乳幼児連れ国際線長距離フライトは60回以上。子連れフライトのための体験談を発信中。【子供の飛行機過ごし方対策】シリーズ。今回は、おもちゃやゲームではないけれど「買ってよかった!」「使って大満足!」の機内便利グッズをご紹介します。
【このページの目次】
記事を書いたのはこんな人
子連れで地球を20周!?
僻地赴任や緊急手術のための出国から親戚の海外挙式や家族の海外旅行まで、子連れで外国に出ること60回以上。興味本位で計算したら、飛行機での総移動距離はすでに地球を20周ほどでした。
3人の子どもは面白いくらい発達も性格もバラバラ。「長距離フライトのための親の工夫」は全員に効果があったものから、誰かには効果てきめんだったのに他の2人にはまったく無意味だったものまで。60回の経験を踏まえた個人的な見解ですが、この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
静かに遊んでくれるおもちゃ
何か1つ選ぶなら絶対にコレ
子ども全員がギャン泣きするというトラウマになるくらい辛いフライトを体験したために「ドラえもんひらめきパッド」を買うに至ったのですが、タブレットを買ってからは長距離移動が一変しました。移動は楽だし、勉強にもなるし、最高です!
持ち運びができる知育タブレットおもちゃはとても便利でした。空港でも機内でも本当にお世話になっています。タッチペンが本体に収納できるようになっているのも帰省にはぴったりです。
幼児向け学習タブレット玩具はいろいろありますが、現在のところ「ひらめきパッド」が最も良いと思います。英語を重視するのであれば「カシオキッズワード」がいいです。
「ひらめきパッド」のプログラミング学習ゲームではプログラミングの基本操作を学習できます。プログラミング以外の学習ゲームもひらがなやカタカナ、足し算や引き算などを楽しめ、視覚的に理解を助けてくれるアニメーションならではの解説がとても効果的です。
▼ 3台4万円、大満足しています!
機内で便利な細長いトランプ
1つあるととても便利な「細長いトランプ」。2〜4歳なら数の学習、3〜6歳なら足し算ゲーム、小学生ならトランプゲームで遊べます。飛行機の中でのトランプ遊びは意外とおすすめです。ふだんはトランプなんかには目もくれない子でも飛行機の中でなら楽しめたりします。
1, 2歳乳幼児にオススメ
3〜6歳の幼児にオススメ
小学生にオススメのゲーム
機内を快適にする便利グッズ
耳抜き対策グッズ
2大イヤープラグと言えば、『サイレンシア』と『イヤープレーン』。無料アメニティなどでもらえる普通の耳栓では大泣きする子でも、この2つを使うと「なぜかケロッとしている」と大評判。
子供用耳栓『サイレンシアSサイズ』
『サイレンシア』の方が若干小さめ。
子供用耳栓『イヤープレーンSサイズ』
『イヤープレーン』の方が若干大きめ。
できれば両方を機内へ
「今まで何をしてもダメだったのにウソみたいに痛くない!」という口コミが大部分ですが、それでも、効果がなかったというお子さんは必ずいます。お子さんが大泣きするような場合には、両方を持ち込んで試すのがおすすめです。
ひどくなければガムがおすすめ
お子さんが大泣きするほどではない場合には、おすすめはガムだそうです(小児科医からのアドバイス)。咀嚼には心身を落ち着ける効果があるそうで、飛行機の中ではおすすめだそうです。
もしくは、王道の飴ですが、ガムや飴に誤飲のおそれがある小さなお子さんには、歯固めやラムネ菓子がおすすめだそうです。
ペットボトルホルダー
飛行機の機内は、なんと湿度20%以下というカラッカラの空間です。特に子どもには水分補給が必要です。
機内では、言えばいつでも飲み物をもらえますが、特に水は手荷物検査場を通過してから搭乗前にペットボトルを1本買っておくとママはとても楽です。
ペットホルダーに入れて引っ掛ける
飛行機の中のペットボトルの水をぶら下げておくのに、ペットボトルホルダーが便利です。
こんなホルダーには要注意
海外のペットボトルはサイズが微妙に違ったりもするので、下のようなホルダータイプはペットボトルが入らなかったり、抜け落ちてしまったりすることがあるので注意が必要です。
フックがあればどこにでも掛けられる
さらに、ペットボトルホルダーをかけておくカラビナフックがあると便利です。できれば、家族全員分あると、各自がそれぞれ飲み物を管理できるようになるのでママが楽だと思います。
▲ このカラビナフックは、クルッと回転させるとレストランなどで使えるバッグホルダー になったりと、すごく便利です。
さらに、このカラビナフックにたこ糸を1本結びつけておくと、機内のコート掛けフックやテーブルストッパーなど、ちょっとしたところに掛けておくことができるのでとても便利です。
▲ このコート掛けフックって小さすぎて、以前はまったく用途が分からずにいました。掛けられないなら、掛けられるように紐を持っていけばいいんだ! と思い、たこ糸に思い至りました。
ヘアバンド型ヘッドホン
友人にすすめられて買ってみると、これが大正解! 機内で子どもたちに特に用事もなく「ねぇ〜ママぁ〜」と呼ばれることが格段に減り、私も夫もムダなイライラが激減して、親子での会話をめいっぱい楽しめるようになりました。
イチオシはヘアバンド型
ホッドホンは機内に備え付けているタイプは子どもには使えません。飛行機が揺れたり、子どもがほんの少し動いたりするだけで、すぐにずり落ちてしまいます。
ヘッドホン型は変換プラグを忘れずに
うちは、市販のふつうのヘッドホン型ヘッドホンでは、コードを無理に引っぱったり、眠たくなってきたときに本体を体で押しつぶしてしまったり、結構、壊してしまいました。
機内用変換プラグが必要な機体もありますし。
ワイアレス型ヘッドホンもおすすめ
ヘアバンド型を見つける前はワイヤレスのものを使っていました。子どもたちはとても気に入っていたのですが。
アイマスクとして使っても可愛い!
うちの子はとても気に入っていましたが、かさばるのでヘアバンド型に。眠たくなってきたら、アイマスクとしても使うことができます。
子供用機内持ち込みリュック
子どもも自分のリュックを用意しています。荷造りでは自分のおもちゃやお菓子などは子ども自身に用意させて、空港では自分で持ってもらっています(もちろんお菓子もおもちゃも大部分はママとパパのリュックの中ですが)。自分のもの! という意識のおかげか、機内でも自分で出したり入れたりしてくれます。
以前、スポーツ(山登り)専門店で子どものリュック選びのポイントを聞いたことがあります。子どものリュック選びで大切なのは「軽いこと」「胸の前に留め具があること」だそうです。腰にも留め具があれば体によりフィットするのだとか。例えば、例えばこちらのリュックのように。
子供が寝てくれる神グッズ
飛行機の中で子どもを快適に寝かせてあげるため必要だと思うのは「フルフラットシート型フットレスト」「ネックピロー」「ブランケット」の3点です。より詳しくはこちらをどうぞ。
フルフラット型フットレスト
座席を子どものベッドに!
エコノミーシートをフルフラットにできる神グッズが「子ども用のフットレスト(フライトット”FlyTot”)」です。
同じ用途で、子ども用スーツケースが台になってくれるという画期的なアイテム(ジェットキッズ”JETKIDS”)もあります。
フライトットは参考価格が19,000円ですが、5000円以下で類似品も多く出回っています。
子ども用ネックピロー
子どもだって、やっぱりあった方がリラックスできるそうです。このネックピローは前に大きく膨らむので、すごく首が安定する気がします。
子ども用ブランケット
大きいお子さんにはこちらがおすすめ。サイズはちょうど使いやすい100cm!
赤ちゃんにはこちら。英国キャサリン妃も愛用だとか。
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