【胎教CD】効果に根拠あり!? 定番じゃないけどおすすめできる「胎児にいい」音楽13選

胎教におすすめの音楽はクラシックやオルゴールだけじゃなかった！効果が部分的に実証されている「自然音」や「愛の周波数」をはじめ、「水琴」「音叉」「クリスタルボウル」「ストリートオルガン」…さらには「和楽器」まで。ママにも胎児にも（産後の子育てにも）よさそうな音楽を片っ端から聞いてみて、実際に何かがよかった「定番以外の胎教音楽」をおすすめ。

音楽の胎教効果には根拠あり

厳密には「音楽」の「胎教効果」ではなく、音がもつ「周波数」の「脳に与える効果」なのですが、旧文部省と京都大学の合同チームによって「高周波音と呼ばれる種類の音が脳の脳幹という部位の血流を促進させること」が実証され、アメリカ生理学会論文誌にも公表されています。脳幹は自律神経を司る大切な部位ですから、頭痛や冷え性、食欲減退、気分の落ちこみなど妊婦特有のさまざまな不調が改善されると期待できます。

胎教効果が嬉しい６つの音楽

【育脳音楽】

「Disc-1:右脳を活性化させ集中力を高めるクラシック」と「Disc-2:豊かな感性と優しい心を育てるクラシック」の2枚組CD。右脳を刺激すると同時に、自然に心身をリラックスさせます。子供たちの才能を引き出し、天才脳を創るためのサポート的役割を担うCDツール。

『0歳からの育脳クラシック』

おすすめポイント

本来は新生児のための音楽CDですが、胎教効果もさることながら生まれたあとの新生児育児で一番役に立ったCDでした。２枚組28曲、1,573円、1曲あたり56円とコストパフォーマンスが高いことも購入の決めてになりました。

【愛の周波数528Hz】

『自律神経を整える音の処方箋~愛の周波数528Hz~』

期待できる胎教効果

528Hzという周波数は別名「愛の周波数」とも呼ばれ、リラックス効果のある有名な周波数です。528Hzの音は、意志とは無関係に作動している自律神経の中でも特に心身を安らぎモードに導く副交感神経を効果的に刺激していて、528Hzを含む音楽を聴くと唾液の分泌が高まったり、冷え性が改善したり、心拍や血圧がより安定したり、さまざまな健康効果が期待できます。

おすすめポイント

528Hzを活かした独自の作曲方法により「機能を持つ音楽」を生み出す、528Hzアーティストの第一人者ACOON HIBINOが作曲・演奏した1枚。全12曲。ACOON HIBINO作品の中でも個人的にハズレ曲が１曲もない、毎日聞いているお気に入り。

【自然音】

『自然の音クラシック 深海ダイビング』

おすすめポイント

『自然の音クラシック』という自然音アルバムに収録されている「深海の音」だけが150円でダウンロードできました。数ある「自然音」の中でも、私が一番好きだったのはこちらの深海の音です。ぽこっ、ぽこっと空気が水面へ浮かび上がる音などを聴いていると、まるで自分も赤ちゃんと一緒に羊水の中にいるような気持ちになれたのが最高に心地よく感じられました。

期待できる胎教効果

「自然音」とは文字通り「自然の中で聞くことができる音」のことです。小川のせせらぎ、小鳥のさえずり、潮騒のしらべなど特に人気がある「自然音」です。この「自然音」の胎教効果として顕著なのは「1/fゆらぎ」が多く含まれていることでしょう。「1/fゆらぎ」とは「規則的な音楽のなかに見られる不規則性のこと」なのですが、この自然なゆらぎがリラックス効果を高めます。うち寄せる波の音や葉が風にそよぐ音を聞くと自然と心が洗われる気持ちになることに異存のある人などいないでしょうから「自然音」のリラックス効果は一番身近な胎教効果かもしれません。

▼プロジェクターと一緒に！

プロジェクターと一緒に使うとさらに臨場感が増して特におすすめです！一人目を出産し「寝かしつけにもいいかも…」と購入したプロジェクターでしたが胎教にはうってつけで、子どもが寝たらこのプロジェクターをつけて、深海の音を流して、お腹の赤ちゃんと二人、非日常感たっぷりの胎教タイムが至福のひとときでした。

▼「自然音」CD人気ランキング

【水琴（水琴窟）】

『聴くだけで不調が消える 水琴の音CDブック』

期待できる胎教効果

癒しの杜にしかわクリニック院長西川潤医師著。共著の大橋智夫氏は京都大学農学部農業工学科にて水利工学を専攻。現在は有限会社ティーズ・コーポレーションにて音が心身に及ぼす影響を研究しながら、日本の音文化に注目した音空間デザインを手がけており、日本独自の文化「水琴窟(すいきんくつ)」を現代に復活させた上で、さらに音響技術を駆使して自然界のハイパーソニックエフェクトを提供するサウンドツール「水琴(みずごと)」を開発。

期待できる胎教効果

CDには水琴窟の原理を応用して開発された話題の音響装置「水琴」と、奄美大島の自然音を組み合わせた音が収録。水琴の音と奄美大島の自然音は「ゆらぎ」と「倍音」をたっぷり含む心地よい高周波。水滴の音がもつ「脳を活性化させる」自然音ヒーリング効果をもっとも効果的に発揮できるように開発された「水琴」の音は自律神経を整え心と体の不調にも効果あり。疲れやストレスがとれ、自律神経が整えば、不調が改善し、体調が整い、脳も体も若々しくなり、脳と体が元気になれば気持ちも前向きになります。（本書より）

▼前作よりも ↑ の方ががおすすめ

【倍音】

『シリウス・ブルー Sirius Blue ~倍音の宇宙~』

期待できる胎教効果

神々や大地にインスピレーションを受けた山水治夫楽曲を聞いていると「６歳になるまでは神様の子」「赤ちゃんは神様からの預かりもの」と言っていた祖母の言葉を思い出します。このCDにも４曲目に収録されているライブでは定番の『瀬織津姫』は、目を閉じて聴いていると特に赤ちゃんの存在を強く感じました。神様から預かって育てさせてもらうこの赤ちゃんの魂があったところは…などと考えると、いつもの胎教にスピリチュアルさが加わって胎教効果の深度が増したように感じていました。

おすすめポイント

音色を楽しむ７つの胎教音楽

【クリスタル音叉】

『クリスタル音叉 癒しの響きCDブック』

クリスタル音叉の健康効果

「クリスタル音叉」は長年、丸山医師があらゆる方法で（患者の痛みや不調のある患部に音叉を近づけてみたり、鳴らした音叉を大きく開けた口の中に響かせてみたりするなど）あらゆる周波数の音とさまざまな病気の症状との関係を研究した結果、冷え性や不眠、肩こり、頭痛、胃痛などが解消したり、うつの症状が改善したりアトピー性皮膚炎のかゆみが軽減したり、不特定多数の方にさまざまな効能が見られました。丸山医師のクリニックではクリスタル音叉を「聴く薬」として、治療の補助的なツールとして確実に活用できるようになったと本書には書かれています。（本書より）

胎教してみた感想

胎教として（？）クリスタル音叉CDをお腹にいる時から聞かせてあげていました。生まれてからは（厳密には卒乳した頃からです…）泣くたびに、膝に抱きながら一緒にCDを聞いていました。CDをかけると落ち着くことが多かったので「クリスタル音叉」を購入したのですが、思いがけず音叉を上手に鳴らせたので生後11ヶ月から自分で音叉を鳴らしています。上手にしゃべれるようになると「悲しいことがあったら一緒にクリスタル音叉を鳴らしてお話しする」というのが私たち親子の習慣になりました。「ひっく、ひっく」と泣きじゃくっていても音叉を鳴らしていると落ち着くようで、そのうちにぽつりぽつりと泣いた理由や自分の身に起こったことなどを話してくれます。本書では実際に志望校合格の事例が紹介されていますが、大きくなったら受験の日に「この音を聞いたら落ち着けるからね」などと言って送り出してあげたいな…と勝手に夢見ています。音叉の音色は心の状態を平穏に戻してくれるので受験の緊張などには最適なのかもしれません。

▼娘がいたら結婚の時に贈りたかったです…

クリスタル音叉のおすすめポイント

この小さな「クリスタル音叉」は可愛いです。「クリスタル音叉の清らかな音色をいつでも聴けるように」という丸山医師の考えから「クリスタス音叉」は鍵サイズで、キーホルダーにしてもいいし、ネックレスにしてもちょうどよいサイズ感。私は産後にマザーズバックにつけていました。ママ友でランチなどに行くと「それ、何？」などとよく聞かれました。子どもがぐずっても音叉を鳴らすと泣き止むことも多かったので、ママ友にはよく驚かれました。私自身、音叉の健康効果については特に実感はないのですが、もし音叉を鳴らしているおかげで親子ともに大きな病気になっていないのなら、それはそれで嬉しい副産物だなと思います。

【クリスタルボウル】

『心と体が癒される CRYSTAL BOWL × NATURE SOUND』

おすすめポイント

「クリスタルボウル」という楽器をご存知でしょうか。その名の通り「水晶でできた楽器」です。こちらのクリスタルボウル入門書に写っているお碗や湯のみのような形のものが「クリスタルボウル」です。クリスタルボウルはアメリカ発祥ですが、小さなお碗を棒で叩いて音を鳴らす奏法はまるでお仏壇の鈴（りん）のようです。