こんにちは。元幼児教室講師小日向です。
3歳頃から身近にそろえてあげたい知育玩具。知育玩具にはジャンルがあり鍛えられる脳の部位が異なります。数学的センスや算数脳などと最近人気の「脳トレ」おもちゃのご紹介です。
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【このページの目次】
論理的思考力を育む知育玩具
アルゴ(幼児向け)
幼児向け論理力玩具といえば「アルゴ」。日本数学オリンピック協会のおもちゃなだけあって、観察力、記憶力、論理的思考力、批判的思考力など数学センスの基本要素がつまった知育玩具。
どうぶつしょうぎ
幼児がハマるボードゲームといえば「どうぶつしょうぎ」。
脳育パズル ラッシュアワー
「ラッシュアワー」というパズルおもちゃをご存知でしょうか。世界的に有名な”パズルの神様”芦ヶ原伸之氏(ウィキペディアが開きます)考案の脳育パズルです。
「ラッシュアワー」は他の車が停まっている駐車場で赤いマイカーを脱出させるためには、他の車をどう動さなくてはいけないかを考える世界的人気の思考型パズルゲームです。論理的思考で問題を解決する力を鍛えることができます。
家で遊ぶにはかなり小型なおもちゃですが、飛行機の中では好都合! パズルのケースはくぼんでいて、飛行機が揺れてパズルが傾いても少々のことでは自動車ピースは落ちません。カードはケースの下に収納できますし、携帯ケースも付属しています。
付属している問題カード(裏面に解答付き)は4つの難易度のカードが各10枚づつの計40問。小学生ならば初級レベルの10枚は簡単。中級〜上級レベルは手こずるかもしれません。
解答は10手以下で終わるものから50手以上かかるものまでありますので、自分だけの問題を考えるという楽しみ方もあります。パパの方がハマってしまうかもしれませんよ。
ブロック玩具
知育玩具の代表格はブロック玩具。手先を使いながら立体造形物を作り上げる遊びの中では、脳の前頭前野を有効にはたらかせながら想像力や創造力だけでなく発想力や論理的思考力も鍛えられます。
レゴ
レゴは下から順に積み上げていくタイプのブロック玩具。土台をしっかりさせないと大きなものはつくれないという建造物の基本前提を遊びながら感じられるのが特徴。
ニューブロック
下から積み上げていくタイプのレゴに対し、ニューブロックはブロック同士が上にも下にも左右にも自由につなげられるので組み立ての自由度が非常に高いのが特徴。柔らかいプラスチック製なため0歳児からでも楽しく遊べる。
マグネット玩具
近づけるとカチッと音がしてくっつく磁石の特徴に小さい子は夢中になります。マグネット玩具で遊びながら体感できる磁力の性質は理科の学習内容になりますが、理科だけでなく数学的センスも磨けるのが特徴。各パーツが基本図形(三角形、四角形、五角形など)でできており、種類も豊富で正方形と長方形、正三角形と二等辺三角形など小中学校の授業で使う図形はほぼ網羅。磁力の力で図形パーツを立体的に組み合わせて遊ぶので空間把握力や空間認識能力など数学に必要な感覚が鍛えられ、直接的には数学の立体図形問題や展開図問題に強くなることが期待できます。
ピタゴラス
磁石パーツの図形が「面」でできているため作った構造の内側を見ることはできない。「幼児向け」「小学1~2年生向け」「小学3~4年生向け」と幅広い商品展開が魅力で、学校の学習内容にそった図形をよいタイミングで与えることができます。
マグフォーマー
磁石パーツの図形が「線」でできているため作った構造の内側を見ることができる。色が原色でないのが幼児期には残念ポイント。
マグネットブロック
磁石パーツの図形がピタゴラスと同じく「面」でありながら、半透明であるため構造の内側を見ることができるという利点も持つ。カラフルな半透明なので、誕生日やクリスマスには中に電球やろうそくを入れれば幻想的な照明になります。インスタ映えする美しさ。
スロープ玩具
傾斜のある溝に玉を転がして遊ぶタイプの知育玩具。玉が転がるスピードや動きが力学そのものです。実際に玉が転がせる精度の組み立て力が必要になるので、小さい子供にとっては指先をかなり集中させる必要がありますので脳へのよりよい刺激が期待できます。スロープ玩具は組み立てた後の「玉が思い描いたとおりに転がる」という達成感が非常に強く、「もっと高く、もっと複雑なものを」という次への意欲につながりやすく高い集中力が養えます。
キュボロ
天才藤井棋士が遊んでいた知育玩具として有名。対象年齢は「5歳から」とされていますが、乳幼児期に十分に積み木で遊んできたお子さんなら3歳からでも十分に遊べます(ママやパパのサポートは必要ですが)。
クアドリア
キュボロの難点は値段が高いこと。その点を解消できるのがポーネルンド社の「クアドリア」。玉が積み木の中を転がるという空間把握はありませんが、こちらの豪華なセットでキュボロの半額ほど。
くみくみスロープ
クアドリアよりもさらに安いのが「くもんのくみくみスロープ」。軽いプラスチック製なので扱いやすい代わりに、玉が転がるときにブレやすいという欠点も。見どころの大ジャンプは成功率を上げるのにコツが必要かもしれません。
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サイコロには絵が描かれており、サイコロを振って出た絵をつなぎ合わせて物語を作るという即興創作ゲーム。発想力と語彙力が鍛えられます。
お子さんのレベルによって、長編ストーリーにしたり、俳句の型にしたり、英語で遊んでみたり、遊び方は無限大。
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