【幼児ポピー】と【Z会幼児コース】の口コミ分析。両社を併用した場合の知育効果と親の負担を検討した元幼児教室講師の幼児教材考察ブログです。
【このページの目次】
併用するとどうなる?
まず結論から申し上げますと、『幼児ポピー』と『Z会幼児コース』は併用の相性が非常によく、両方受講すると高い知育効果が期待できると思います。教科書にそった教材の『幼児ポピー』に対して『Z会幼児コース』は教科書以外の学習内容にも注力するオリジナル型教材ですから、学力にとどまらず幅広い知力を鍛えることができると考えられます。
知育効果は倍以上
幼児ポピーの特徴
幼児ポピーが強みとするのは「小さな子どもに楽しみながら勉強習慣を身につけさせられる」教材コンセプトです。幼児ポピーは親子の会話による知育効果を重視している教材ですが、ワーク自体は親の手助けがなくても進められるように作られており、親のアドバイスはあくまでも「プラスアルファ」としての役割です。『幼児ポピー』の教材の特徴は後述しています。
Z会幼児コースの特徴
一方で、Z会の強みは「小さな子どもでも自分から疑問を持ち、調べて、考察する学びの思考過程をふませることができる」教材コンセプトにあります。難関大学受験のイメージが強いZ会の幼児コースのワークはイメージとは真逆で知識の勉強は進度も遅く、難易度もかなり低めです。しかし、大学受験までの長いスパンで見て大切な学習内容を適切なタイミングで提供してくれる(例えば小学5年生で勉強する理科の内容を遊びとして年中さんで)のがZ会教材です。『Z会』の教材の特徴は後述しています。
親の負担も倍以上
幼児ポピーの特徴
幼児ポピーは幼児通信教育の中でも「手がかからない」教材です。親がつきっきりで見ていなくても、子どもはワーク教材を楽しむことができるはずです。ママやパパには非常にありがたい教材です。
Z会幼児コースの特徴
一方で、Z会は幼児通信教育の中でも断トツで親の負担が大きい教材です。Z会は他社と違って「親と一緒でないと取り組めない」というハードルの高さ。共働きのご家庭ではなかなか難しいようです。しかしながら、パパを何とか子育てに巻き込む「巻き込み型」と呼ばれる先輩ママさんの中には「Z会を始めて『日曜日はパパとZ会』と決めてから子育てに協力的になってくれた」という方も少なくありません。
両教材の特徴を詳しく紹介
『幼児ポピー』の特徴
「幼児ポピー」は実は脳科学的なデータに基づいた教材づくりをしています。幼児ポピーを長く続けると脳が活性化するということは幼児ポピーの監修を担当する篠原教授(諏訪東京理科大学)により証明されています。「幼児ポピー」の特徴は以下の記事でご紹介しています。
『Z会幼児コース』の特徴
「Z会幼児コース」の特徴を一言で表すならば「体験教材」。「Z会幼児コース」は公式サイトでも
と大きく謳っており、体験型のワーク学習により将来の成長の糧となる学力の伸び幅を育もうというアプローチです。「Z会幼児コース」では「あと伸び力」と読んでいる力です。「Z会幼児コース」では親子での実験や工作、観察などを毎月行いますが、すべて小中学校で学ぶ主に理科や社会の内容がベースになっています。幼児期の楽しかった記憶が知識として定着するのは4~7年後のことです。「Z会幼児コース」の特徴は以下の記事でご紹介しています。
両方の教材の口コミ評判
決め手はお子さんとの相性
お子さんの反応を見るヒント
口コミは賛否両論ですが、決め手になるのは教材とお子さんとの相性です。実際の教材をお子さんにやらせてあげると、お子さんの表情や声の調子がいつもと違うことにお気づきだと思います。その時ママとパパが「やらせてあげたい」と感じた教材がベストです。
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