果: 大満足!!!
知育学習効果もたっぷりと感じられて、しかも長距離移動が楽になって。3台で4万円弱(保護フィルムなど込み)の出費でしたが大満足しています。
タブレットの知育効果
プログラミングの効果
最初の食いつきはイマイチ
子どもたちが「ドラえもんひらめきパッド」を初めて使ったのは1歳, 3歳, 5歳のときでしたが、最初にプログラミング学習ゲームをした時には、5歳児も含めてあまり興味を示してくれませんでした。
本物のロボットを見て開眼!
子どもたちがプログラミングに開眼したきっかけは、本物のロボットを見たことでした。
次に「ひらめきパッド」を使う時に、「このゲームのドラえもんもペッパー君みたいに自由に動かせるんだよ」「このドラえもんはこのコマンド通りに動くんだよ」などと声かけをしてあげると、すぐに興味を示してくれました。
ちなみに、幼児向けロボット教室『自考力キッズ』の無料体験は良かったです。『自考力キッズ』はロボットとパズルとプログラミングの「三位一体」授業を展開していますが、ロボットもパズルもプログラミングも一度やってみる価値はあると思います!(入会するかどうかは教室次第で…。フランチャイズ制なので同じ教材とカリキュラムでも教室によって授業の質が大きく変わってしまうので…)
興味さえあれば1人で大丈夫
「ひらめきパッド」のプログラミングゲームは説明がとても親切で丁寧です。
プログラミングというものに興味さえ持ってくれれば、あとはドラえもんが懇切丁寧に解説してくれます。子ども1人で遊び方をマスターしてしまいました(質問されれば答えてあげましたが)。
ご褒美のコインとひみつ道具
ゲームをクリアするとご褒美にコインがもらえます。3~5の決められた数のコインを集めると、ドラえもんのひみつ道具をもらえます。
ゲームも簡単ですし、集めなければいけないコインの数も少なく、とてもテンポよくご褒美がもらえるようになっています。タブレット通信教材では、あまりご褒美が多いものは私はあまり好きではありません。ご褒美ゲームをしているのか勉強をしているのか分からなくなるからです。
しかし、時間つぶしが主目的であるタブレット玩具であれば、このような豊富なご褒美があるのとないのでは子どもの集中力持続時間がまったく変わります。とても嬉しい機能です。
ひみつ道具で想像力遊び
幼児向けロボット教室『自考力キッズ』の無料体験に行った折には、同じタイミングでヒューマンアカデミーの『ロボット教室』にも無料体験に行っています。
ヒューマンの『ロボット教室』はロボット工学の第一人者が監修しているというだけあって、教材もカリキュラムもとても「研究者」っぽいと感じました。ヒューマンの無料体験の中で「プログラミングで一番大切なのは、どのようなプログラミングを組むかではなく、どのような動きをさせると人の役に立つロボットになるのだろうと考えるロボットクリエーターとしての視点である」と聞きました。
このお話がきっかけになって、「ひらめきパッド」のご褒美ひみつ道具を使って、想像力遊びをするようになりました。これがとても面白くて、家族でハマっています。
ご褒美ひみつ道具には「タケコプター」や「どこでもドア」など誰でも知っているものから、うちの子どもたちが知らない少しマイナーなものまであります。
子どもたちは自分たちが知らないひみつ道具は「これ、何?」「どうやって使うの?」「何ができるの?」と聞いてきます。そこで、「どうやって使うんだと思う?」「何ができるといいなと思う?」と聞き返すことにしました。
最初はほとんどアイディアが出ませんでしたが、慣れてくると「こんな道具があったらすごく便利だろうな」という思考回路ができてきたようで、なかなか面白い意見を聞けるようになりました。
お話創作サイコロ玩具「ローリーズストーリーキューブス」と少し似ていますが、ご褒美ひみつ道具のおかげで「人の役に立つためには」という考え方をするようになり、「ローリーズストーリーキューブス」のお話作り遊びでもストーリーに幅が出てきて、何やら成長を感じます。
話が逸れてしまいました。プログラミングに戻します。
上級ステージにハマり即攻略
うちは男の子なので、中級ステージの「ドラえもんがみぃちゃんとデート」という設定よりも、上級ステージの「ドラえもんが大嫌いなネズミを空気砲で倒す」というRPGチックな世界観の方が圧倒的に好きです。
ドラえもんのひみつ道具「空気砲」はプログラミング学習ゲームだけでなく、ひらがなや漢字、英語のスペル当てゲームなどでも登場するのですが、空気砲が登場するゲームはどれも子どもたちに大人気です。おそらく、ボンっという効果音と空気砲を打った衝撃を感じるアニメーションが絶妙なのだと思います。夫や私が遊んでも楽しいなと感じる完成度です(ただし私たちはゲーム経験値0のド素人ですが)。
上級ステージは、お盆とお正月の飛行機と新幹線の中ですごく熱中して遊んでいてサクッと攻略していました。
ひらがなカタカナが完璧に
ひらがなやカタカナは家でも練習をしていたのですが、書く練習や読む練習だけではどうしても苦手な文字ができてしまっていました。
タブレットでランダムな文字を書いたり読んだりすることで、普段の読み書きでは出会う頻度が高くない文字をしっかり練習することができました。
タブレットの文字練習は若干単調な練習かなと感じたのですが、時間つぶしのためにタブレットで遊んでいるからか、子どもたちはまったく飽きることなく何度も繰り返し練習していました。
基礎的な計算が素早く
「ドラえもんひらめきパッド」では、1桁の足し算&引き算と繰り上がりのある足し算&引き算が選択できます。出題される計算問題のレベルが分かれていて、計算のコツがつかみやすかったようです。
しばらく(半年以上)レベルの低い、1桁の足し算&引き算ばかりをやっていました。「もう全部できるのに一体いつまで1桁計算ばかりをやっているんだろう」と思っていたところ、
ふいに繰り上がり計算をやり始めました。すると、その時にはもう計算スピードが格段に上がっていました。1桁の足し算&引き算で基礎力がついたのかなと思っています。
英語のスペルに親しめた
英語に関しては、家では英語の音を聴かせるくらいしかしていません。リスニングの基礎さえあれば、読み書きは学校に入ってからでもいいかなと考えていたのですが、「ひらめきパッド」のお陰で意図せず英語のスペルというものを覚えてくれたのは嬉しい誤算でした。
3台、書いました
一人1台買ってあげたいと思っていたので、3台で4万円弱(保護シートなどを含む)かかりました。買う時にはポチるのにすごく勇気がいりましたが、1年経った今は4万円以上の価値を感じています。まだ、壊れたり劣化したりしていないので、これからも大活躍してくれると思います。
▼ 保護シートはあった方がいいです
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